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アナログテレビを無理やり終了させて空けた帯域でやってることが、AM局のサイマル放送……。
まあ死蔵されるくらいな利用されているほうがましと思いますが、当時アナログテレビ終了のために尽力した関係者にこれが本当に望んだ未来だったのか感想を聞いてみたいですな。
FM帯にはもともと空きもないわけではないから、べつにVHF-LOW開けなくてもやる気ならできたはず 問題は電波行政のみ2重に腐ってますな
・・・こういった意見を時折見かけます。稀に評論家という方でもいらっしゃいますが、特に東京及びその周辺では、FMは本当に空きがありませんでした。最大の理由がアナログテレビ1ch.です。
隣接局との間隔、これをガードバンドと呼びますが、アナログテレビの場合、およそ5MHzほど必要です。テレビ-テレビであれば1ch飛ばしですから、さほど気にならないでしょうが、FM-テレビであれば意外と大きいですよ。アナログ選局式チューナーをご記憶の方は思い出してください。5MHz分、右から1/3は(アナログテレビ1ch.の映像信号へ干渉するため)使用できないのです。残った左2/3に押し込むことになりますが、強電界地域での受信、受信機のフィルター帯域、イメージ混信などを考慮すると、あれが最大だったと思います。実際、東京近郊ではコミュニティFMの新規開設を、周波数不足を理由に却下していました。
アナログテレビ1ch.が停波したことで、右1/3が使えるようになりました。まずは長年耐えてもらった既存FM局から。InterFM親局が89.7MHzに移動。J-WAVE六本木中継局は88.3MHzに開設。TOKYO FM桧原中継局は86.6MHzに開設。それぞれ事情と思惑は異なりますが、これで先住民に納得していただいて。次に、却下していたコミュニティFM。経済環境が変わって少なくなりましたが、それでも数局が開局または開局準備にこぎつきました。将来の臨時災害FMを考えると、受信機によって聞けるかどうか分からない帯域は割り当て出来ませんから、恐らく76-90MHzは温存するでしょう。そうすると仮にもAMでリーチしている局が、これらを押しのけて使用する大義名分が立ちません。そこでニッポン放送は、エフエム東京がVHF-Lowを使いきれないと踏んで、こじ開けたのです。
#ちょっと陰謀風味に盛ってみました。
関係する人々が少し妥協しながらwin-winになるよう、うまくできた政策だと思います。電波行政は素人目にしてもダメ手というのもままありますが、全否定するほど酷くはないのです。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
死蔵されるよりましだとは思うけど…… (スコア:5, すばらしい洞察)
アナログテレビを無理やり終了させて空けた帯域でやってることが、AM局のサイマル放送……。
まあ死蔵されるくらいな利用されているほうがましと思いますが、当時アナログテレビ終了のために尽力した関係者にこれが本当に望んだ未来だったのか感想を聞いてみたいですな。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
FM帯にはもともと空きもないわけではないから、べつにVHF-LOW開けなくてもやる気なら
できたはず 問題は電波行政のみ
2重に腐ってますな
Re:死蔵されるよりましだとは思うけど…… (スコア:1)
・・・こういった意見を時折見かけます。稀に評論家という方でもいらっしゃいますが、特に東京及びその周辺では、FMは本当に空きがありませんでした。
最大の理由がアナログテレビ1ch.です。
隣接局との間隔、これをガードバンドと呼びますが、アナログテレビの場合、およそ5MHzほど必要です。テレビ-テレビであれば1ch飛ばしですから、さほど気にならないでしょうが、FM-テレビであれば意外と大きいですよ。アナログ選局式チューナーをご記憶の方は思い出してください。5MHz分、右から1/3は(アナログテレビ1ch.の映像信号へ干渉するため)使用できないのです。
残った左2/3に押し込むことになりますが、強電界地域での受信、受信機のフィルター帯域、イメージ混信などを考慮すると、あれが最大だったと思います。
実際、東京近郊ではコミュニティFMの新規開設を、周波数不足を理由に却下していました。
アナログテレビ1ch.が停波したことで、右1/3が使えるようになりました。まずは長年耐えてもらった既存FM局から。InterFM親局が89.7MHzに移動。J-WAVE六本木中継局は88.3MHzに開設。TOKYO FM桧原中継局は86.6MHzに開設。それぞれ事情と思惑は異なりますが、これで先住民に納得していただいて。
次に、却下していたコミュニティFM。経済環境が変わって少なくなりましたが、それでも数局が開局または開局準備にこぎつきました。将来の臨時災害FMを考えると、受信機によって聞けるかどうか分からない帯域は割り当て出来ませんから、恐らく76-90MHzは温存するでしょう。
そうすると仮にもAMでリーチしている局が、これらを押しのけて使用する大義名分が立ちません。そこでニッポン放送は、エフエム東京がVHF-Lowを使いきれないと踏んで、こじ開けたのです。
#ちょっと陰謀風味に盛ってみました。
関係する人々が少し妥協しながらwin-winになるよう、うまくできた政策だと思います。電波行政は素人目にしてもダメ手というのもままありますが、全否定するほど酷くはないのです。