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ソニー、フルHDで1,000fpsの撮影ができるスマホ向けCMOSイメージセンサーを発表」記事へのコメント

  • 撮像素子にDRAMを一体化という技術自体は、コンデジ向けの1型センサーでは2015年に発売されたRX100 IVなどで実用化済 [www.sony.jp]ですね。
    それまでは、裏面照射型で「撮像素子と信号処理系を積層」してたレベルだったのに対し、「DRAMまで積層化した3層構造」なのが今回新しいところで、そのおかげで小型化してスマホ向けに降りてきそうって感じでしょうか。

    1000fpsはどーでもいいですが、この動作原理だとローリングシャッター現象は無くなるので、その点でかなり期待。
    今時のスマホって、画素数などのカタログスペックだけならコンデジと遜色ないですし、制止画撮影なら確かにきれいなんですけど、動画撮影するとダメダメなんですよね。ローリングシャッターでゆがみまくり。動体を撮影したりカメラを振り回すような撮り方をしたムービーを見ると酔いそうになります。あれで満足できるのが信じられません。

    • by Anonymous Coward on 2017年02月11日 12時29分 (#3159424)

      機能的には既にSONY自身が実現してたものですが、技術的には全く異なります。

      RX100M4のセンサーはこんな感じ。
      http://image-sensors-world.blogspot.jp/2015/06/more-details-on-sony-fa... [blogspot.jp]
      パッケージの裏にDRAMをくっつけているだけで、所謂2.5D実装というやつです。
      最近のハイエンドGPUで使用してるHBMと同じです。
      この方法だと再配線基板を用いる大型センサーには使えるのですが、裏面すべてが端子になるような小型センサーには使えません。

      今回のはここ見ると、本当にウエハレベルで3層積層してる3D実装のようです。
      http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1042881.html [impress.co.jp]
      CPU/GPUでもこれが最高性能を実現できることは分かっているのですが、コストや技術面の問題でまだ実現できていません。
      それをイメージセンサーで先に実現してしまうとは驚き。
      SONYの場合、学会発表するのは製品化が完了した後のものだけなので、もう量産できるレベルなんでしょうかね。
      DRAMはこのセンサー専用に作る必要があるはずですが、DRAMメーカーを動かせるのもCISトップの強さを感じます。

      親コメント

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