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FBIの逆クラック捜査」記事へのコメント

  • と、いうか (スコア:2, 興味深い)

    by oyaoya (3441) on 2001年10月25日 13時17分 (#32578)
    おとり捜査というのは常に、犯罪者を捜査側がだます要素と、その捜査側の行動がそれ自体としては違法行為である要素を含みます。後者の点から、捜査側の行為自体を訴追しなくてはならなくなるというあたりが、日本でおとり捜査が行なわれない理由。

    しかし一方で、「他に有効な捜査の手段がない」「犯罪の危険性が非常に高い」場合は、おとり捜査のようなダーティ・トリックを使っても仕方ない、というのもほぼ世界の常識。日本でも麻薬関連事件については法律の明文でおとり捜査が認められています(捜査官の免責が規定されている)。

    問題は、「どんな捜査の手段があるか?」「何が危険な犯罪か?」に関する常識は国ごとにさまざまである、ということ。アメリカでは伝統的におとり捜査の合法性は非常に広く認められてきたので、今回のケースぐらいで「FBIが犯罪を犯した」と主張しても「業務上の正当行為」(例: 医師が手術の際に患者の体を切開するのは形式的には傷害罪を構成するが、業務上の正当行為なので免責される)と片付けられてしまうでしょう。

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    Takehiro OHYA

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