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>> どれだけAIが進化しても将棋そのものが完全に解明されることは理論上ありえない
そんなわけないと思うんだが...
無限とも言えるあらゆる局面の最適解が解明される可能性はゼロではないが、そこらの暗号解析に匹敵する難易度になるし、出そろったとして、それは人工知能じゃなくてデータベースのお話よねという事に。
「眼前の局面に対して」「リアルタイムで」「制限時間内に」「最適解を計算する」という意味なら、まあ現状いくつのブレイクスルー必要になるんだよという意味で有りえんと言ってもいいのでは。
先手なら必ず勝てるとかの必勝法が導き出されたら「解明」されたことになるのかな。
必勝法自体が巨大な一つの定石になりそう。人間の脳みそに収まらないから定石じゃないとは言えないはず。
存在しうる任意の局面において、そこからの「何故この手が良くてこの手がダメなのか」を人間が理解できる論理で説明し、最善手を指南できるようになったら、完全解明と言って良いんじゃね。
そんなの説明してもらう人間の能力に依存してるじゃん。お馬鹿な人間はどうやったってこの手は理解できないよってのもあるかもしれない。
将棋の局面って無限というほど多くないのでは。
駒が合計40個。それぞれの駒の取りうるステータスは
・先手/後手(2通り)・位置(9×9+駒台=82通り)・成/不成(2通り)
しかないので、たかだか 328(2×82×2)の40乗。成れない駒があるし、盤上の同じ位置には複数の駒は置けないからもう少し小さくなる。
このすべての「局面」に対し、一意に次に指すべき手が決まれば完全解明。
諸々含めてより厳密に計算したところ、10^72のオーダーでした。まだ考慮できていない点は、- 盤面上がすでに詰んでいる- 二歩などがあります。
もっと少ないと思って計算してみたのですが、意外とこんなもんか...
持ち駒に何があるかで局面が変わるから328(2×82×2)の40乗では、収まらないんだなぁ・・・
「+駒台」の部分が持ち駒ですよ。むしろ駒台の上で成っているとか同じ場所に駒が重なっているとか玉が盤面にないとか玉が両方一方の手駒になっているとか、発生し得ないパターンも含んでいるので局面数はコレより下がるはず。
将棋が大変なのは持ち駒が原因ってのは正しいですけど、その意味は「持ち駒を何処に打つかの選択肢が多い」「駒の総数が減らず後々まで戦局に影響を与える」等が原因です。これは先読みの難易度や計算量が増大することを意味するだけで、全ての局面に対して最適解を決定出来た場合には先読み自体が不要なため影響しない要素です。
先読みの計算量は、合法手の数の先読み手数乗となるため、合法手の数が多いと一気に爆発します。
千日手も厳密に考慮するには盤面の履歴も必要になりますね
全局面計算済みの同一AI同士が戦ったとしたら千日手を判断するのはプレイヤーではないので、AI自体は気づかず無限ループしてるだけですから必要なさそうですね。AIは最良と思う手を指し続けるのみ。
連続王手の千日手は反則なので、王手される側が連続王手の千日手に持ち込んで勝つとか、それを避けるために一旦王手以外の手順を入れて千日手引き分けに持ち込むとか理論的にはありえそうな気がします
で、なぜか最後の審判 [biglobe.ne.jp]の局面に落ちてしまって、AIのルール解釈の違いでおかしくなると。
全局面での必勝となる1手のデータベースか、どの状態でも適用可能なレベルまで分割・細分化した定石の組み合わせで必勝法を構築できれば、「将棋そのものが完全に解明された」って表現できるとして。前者は完全にデータベースだけど、後者はエキスパートシステムの類と見なせばれっきとした人工知能の一種になるかと思います。
後者の定石や定石の関係を出力するような学習系が実現されたら面白いんだけどそういうのはあるのかしらん?
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
これ、ほんと? (スコア:0)
>> どれだけAIが進化しても将棋そのものが完全に解明されることは理論上ありえない
そんなわけないと思うんだが...
