アカウント名:
パスワード:
病気の進行を止めるという話じゃないの、これ?病状が進行してしまった患者が回復するわけではない。
しかも神経毒を与えて人工的にパーキンソン病を引き起こしていたマウスで、その神経毒の効果が無くなるという話で、人が罹るパーキンソン病は神経毒が原因で起きるわけじゃなし、これで進行が止められるかどうかもあやしい。
まあまだ可能性があるって言ってる段階だし、それはいいんだけど。病気の進行を止めることを治療とは言わないの?
治療(ちりょう)とは、病気やけがをなおすこと。病気を治癒させたり、症状を軽快にさせるための行為のことである [wikipedia.org](出典 デジタル大辞泉)
今回の方法は、病気を治癒させないし、症状を軽快にもしない。症状をこれ以上悪化しないようにするだけ。
延命治療 [kotobank.jp]
根治や回復の望めない終末期の患者に、できるかぎり生命を維持し延命を図ろうとする治療。
っていう言い方もあるしね。
治療じゃなきゃなんというのか?姑息治療?
おっしゃることは全くもって妥当なんですけど、今としては「ほっといたら酷くなる状況を緩和する」とか「死亡までの期間を長くする」、ひいては「死亡までの期間を延ばすことはできずとも、そこまでの心理的・身体的負担を軽減する」あたりまで含めて、広義の「治療」と呼ぶこともあります。「ほっとくよりはマシ」なのは全部治療ってことでいいよ!くらいの感覚(というか、それを示す新語を作る気はない)。
今回の場合は(もし実際のパーキンソン病に対して効果があったとしても)、治療法ではなく予防法なのではないか。
似たような話に、映画にもなった「ロレンツォのオイル [wikipedia.org]」がある。
オードネー夫妻によって発見されたこのオイルは、ALD(副腎白質ジストロフィー)の進行を止める働きがある。映画の影響もあってこれを「治療法」と勘違いしてALD患者の子供に服用させる親が大勢出てきたが、当然のごとく何の治癒効果も得られないことから、夫妻が詐欺師呼ばわりされるなど、一時期すったもんだの騒ぎがあった。
現在では、ロレンツォのオイルにはALDの治癒効果は無いが、発症を防ぐ予防効果はあるということで、スクリーニングでALDの初期段階にあると判った子供達に予防薬として与えられるようになっている。
パーキンソン病は延命治療も存在せず対症療法のみ。
ドキシサイクリンで延命治療の可能性が示唆された。
神経毒(6-OHDA)の実験だけでなく、αシヌクレインの研究でもドキシサイクリンは有効性を示している。
既存の対症療法よりも安全な可能性。
ドキシサイクリンは低用量で良いと強く示唆された。20〜40mgというのは欧米で認可されている最小の1錠だからであって、研究結果は1mg以下でも十分と示している。
日本では50mg剤と100mg剤しか認可されていない。
ドキシサイクリンは50mgでも安い。全額負担でも50円くらいで、3割負担だと15円。それがさらに安くなる。1mgだと1円以下。100mgの卸売価格が1〜2円。
医師の判断次第では今日からでも治療に使用できると考えてOK?
> パーキンソン病は延命治療も存在せず
そら「パーキンソン病は、それ自体で生命を落とす疾患ではない [wikipedia.org]」ってんだから、延命治療法は存在せんわなw
なるほど、じゃあその「医療行為によって進行を止めるという行為」は何て言うのかね?
ボケが進むという病状を抑えて常人並の状態に戻してるんだから「治療」と言えると思うんだけど、それが治療でないなら再発して根治ができないものだって治療とは言えなくなりそうだな。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
ソースを見ろ -- ある4桁UID
治療じゃなくて (スコア:-1)
病気の進行を止めるという話じゃないの、これ?
病状が進行してしまった患者が回復するわけではない。
しかも神経毒を与えて人工的にパーキンソン病を引き起こしていたマウスで、その神経毒の効果が無くなるという話で、
人が罹るパーキンソン病は神経毒が原因で起きるわけじゃなし、これで進行が止められるかどうかもあやしい。
Re: (スコア:0)
まあまだ可能性があるって言ってる段階だし、
それはいいんだけど。
病気の進行を止めることを治療とは言わないの?
Re: (スコア:0)
治療(ちりょう)とは、病気やけがをなおすこと。病気を治癒させたり、症状を軽快にさせるための行為のことである [wikipedia.org]
(出典 デジタル大辞泉)
今回の方法は、病気を治癒させないし、症状を軽快にもしない。症状をこれ以上悪化しないようにするだけ。
Re: (スコア:0)
延命治療 [kotobank.jp]
っていう言い方もあるしね。
Re: (スコア:0)
治療じゃなきゃなんというのか?
姑息治療?
Re: (スコア:0)
おっしゃることは全くもって妥当なんですけど、今としては
「ほっといたら酷くなる状況を緩和する」とか「死亡までの期間を長くする」、
ひいては「死亡までの期間を延ばすことはできずとも、そこまでの心理的・身体的負担を軽減する」あたりまで含めて、広義の「治療」と呼ぶこともあります。
「ほっとくよりはマシ」なのは全部治療ってことでいいよ!くらいの感覚(というか、それを示す新語を作る気はない)。
Re:治療じゃなくて (スコア:1)
今回の場合は(もし実際のパーキンソン病に対して効果があったとしても)、治療法ではなく予防法なのではないか。
似たような話に、映画にもなった「ロレンツォのオイル [wikipedia.org]」がある。
オードネー夫妻によって発見されたこのオイルは、ALD(副腎白質ジストロフィー)の進行を止める働きがある。
映画の影響もあってこれを「治療法」と勘違いしてALD患者の子供に服用させる親が大勢出てきたが、当然のごとく
何の治癒効果も得られないことから、夫妻が詐欺師呼ばわりされるなど、一時期すったもんだの騒ぎがあった。
現在では、ロレンツォのオイルにはALDの治癒効果は無いが、発症を防ぐ予防効果はあるということで、
スクリーニングでALDの初期段階にあると判った子供達に予防薬として与えられるようになっている。
Re: (スコア:0)
パーキンソン病は延命治療も存在せず対症療法のみ。
ドキシサイクリンで延命治療の可能性が示唆された。
神経毒(6-OHDA)の実験だけでなく、αシヌクレインの研究でもドキシサイクリンは有効性を示している。
Re:治療じゃなくて (スコア:2, 参考になる)
既存の対症療法よりも安全な可能性。
ドキシサイクリンは低用量で良いと強く示唆された。
20〜40mgというのは欧米で認可されている最小の1錠だからであって、研究結果は1mg以下でも十分と示している。
日本では50mg剤と100mg剤しか認可されていない。
ドキシサイクリンは50mgでも安い。全額負担でも50円くらいで、3割負担だと15円。それがさらに安くなる。1mgだと1円以下。
100mgの卸売価格が1〜2円。
Re: (スコア:0)
医師の判断次第では今日からでも治療に使用できると考えてOK?
Re:治療じゃなくて (スコア:1)
Re: (スコア:0)
> パーキンソン病は延命治療も存在せず
そら「パーキンソン病は、それ自体で生命を落とす疾患ではない [wikipedia.org]」ってんだから、
延命治療法は存在せんわなw
Re: (スコア:0)
なるほど、じゃあその「医療行為によって進行を止めるという行為」は何て言うのかね?
ボケが進むという病状を抑えて常人並の状態に戻してるんだから「治療」と言えると思うんだけど、
それが治療でないなら再発して根治ができないものだって治療とは言えなくなりそうだな。