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ホバーボード飛行距離の世界記録保持者、フランス当局から暫定的な飛行禁止を命じられる」記事へのコメント

  • 技術的には航空機として扱うべき水準に達しているということでしょ。
    踏むべき手順を踏んで堂々と商品化すりゃいいのに、という考えは無粋なのかな。

    商売バリバリ進めるくせに安全対策も取らずルールも守らずじゃぁね・・・・・

    • by Anonymous Coward on 2017年03月18日 18時31分 (#3178780)

      問題点が2つあってごっちゃになってる。

      1)航空機の操縦士資格を持たない人が航空機を操縦したこと
      2)航空機としての安全性がクリアされていないこと

      少なくとも問題点の1つ目については、Franky Zapata氏が適切な資格を持っているならそれを提示すればいいだけなので、それをしていないのなら資格を所持していないことは合理的に推測できるし、それ故に無資格飛行の誹りを受けるのは致し方がないことだと思う。

      Flyboard Airの飛行テストに対しては、住民から騒音や風などへの苦情も出ていたようだ。民間航空総局は数か月にわたってZapata氏と話し合ってきたが、Zapata氏が事故防止のために十分な対策を行わなかったという。さらに、民間航空総局ではZapata氏が乗務員や操縦士としての試験を受ける必要があるとも述べている。

      上記の推測は引用した内容とも矛盾しないし、ほぼ間違いないだろう。民間航空総局(おそらくフランスなのでヨーロッパ圏内を管轄してるECAC(欧州民間航空会議)なんだろうけど。
      ところで、上記の引用から察するに、この書き方だと疑念というか、下手すると同氏は「必要なところに話を通していない」可能性もある(後述)。

      一旦話を戻しつつ、2つ目のほうの問題点に関して。
      根底の問題として「ホバーボードは航空機に該当するや否や」という話題は出るかもしれないが、たとえばICAO(国際民間航空機関)は航空機の1カテゴリである「ジャイロプレーン」を以下のように定義している。

      The category of aircraft was a gyroplane. (Gyroplane)
      A heavier-than-air aircraft supported in flight by the reactions of the air on one or more rotors which rotate freely on substantially vertical axes.

      (例としてこの資料(PDF注意) [icao.int]から引用。だいたい航空機についてはほぼ同じ表現で統一されていた筈)
      キャンペーンの動画を見る限り、ホバーボードは下方向にローターで空気を吹き出して飛んでいるように見受けられるから、これの辺に該当する機器だろうと思う。数センチ程度の浮上ならともかく、数メートルまで上がってたらそれはもう間違いなく航空機とカウントされても仕方ないだろう。
      そうすると本来、それを飛行させようと思ったら、前述のECACではなく、そういった検査を管轄しているEASA(欧州航空安全庁)の方で航空機としての承認を取らなきゃいけないのだが、それを彼らは完全にスルーしてるんじゃないだろうか。だって記事をざっくりだけど見た限り、EASAの話が全然出てこないんだもん。(フランス語苦手だから見落としている可能性はある、そうだったら申し訳ないが)
      ただ、だとしたらECACといくら話しても「話が進まない」のは当たり前だ。何しろECACは航空機を(その安全性をチェックして)認証する権限を持っていないから、「EASAでチェック受けてこい」としか言えない筈であって、平行線以上のものにはならない。
      それなのに話題にECACしか出てこないあたり、根本的に氏(や、その周囲でプロジェクトに携わってる人)に、「航空機を作って認証受けて飛ばすにはどうしたらいいか」という点に関して本当にド素人しかいなくて、本当にノリだけでプロジェクトを進めている可能性もある。
      (いや正直、自分も専門家にはほど遠い存在だから、航空機の耐空証明取ってこいと言われたら「無理です」って即答するだろうけど)

      ベンチャーなんだからちょっとぐらい大目に見てやれって声もあるかもしれないけど、ちょっと考えて欲しい。
      たとえば海外の要人が来てパレードしてるところに、こんなモノが突っ込んできて、しかも操縦者は腹にダイナマイト巻いてたらどうなるよ。
      危険なこと甚だしくて、そりゃ関係各所もピリピリすると思うんだ。しかも前述のように「必要な法的手続きを踏んでいない」プロジェクトだと、いわゆる「法務部門」的なモノがプロジェクトにしっかりついていない所以であることは想像に難くない。
      そんなベンチャープロジェクトの出資者にテロリストが含まれている可能性を気にする人がいれば、とりえあず全力で潰しに行くのは当たり前だし、そこでキャンペーンとかやっても神経を逆なでするだけじゃないかなぁ、と思うんだがね……。

      • by Anonymous Coward

        おそらくZapata氏が目指すものは(そして多くの人が未来に存在してほしいものは)、
        ・空中移動手段
        ・現状の自動車より安全(=事故率が低い)
        ・子供から年寄りまで使える(=免許不要)
        …を満たすもの。

        それを実現するのに最初に実験するために安全性やらパイロット免許やら準備する金も時間もないのだろうなというのだけはわかります。

        • by Anonymous Coward on 2017年03月18日 23時53分 (#3178903)

          アプローチが悪いんだよなぁ。

          都市部を無許可で飛行していると言われたそうだ。

          Flyboard Airの飛行テストに対しては、住民から騒音や風などへの苦情も出ていたようだ。

          まず墜落しても(墜落した本人はどちらにせよ無事で済まないにせよ)周りに迷惑がかからず、また騒音問題等にもならないような場所で十分実績を積んでそれをアプローチすべきなんだよ。
          それで「お、そこまで安全になったのか」って世間のコンセンサスを取って、はじめて

          おそらくZapata氏が目指すものは(そして多くの人が未来に存在してほしいものは)、
          ・空中移動手段
          ・現状の自動車より安全(=事故率が低い)
          ・子供から年寄りまで使える(=免許不要)
          …を満たすもの。

          みたいなものを認可するにはどうしたらいいか、って話になると思う。

          現状じゃ違法行為繰り返して、しかも赤の他人にまで危険をばらまいてるテロリストでしかなくて、たとえ目的が崇高でもそんなの理解も同調もされるはずがないのは致し方ないこと。

        • by Anonymous Coward

          「最初に実験するために安全性やらパイロット免許やら準備する金も時間もない」
          のうち「金も時間もない」はZapata氏の個人的な都合でしかない
          違法で危険な実験を繰り返して良い免罪符にはならない

          免許の用意すらできないほど金と時間に困ってスポンサーもつかないというなら、
          Zapata氏のなすべきことは違法行為に走ることではないだろう

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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