「将棋そのものが完全に解明される」の定義がわからん (スコア:1)
無限とも言えるあらゆる局面の最適解が解明される可能性はゼロではないが、
そこらの暗号解析に匹敵する難易度になるし、
出そろったとして、それは人工知能じゃなくてデータベースのお話よねという事に。
「眼前の局面に対して」「リアルタイムで」「制限時間内に」「最適解を計算する」
という意味なら、まあ現状いくつのブレイクスルー必要になるんだよという意味で
有りえんと言ってもいいのでは。
Re:「将棋そのものが完全に解明される」の定義がわからん (スコア:1)
先手なら必ず勝てるとかの必勝法が導き出されたら「解明」されたことになるのかな。
Re: (スコア:0)
必勝法自体が巨大な一つの定石になりそう。人間の脳みそに収まらないから定石じゃないとは言えないはず。
Re: (スコア:0)
存在しうる任意の局面において、そこからの「何故この手が良くてこの手がダメなのか」を人間が理解できる論理で説明し、
最善手を指南できるようになったら、完全解明と言って良いんじゃね。
Re: (スコア:0)
そんなの説明してもらう人間の能力に依存してるじゃん。
お馬鹿な人間はどうやったってこの手は理解できないよってのもあるかもしれない。
Re: (スコア:0)
将棋の局面って無限というほど多くないのでは。
駒が合計40個。
それぞれの駒の取りうるステータスは
・先手/後手(2通り)
・位置(9×9+駒台=82通り)
・成/不成(2通り)
しかないので、たかだか 328(2×82×2)の40乗。
成れない駒があるし、盤上の同じ位置には複数の駒は置けないからもう少し小さくなる。
このすべての「局面」に対し、一意に次に指すべき手が決まれば完全解明。
Re:「将棋そのものが完全に解明される」の定義がわからん (スコア:1)
前提はさておき、電卓してみたところ
4.314731233172920313752390004464e+100
10の100乗オーダって事ですかね
Wikipediaによると
観測可能な宇宙の情報量:10の90乗
人間の脳のベッケンシュタイン境界:10の45乗
局面が無限では無い事は確かですが。
Re:「将棋そのものが完全に解明される」の定義がわからん (スコア:1)
諸々含めてより厳密に計算したところ、10^72のオーダーでした。
まだ考慮できていない点は、
- 盤面上がすでに詰んでいる
- 二歩
などがあります。
もっと少ないと思って計算してみたのですが、意外とこんなもんか...
Re: (スコア:0)
持ち駒に何があるかで局面が変わるから
328(2×82×2)の40乗では、収まらないんだなぁ・・・
Re:「将棋そのものが完全に解明される」の定義がわからん (スコア:1)
「+駒台」の部分が持ち駒ですよ。
むしろ駒台の上で成っているとか同じ場所に駒が重なっているとか玉が盤面にないとか玉が両方一方の手駒になっているとか、発生し得ないパターンも含んでいるので局面数はコレより下がるはず。
将棋が大変なのは持ち駒が原因ってのは正しいですけど、
その意味は「持ち駒を何処に打つかの選択肢が多い」「駒の総数が減らず後々まで戦局に影響を与える」等が原因です。
これは先読みの難易度や計算量が増大することを意味するだけで、
全ての局面に対して最適解を決定出来た場合には先読み自体が不要なため影響しない要素です。
先読みの計算量は、合法手の数の先読み手数乗となるため、合法手の数が多いと一気に爆発します。
Re: (スコア:0)
千日手も厳密に考慮するには盤面の履歴も必要になりますね
Re: (スコア:0)
ある局面において、負けそうで千日手を目指すのが有利ならそういう手の評価値を高くすればいいし、勝てそうで千日手を避けるのが有利ならそういう手の評価値を高くすればいい
それが何周目なのかの記憶はこの判断とは関係ない(同じ盤面で3周回って千日手になりそうだと気づいてから初めて気づいても最初の周回で対応しても結果は同じ)
Re: (スコア:0)
全局面計算済みの同一AI同士が戦ったとしたら千日手を判断するのはプレイヤーではないので、AI自体は気づかず無限ループしてるだけですから必要なさそうですね。
AIは最良と思う手を指し続けるのみ。
Re: (スコア:0)
連続王手の千日手は反則なので、
王手される側が連続王手の千日手に持ち込んで勝つとか、
それを避けるために一旦王手以外の手順を入れて千日手引き分けに持ち込むとか
理論的にはありえそうな気がします
Re:「将棋そのものが完全に解明される」の定義がわからん (スコア:1)
で、なぜか最後の審判 [biglobe.ne.jp]の局面に落ちてしまって、AIのルール解釈の違いでおかしくなると。
Re: (スコア:0)
全局面での必勝となる1手のデータベースか、どの状態でも適用可能なレベルまで分割・細分化した定石の組み合わせで必勝法を構築できれば、「将棋そのものが完全に解明された」って表現できるとして。
前者は完全にデータベースだけど、後者はエキスパートシステムの類と見なせばれっきとした人工知能の一種になるかと思います。
後者の定石や定石の関係を出力するような学習系が実現されたら面白いんだけどそういうのはあるのかしらん?