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「50%より高いか低いか」で言ったらそりゃ遥かに低いでしょうな、ええ。おそらくは数%、あるいかそれ以下でしょう。それに、狙うとしたらまず韓国とそこに駐留する米軍の基地だと私は思います。
それでも私は、その結果現出する惨状を想像すると、笑い飛ばす事は出来そうにありません。これは測定も(物理法則から)予測も可能な放射性物質の脅威とはまったく異なります。人間の、しかも国際社会がほぼ一致して信用できないと判断している人間の為すかもしれない行為なのですから。
北朝鮮のメッセージをどう受け取ろうがそれはあなたの自由だが、
「水爆」の可能性は 能勢解説委員が分析 [fnn-news.com]
水爆のような核弾頭を見せているが、小型化したものを先の核実験で爆発させたのかは分からない。さらにこの核弾頭は「ICBMに乗せる水爆弾頭」と言われているが、米国西海岸やハワイを射程にいれる火星14型の直径は1.85メートルなので、小型化するならそれ以下にしなければいけない。そして日本や韓国を射程にいれるミサイルの場合、核弾頭に要求される直径はさらに小さくなる。
そしてEMP攻撃については以前調べたことがあるのだが、低軌道の人工衛星を破壊するだけなら「10 キロトン程度の核を適切な高度で爆発させる」だけでよいのだが、地上にある電子機器を殲滅するには「高度 200km で 1 メガトンの爆発が起きれば、放射領域は半径 300 km」、そして 1000V を超える電磁パルスを生成できれば電磁パルス発生点から視界にはいる地上の電気設備はだめになる(【出典】日経サイエンス 記事ダウンロード - ハイテク社会を揺るがす宇宙からの核攻撃 [nikkei-science.net])。
そこまで考えたら、仮に火星14型に搭載可能な核弾頭の小型化に実現していたとしても、今の北朝鮮にできるのはせいぜい低軌道の人工衛星の破壊(笑)
しかし、いずれは出来るようになるんじゃないんですかね。
1859年9月に起きたキャリントン事象に匹敵する巨大太陽嵐 [nikkeibp.co.jp]もいつか起こると言われている。そこまでの規模でないにしろ、1989年や2003年に人々の生活に影響を与える事象 [wired.jp]は起きたのも事実。
宇宙天気予報というサービスが続いているのも、磁気嵐の影響を最小限に留めるための施策だしね。
# 北朝鮮の核開発は金王朝体制の崩壊とともに幕を下ろせるが、太陽はそういうわけにいかないんでね
日経サイエンスの記事は読めませんが史実として以下の核実験が有ることから、核出力100キロトン程度だとしても、関東一円やハワイ全島にEMPダメージを与えることは出来ると思いますが。
アメリカのスターフィッシュ・プライム1962年、高度400km、1.4メガトン低軌道を飛んでいた人工衛星の3分の1が破壊1,400km離れたハワイの送電線網、電話網の破壊
ソ連のTest1841962年、高度290km、300キロトン半径600kmの送電線網、電話網の破壊
タレこみを書いたときにこんな記事はなかったんだけど…
北朝鮮の「電磁パルス攻撃」は脅威か?米専門家の懐疑論(山田 敏弘) | 現代ビジネス | 講談社(3/3) [ismedia.jp]
ウルジー元長官のように危機を煽る人たちは、過去にあった2つのEMP実験を引き合いに出すことが多い。ひとつは1962年にハワイ近くの太平洋上で行われた核実験で、もうひとつは、ソ連が1962年にカザフスタンで行なった核実験だ。どちらもEMPを生み出して電力や電話線などに被害を与えたとされるが、ハワイのケースですら実際にどこまでの被害が出たのかについては諸説ある。ハワイのケースは、「Starfish Prime(スターフィッシュ・プライム)」というコードネームで行われた実験だった。冷戦下でソ連のレーダーや通信システムを無力化する目的で研究が行われ、上空約400キロで長崎に落とされた原発の100倍という核爆弾を爆発させた。ところが、一部の信号機が停電したことは確かだが、それ以上の大した影響は起きなかったとも言われる。また、例えば米議会のEMP脅威評価委員会による2008年の検証で、実際に55台の車両にEMP攻撃を行ったところ、6台のエンジンをかけ直さなければならなくなっただけの被害だった。この実験結果からEMPで「米国民の90%が死亡する」ことはなさそうだと皮肉る専門家もいる。本当にEMPの効果を検証するならば、ハワイや委員会の実験結果について、改めて調査する必要があるだろう。
ウルジー元長官のように危機を煽る人たちは、過去にあった2つのEMP実験を引き合いに出すことが多い。ひとつは1962年にハワイ近くの太平洋上で行われた核実験で、もうひとつは、ソ連が1962年にカザフスタンで行なった核実験だ。どちらもEMPを生み出して電力や電話線などに被害を与えたとされるが、ハワイのケースですら実際にどこまでの被害が出たのかについては諸説ある。
