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体重83kgの人歩いてたら、290kgに追い越されながら斜め後ろからぶつかられる。ってことか?
追い越すくらいだから、軽快な290kg。小錦か…死ぬな、きっと。
さんざん突っ込まれているけど、コンテナ船の方は総トン数という容積を表す単位で、イージス艦の方は排水量という重さを表す単位らしいよ。NHKは当初、双方総トン数表記で報道していたのだけど、軍艦の方の8315トンは排水量であって総トン数ではない。指摘があったようで、総トン数という表記がはずされたけど、29060トンと8315トンという数字はそのままにしているんだな。
総トン数は船体の重さ、重量トン数が積み荷の重さ、排水量は船体の容積、じゃなかったっけ?
船のトン数の話 [kline.co.jp]によると、
「そう。そしてこの総トン数は船の容積、すなわち船の大きさを表すものなんだ」
なので総トン数は容積のようです。
「この載貨重量トンは、何も積んでいない船に、貨物を目一杯積み込んだ時に、どれだけ船が沈んだか。その沈んだ船体の体積と等しい水の重量で表したものなんだ」
これはOK。
「そうだ。ちょっとこの絵を見てくれるかな。船が水に浮かんでいるときは、水線下の体積と等しい水を排除し、排除された水の重量と船の重量とが同じになるね。この排除された水の量を排水量といい、重量で表したのが排水トン数だ。船が許される最大の深さ(満載喫水)まで沈んだときの重量を、満載排水トン数または、満載排水量(Full Load Displacement)と言うんだ」
なので排水量は重量のようです。
アルキメデスの原理でいうと、排水量ってほぼ「満載喫水線まで漬けた時に押しのける水の量=満載した時の総質量」でしょ。荷物が満載だったらほぼ正確な質量だと思うけど。
http://www.nyk.com/news/2017/1188061_1521.html [nyk.com]
で、日本郵船のプレスリリースによると、1080個のコンテナを積んでたらしいので、排水量が質量と考えても大枠の数字は外れてないと思う。
コンテナ船は排水量ではなく総トン数です…。
総トン数は、貨物船などで「その船にどれだけの荷物を載せられるか」という観点で、体積を重さで表現した数値ですから、「単位が違うけど、概算レベルであれば比較がそれほど無意味なわけではない」かなと思います。
#質量(kg)と重量(kgf)を比較するようなもの?
違います、総トン数は体積を重さで表現した値ではありません。総トン数で言うときのトンは、重量のトンとはまったく別の単位であって、重量への暗示は何もありません。1トンは伝統的には100立方フィート(約2.83立方メートル)です。まったく違う由来の単位が、たまたま発音が一致してしまった、くらいです。容積のトンは酒樽を意味するtunに由来するようです。
軍艦で、艦自体の重量で測るのは、艦を構成する装甲であれ、装備であれ、その軍艦の強さに貢献していると考えるから、重量が大きいほど強力だろう、という尺度です。燃料や弾薬をどの程度参入するかは、軍縮条約などで決まっています。
商船は、船自体がどの程度の大きさなのかは関心がなく、旅客や貨物をどれだけ積めるかが船の評価を決めるので、旅客や貨物を積む部分の容積で評価します。これに基づいて入港料や税金などが決まります。
基準が容積になる以前は、甲板の面積で決めていた時代があるそうで、船腹がやたらと膨らんで甲板をできるだけ狭く造った課税対策が流行し、航洋性に問題が出たため、容積基準になった経緯があるようです。南蛮船を描いた絵巻物とかで、変な形の船があるのは、そういう理由です。
> 容積のトンは酒樽を意味するtunに由来するようです。
重さのトンも「酒樽を意味するtunに由来」するのは同じですよ。酒樽1個分の水の重さが、重さの単位としての1トン。酒樽1個の占有体積が、容積の単位としての1トン。
> まったく違う由来の単位が、たまたま発音が一致してしまった、くらいです。は、誤り。
お、なるほど、勘違いしていました。
2.83立方メートルに素直に水を入れると2.83重量トンになりますけど、酒樽をきちんと詰め込めない空白や樽自体の重量まで考慮すると1重量トンくらいになるのか、長い間に容積か重量のどちらかが変化しているのか、興味深いところです。
そういえば、日本でも才数が容積を表す場合と、重量を表す場合があったり
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
重さだけで考える (スコア:2)
体重83kgの人歩いてたら、290kgに追い越されながら斜め後ろからぶつかられる。ってことか?
