パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

GhostscriptがGNUプロジェクトから脱退」記事へのコメント

  • GNU not GPL (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2003年05月21日 18時07分 (#320398)
    GPLライセンスに従って配布されているのが、GNU版って訳じゃ
    無いんですね。そのへんの区別が、いまだについてません。

    GNUプロジェクトからは抜けるが、GPL配布版は作り続けると。

    開発者側、GNU側、利用者側のメリットデメリットについて、
    親切な方解説して頂けると助かります。
    • Re:GNU not GPL (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2003年05月21日 21時23分 (#320516)
      自分の書いたソフトウェアにどんなライセンスを適用するかは、まったく自由です。ですので、GPL を適用するのも自由ですし、BSD ライセンスを適用するのも、「コピー禁止。一台にしかインストールしちゃだめ」というライセンスを適用するのも自由です。この場合、著作権は依然、自分にありますし、どんなライセンスを適用するからといって特定の団体と契約を結んだりということは全くありません。自分ひとりでできます。

      GNUプロジェクトの一部ってことは、それとは異なり、著作権をGNUに譲るというかたちになります。ですので、著作権を譲るという契約を、GNUと結ぶことになります。こっちは、ひとりではできません。

      で、メリット・デメリットといえば...

      開発者にとっては、自分のソフトウェアをGNUプロジェクトの一部にすればGNUを支援することになるとか、GNUのネームバリューでユーザーが増えるかもしれないということだと思います。

      GNU側にとってみれば、GNUの目的や運営に賛同してくれるソフトウェアが増えるという意味になります。もちろん、GNUが開発目的とする「GNUシステム」が充実するという意味もあります。

      利用者にとってみれば、GNUプロジェクトはその目的や行動指針を明確にしているので、GNUソフトウェアはそれから外れた行動をとる(たとえばバージョンアップ時にフリーソフトウェアでなくなる)ことはないだろうという安心感があります。

      親コメント
      • 開発者にとっての利点が少ないと判断したからこそ
        GNUプロジェクトからの脱退宣言が出たのだと思います。

        少なくとも #320516 の書き込みで挙げられてるメリットは
        すべて利用者のメリットでしか無いと思います。

        開発者側のメリットとしてあげるのもがあるとすれば
         GNUプロジェクトに貢献したという満足感
        ぐらいじゃないでしょうか?

        一方、開発者側のデメリットを挙げる
        たとえば
        ・ライセンスの問題をものすごーく厳密に考えなければいけない。
        ・すでに動いているソースコードがあっても、
         ライセンス的にグレーな部分があれば、
         書き直さなければいけない。
        など等と、きりがないです。

        これだけのコストを払っている割には、たいしたメリットも無いので、脱退するのでしょう。

        あと個人的にGPLでソースを公開している立場から言わせていただくと、GNUものに対して安心感を持たれているならば、それは錯覚です。
        安心感は他人から与えられるものではありません。 自分で
        確保するものです。GPLはそのためのライセンスです。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2003年05月22日 10時37分 (#320836)
          一方、開発者側のデメリットを挙げる
          たとえば
          ・ライセンスの問題をものすごーく厳密に考えなければいけない。
          ・すでに動いているソースコードがあっても、ライセンス的にグレーな部分があれば、書き直さなければいけない。
          など等と、きりがないです。
          そうですね。このへんかなり厳密なことを要求されるので、面倒です。

          ただ、こういうことを言いっぱなしだと「こういう要求は本来不要なはずだし、こんなことを要求されるのはRMSが偏屈だからだ」といったしょうもない誤解を広めかねないので、言っておきますが、それは必要なことです。

          GNUに対して攻撃しようと思ったら、協力者を装ってライセンス的にグレーなコードを寄付し、「協力者」もろとも裁判で訴えて莫大な賠償金を要求する、という方法があります。その危険を避けるためです。

          これだけのコストを払っている割には、たいしたメリットも無いので、脱退するのでしょう。
          メリット・デメリットのどちらが大きいかの判断は、各人の考え方や価値観に依存する、主観的なものです。メリットのほうが小さいことをあたかも客観的事実のように書くのは、いただけません。
          あと個人的にGPLでソースを公開している立場から言わせていただくと、GNUものに対して安心感を持たれているならば、それは錯覚です。 安心感は他人から与えられるものではありません。 自分で 確保するものです。GPLはそのためのライセンスです。
          どのような点が安心できないのでしょうか? 私は、著作権者はライセンスを自由に変更することができるので、GPL なソフトウェアもバージョンアップの際にそうでなくなってしまう、という可能性(利用者から見ると危険性)について言ったつもりです。ライセンスを自由に設定できる著作権者を、ライセンスによって「確保」なんてのは本末転倒です。
          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2003年05月22日 22時51分 (#321207)
          タレコミにリンクされているMLのスレッドを見るとわかるけど、Ghostscript開発側は
          一方、開発者側のデメリットを挙げる
          たとえば(以下略)
          というようなことはそんなに問題にしてない(もちろん手間がかかるのは認識してる)。

          それよりも妥協できなかった点としてRaph Levienが述べているのは、GNU版に同梱される文書の中にAFPL版とGNU版とで共有しているbug trackerへのポインタを含めることができなかったことにある。開発者側としては、たとえGNU版で発見されたバグでも一早くAFPL版でその修正をしたかったということらしい(もちろん1バージョン後にはGNU版にもそれが反映される)が、Stallmanはそれを認めようとしなかったようだ。文書(や場合によってはソースコード)を2種類用意した挙句、GNU版とAFPL版とでそれぞれバグ管理するのは手間もかかるし混乱もするし、さすがにちょっとやってられんということらしい。
          親コメント
          • コメントしてくださった皆さんありがとうございました。色々、
            勉強になりました。

            GNU版で見つかった(あるいは修正されたパッチ等も?)バグは
            GNUの物であるから、って感じなんでしょうか?

            ストールマンは、一番何を懸念して認めなかったんですかね?
      • by Anonymous Coward
        GNUプロジェクトとGPLソフトウェアの区別をしていない人、多いよね。

        GNUプロジェクトになるメリットとしては、他にも
        その広いミラー配布に乗じることが出来るのも大きいかもね。
        でもいまはネットワーク関連のリソースは豊富だからそうでもないかな。

        その他、なんらかの支援もGNUからはあるんだろうか。

にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

処理中...