ハワイのケースは、「Starfish Prime(スターフィッシュ・プライム)」というコードネームで行われた実験だった。冷戦下でソ連のレーダーや通信システムを無力化する目的で研究が行われ、上空約400キロで長崎に落とされた原発の100倍という核爆弾を爆発させた。ところが、一部の信号機が停電したことは確かだが、それ以上の大した影響は起きなかったとも言われる。
また、例えば米議会のEMP脅威評価委員会による2008年の検証で、実際に55台の車両にEMP攻撃を行ったところ、6台のエンジンをかけ直さなければならなくなっただけの被害だった。この実験結果からEMPで「米国民の90%が死亡する」ことはなさそうだと皮肉る専門家もいる。本当にEMPの効果を検証するならば、ハワイや委員会の実験結果について、改めて調査する必要があるだろう。
核爆発によるHEMPはやってみないと分からないものの雷対策が広く行われているから、現代においてはある程度防げるんじゃないかなと言う気がする。
再三強調するけど、北にミサイルに搭載可能な核弾頭があればの話だよ。
中央日報にソウル上空100キロ上で100キロトンの核爆発をさせれば [joins.com]というネタがあるが、ソウルに向けて火星14型を飛ばすなんてもったいない話であり、むしろ「僅か400米ドル程度のコストで、1.8GW級のHPM出力を持つRF兵器が比較的容易に作成できる」(ブラックアウト事態に至る電磁パルス( EMP )脅威の諸相とその展望 [mod.go.jp])なんて話もある。工作員が多数侵入できる国なら、こっちのほうが費用対効果と確実性が高い。
# もっとも核ミサイルの現実的な脅威という面で、北朝鮮なんかより中国国内配備のほうを恐れるべきだと思うけどね。パンダ外交のおかげか知らないお花畑が多いみたいだ。
スーパーフレアで太陽が手本を見せてくれる可能性の方が高そう
中共政府でしょうねぇ、今も昔も。
というか、今の北朝鮮にはロシアから流出した技術がかなり流れ込んでるとも報道されていますからねどうせハッタリと笑い飛ばしてもいられなくなってきてる状況です
炭素繊維で筐体作る技術となると日本、アメリカ、ロシア、イスラエル、インド、トルコ、韓国ぐらいしかないからなロシアのは次世代旅客機の目玉にしてるやつでかなり厳重な管理下にあるインドあたりから流入したと考えるのが自然だと思うけどな今年の5月ぐらいまで中国サウジに次ぐ貿易相手国だったわけだから水爆開発用の機器もインドから入ったと考えるのが自然インドはNPTに入ってないから国際的管理下にないからね
うーん、私としてはあなたのコメントは一考の価値があり決して「荒らし」ではないと思うのだけど、# "能天気"ってのがフレームとして少々引っかかる程度?
とは言え「最悪水爆を直接打ち込まれる可能性」ってことを議論しているときに、その水爆の及ぼすEMPの側面を強調してもなあ・・・水爆打たれた時点で大惨事確定じゃんって感じです。
たとえば、福島原発がメルトダウンして福島に人が住めなくなるかも!みたいな話をしているときに、「おまえら能天気だな、放射能はともかく、原発止まったらクーラー使えないぞ」って言われた気分。
え、そこ気にするの?それ、どっちが能天気なんだろう?・・・と思っちゃうわけですよ。
>とは言え「最悪水爆を直接打ち込まれる可能性」ってことを議論しているときに、>その水爆の及ぼすEMPの側面を強調してもなあ
ストーリーには北核によるハッタリEMP攻撃の話を書いたのに、直接核ミサイルを撃ち込まれれば怖いって書いているんだろ。EMP攻撃がどんなものかまるで分っていない。
で、リンクを張った北朝鮮公式(笑)にはこうある。
核爆弾の威力を打撃対象によって数十キロトン級から数百キロトン級に至るまで任意に調整できるわれわれの水爆は、巨大な殺傷・破壊力を発揮するばかりでなく、戦略的目的によって高空で爆発させて広大な地域に対する超強力EMP攻撃まで加えられる多機能化された熱核戦闘部である。
今北の技術で実現可能だという数百キロトン級でも「広大な地域に対する超強力EMP攻撃」は無理。せいぜい下界で「放射能が…」と冷静になれない親コメントみたいな人が多数出るのが予想されるくらいで。
そういう君もつまらない思い出にふけらず、いいかげん事故直後から人が住めている福島県の状況 [minyu-net.com]を理解してくれよ。
撃たれない拳銃の銃弾に当たる心配するより、河原でバシバシ撃ってるゴルフ練習のボールに当たる心配をしたほうがいい。博物館に展示されている6輪のF1レースカーに轢かれないようにF1レースカーに自動ブレーキ装置を取り付けるより、高速道路で後ろから煽ってくる大型トレーラーに接近防止機能を付けることを考えたほうがいい。
そういうことだよね。北朝鮮が日本に核攻撃をしてくるときっていうのは、ブチ切れして自滅覚悟で暴走した時であって、決して戦略的に勝利するつもりで戦争を吹っ掛けてくるときではない。博物館の職員が気が狂って展示物のF1に燃料を入れ、それに乗って飛び出して暴走して大勢をひき殺して自爆して死ぬことを心配しているようなものだね。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