追い越すくらいだから、軽快な290kg。小錦か…死ぬな、きっと。
Re:重さだけで考える (スコア:1)
さんざん突っ込まれているけど、コンテナ船の方は総トン数という容積を表す単位で、イージス艦の方は排水量という重さを表す単位らしいよ。
NHKは当初、双方総トン数表記で報道していたのだけど、軍艦の方の8315トンは排水量であって総トン数ではない。
指摘があったようで、総トン数という表記がはずされたけど、29060トンと8315トンという数字はそのままにしているんだな。
Re: (スコア:0)
総トン数は船体の重さ、重量トン数が積み荷の重さ、排水量は船体の容積、じゃなかったっけ?
Re: (スコア:0)
船のトン数の話 [kline.co.jp]によると、
「そう。そしてこの総トン数は船の容積、すなわち船の大きさを表すものなんだ」
なので総トン数は容積のようです。
「この載貨重量トンは、何も積んでいない船に、貨物を目一杯積み込んだ時に、どれだけ船が沈んだか。その沈んだ船体の体積と等しい水の重量で表したものなんだ」
これはOK。
「そうだ。ちょっとこの絵を見てくれるかな。船が水に浮かんでいるときは、水線下の体積と等しい水を排除し、排除された水の重量と船の重量とが同じになるね。この排除された水の量を排水量といい、重量で表したのが排水トン数だ。船が許される最大の深さ(満載喫水)まで沈んだときの重量を、満載排水トン数または、満載排水量(Full Load Displacement)と言うんだ」
なので排水量は重量のようです。
Re: (スコア:0)
アルキメデスの原理でいうと、排水量ってほぼ「満載喫水線まで漬けた時に押しのける水の量=満載した時の総質量」でしょ。荷物が満載だったらほぼ正確な質量だと思うけど。
http://www.nyk.com/news/2017/1188061_1521.html [nyk.com]
で、日本郵船のプレスリリースによると、1080個のコンテナを積んでたらしいので、排水量が質量と考えても大枠の数字は外れてないと思う。
Re:重さだけで考える (スコア:1)
コンテナ船は排水量ではなく総トン数です…。
Re: (スコア:0)
総トン数は、貨物船などで「その船にどれだけの荷物を載せられるか」という観点で、体積を重さで表現した数値ですから、「単位が違うけど、概算レベルであれば比較がそれほど無意味なわけではない」かなと思います。
#質量(kg)と重量(kgf)を比較するようなもの?
Re:重さだけで考える (スコア:5, 参考になる)
違います、総トン数は体積を重さで表現した値ではありません。
総トン数で言うときのトンは、重量のトンとはまったく別の単位であって、
重量への暗示は何もありません。
1トンは伝統的には100立方フィート(約2.83立方メートル)です。
まったく違う由来の単位が、たまたま発音が一致してしまった、くらいです。
容積のトンは酒樽を意味するtunに由来するようです。
軍艦で、艦自体の重量で測るのは、艦を構成する装甲であれ、装備であれ、
その軍艦の強さに貢献していると考えるから、重量が大きいほど強力だろう、
という尺度です。
燃料や弾薬をどの程度参入するかは、軍縮条約などで決まっています。
商船は、船自体がどの程度の大きさなのかは関心がなく、
旅客や貨物をどれだけ積めるかが船の評価を決めるので、
旅客や貨物を積む部分の容積で評価します。
これに基づいて入港料や税金などが決まります。
基準が容積になる以前は、甲板の面積で決めていた時代があるそうで、
船腹がやたらと膨らんで甲板をできるだけ狭く造った課税対策が流行し、
航洋性に問題が出たため、容積基準になった経緯があるようです。
南蛮船を描いた絵巻物とかで、変な形の船があるのは、そういう理由です。
Re: (スコア:0)
> 容積のトンは酒樽を意味するtunに由来するようです。
重さのトンも「酒樽を意味するtunに由来」するのは同じですよ。
酒樽1個分の水の重さが、重さの単位としての1トン。
酒樽1個の占有体積が、容積の単位としての1トン。
> まったく違う由来の単位が、たまたま発音が一致してしまった、くらいです。
は、誤り。
Re:重さだけで考える (スコア:1)
お、なるほど、勘違いしていました。
2.83立方メートルに素直に水を入れると2.83重量トンになりますけど、
酒樽をきちんと詰め込めない空白や樽自体の重量まで考慮すると
1重量トンくらいになるのか、長い間に容積か重量のどちらかが変化しているのか、
興味深いところです。
Re: (スコア:0)
そういえば、日本でも才数が
容積を表す場合と、重量を表す場合があったり