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九州全域で照明がちらつく「電圧フリッカ」発生、太陽光発電設備の普及が原因」記事へのコメント

  • 何度読んでもピンと来ない
    秀逸な解説をどなたか…

    • by Anonymous Coward

      正確に説明しようとすると逆にわかりにくくなるので、非常に荒っぽく言うと

      無効電力が発生する状況というのは、交流の電圧の位相と電流の位相がずれが生じている状態
      位相ずれがなければ、いろんなものごとを原理的に位相ずれの発生しない直流と同じに簡単に扱えるのだが、位相ずれがあると(直流には無い)交流独特の問題が発生するので技術的に面倒

      • by Anonymous Coward

        タイポ訂正 → 無効電力が発生する状況というのは、交流の電圧の位相と電流の位相のずれが生じている状態

        九電の「太陽光発電施設に備えられている保護機能によって電線路に注入される無効電力が直接の原因」という説明は分かりやすく説明しようとして、逆に分かりにくくかつ誤解を与えるようになってるのではないか?
        太陽光発電施設が意図的に電力系統に妨害を与えているかのような表現だが、これは力率の良くないスイッチング方式の電源全般の問題であって、太陽光発電施設だろうがそうでなかろうが淡々と(?)技術的に解決すべきことではないのか?
        パワーエレクトロニクスには素人なので、詳しい人がいたら教えてください

        • by Anonymous Coward on 2017年05月08日 20時20分 (#3207067)

          詳しくはないのですが……

          例えば何らかの事故で送電線が切れて地面に落ちたとします。(これを地絡事故といいます)
          これによって地絡電流という普段は流れない電流が流れるので、変電所ではこれを捉えて、
          事故が起きた送電線につながる遮断器を解放します。(電気の流れを遮断します)

          万が一、切れた送電線に触る人がいたら感電してしまいますし、
          送電線を直すのにも、一旦電気を止める必要がありますからね。

          さて、全ての電気が変電所から需要家への一方通行に流れるのであれば
          変電所で電気の流れを遮断してしまえば済む話です。
          ところが、分散型電源(太陽光発電等)の登場により、逆方向の電気の流れが生じる事になりました。

          送電線が切れた箇所と需要家の間に太陽光発電所があったとしたらどうなるでしょう?
          変電所で電気の流れを遮断しても、完全には電気の流れを遮断できませんね。

          火力発電所――――変電所――――X X――――太陽光発電所――――需要家

          こんな感じで切れた送電線の向こう側に太陽光発電所と需要家がいたら電気の流れを遮断できないわけです。

          ところで、事故が起きるまでは太陽光発電所と火力発電所は2人で需要家を支えていたわけですが、
          送電線が切れてしまったことで、火力発電所とは手が切れてしまいました。
          重い荷物を2人で持っていたのに突然1人が手を離してしまったようなものですね。

          このような場合、電圧や周波数に急峻な変化が生じます。
          太陽光発電所ではこの変化を捉えて自分の所にある遮断器を作動させます。
          こうして事故区間が無事に無電圧の状態になることができるわけです。

          常時、無効電力の周期的に変化させておくと、この事故時の変化がより検出しやすくなるという特性があります。
          分散型電源が少なかった時代は一箇所あたりの注入量が多くても、火力発電所等の方がとても大きかったので
          その変動は無視できる程度のものでした。

          ところが、分散型電源が増加し、結果的に電力系統に注入される総量が増加した事で、
          それによる変動が無視できなくなりました。
          注入量を減少することでとりあえずの対処はできます。
          ですが、ここまで読んだ方であればピンとくるでしょう。そう、事故発生時の検出感度が鈍ります。

          個人的な感想ですが、たぶん、抜本的な解決は難しく、いかに問題を緩和するかが焦点になるのではないでしょうか。
          自動車と交通事故を例に出すまでもなく、あらゆる事柄においてリスクがゼロという事は珍しく、
          利便性がリスクを十分に上回っていればリスクを受容するのが社会というものです。

          あとは、分散型電源の数が増えた事で、事故発生時の制御が難しくなりそうな事でしょうか。
          人間でも人数が少ないより、多いほうが強調を取るのが難しくなる傾向にありますからね。

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          • > あとは、分散型電源の数が増えた事で、事故発生時の制御が難しくなりそうな事でしょうか。
            いっときバズワードだった「スマートグリッド」とは一体何だったのか?

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              全てが一企業の裁量下にあるのであれば社長の号令一下で皆が動きますが
              複数の企業がしのぎを削る状況ではなかなか難しいのではないでしょうか。
              そこは政府が目を光らせて「ちゃんとやらないとお仕置きするよ?」とやる他ないところでしょうね。

            • by Anonymous Coward

              全員討ち死にした。

              そもそも発生即消費(熱転換含む)の電力をコントロールしようって発想がね…。
              しかも実態は単なる数字合わせの機能だし(電気には色もIPアドレスもないから)、
              実電力網では役に立たない技術ばっかりだよ。

          • by tho (23328) on 2017年05月08日 23時45分 (#3207186)
            ありがとうございます。大変わかりやすいです。

            > 常時、無効電力の周期的に変化させておくと、この事故時の変化がより検出しやすくなるという特性があります。

            なるほど、異常の検出のために無効電力を注入していたわけですか。
            当方交流理論の知識は多少ありますが、九電の説明では、無効電力を注入する理由の説明がなく、さっぱりわかりませんでした。
            無効電力を注入というのも変な表現だなと思いましたが、そういう理由なら注入という感じですね。
            親コメント

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