北朝鮮のEMP攻撃を「ハッタリ」と嗤える能天気さ (スコア:0, 荒らし)
「50%より高いか低いか」で言ったらそりゃ遥かに低いでしょうな、ええ。
おそらくは数%、あるいかそれ以下でしょう。
それに、狙うとしたらまず韓国とそこに駐留する米軍の基地だと私は思います。
それでも私は、その結果現出する惨状を想像すると、笑い飛ばす事は出来そうにありません。
これは測定も(物理法則から)予測も可能な放射性物質の脅威とはまったく異なります。
人間の、しかも国際社会がほぼ一致して信用できないと判断している人間の為すかもしれない行為なのですから。
核実験ができるのと核弾頭は別の話なんでね (スコア:1, 興味深い)
北朝鮮のメッセージをどう受け取ろうがそれはあなたの自由だが、
「水爆」の可能性は 能勢解説委員が分析 [fnn-news.com]
水爆のような核弾頭を見せているが、小型化したものを先の核実験で爆発させたのかは分からない。さらにこの核弾頭は「ICBMに乗せる水爆弾頭」と言われているが、米国西海岸やハワイを射程にいれる火星14型の直径は1.85メートルなので、小型化するならそれ以下にしなければいけない。そして日本や韓国を射程にいれるミサイルの場合、核弾頭に要求される直径はさらに小さくなる。
そしてEMP攻撃については以前調べたことがあるのだが、低軌道の人工衛星を破壊するだけなら「10 キロトン程度の核を適切な高度で爆発させる」だけでよいのだが、地上にある電子機器を殲滅するには「高度 200km で 1 メガトンの爆発が起きれば、放射領域は半径 300 km」、そして 1000V を超える電磁パルスを生成できれば電磁パルス発生点から視界にはいる地上の電気設備はだめになる(【出典】日経サイエンス 記事ダウンロード - ハイテク社会を揺るがす宇宙からの核攻撃 [nikkei-science.net])。
そこまで考えたら、仮に火星14型に搭載可能な核弾頭の小型化に実現していたとしても、今の北朝鮮にできるのはせいぜい低軌道の人工衛星の破壊(笑)
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
しかし、いずれは出来るようになるんじゃないんですかね。
巨大太陽嵐(磁気嵐)も時間の問題なんだけどw (スコア:1)
1859年9月に起きたキャリントン事象に匹敵する巨大太陽嵐 [nikkeibp.co.jp]もいつか起こると言われている。そこまでの規模でないにしろ、1989年や2003年に人々の生活に影響を与える事象 [wired.jp]は起きたのも事実。
宇宙天気予報というサービスが続いているのも、磁気嵐の影響を最小限に留めるための施策だしね。
# 北朝鮮の核開発は金王朝体制の崩壊とともに幕を下ろせるが、太陽はそういうわけにいかないんでね
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
日経サイエンスの記事は読めませんが史実として以下の核実験が有ることから、
核出力100キロトン程度だとしても、関東一円やハワイ全島にEMPダメージを与えることは出来ると思いますが。
アメリカのスターフィッシュ・プライム
1962年、高度400km、1.4メガトン
低軌道を飛んでいた人工衛星の3分の1が破壊
1,400km離れたハワイの送電線網、電話網の破壊
ソ連のTest184
1962年、高度290km、300キロトン
半径600kmの送電線網、電話網の破壊
EMPの効果については諸説あり (スコア:1)
タレこみを書いたときにこんな記事はなかったんだけど…
北朝鮮の「電磁パルス攻撃」は脅威か?米専門家の懐疑論(山田 敏弘) | 現代ビジネス | 講談社(3/3) [ismedia.jp]
核爆発によるHEMPはやってみないと分からないものの雷対策が広く行われているから、現代においてはある程度防げるんじゃないかなと言う気がする。
再三強調するけど、北にミサイルに搭載可能な核弾頭があればの話だよ。
中央日報にソウル上空100キロ上で100キロトンの核爆発をさせれば [joins.com]というネタがあるが、ソウルに向けて火星14型を飛ばすなんてもったいない話であり、むしろ「僅か400米ドル程度のコストで、1.8GW級のHPM出力を持つRF兵器が比較的容易に作成できる」(ブラックアウト事態に至る電磁パルス( EMP )脅威の諸相とその展望 [mod.go.jp])なんて話もある。工作員が多数侵入できる国なら、こっちのほうが費用対効果と確実性が高い。
# もっとも核ミサイルの現実的な脅威という面で、北朝鮮なんかより中国国内配備のほうを恐れるべきだと思うけどね。パンダ外交のおかげか知らないお花畑が多いみたいだ。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:北朝鮮のEMP攻撃を「ハッタリ」と嗤える能天気さ (スコア:1)
スーパーフレアで太陽が手本を見せてくれる可能性の方が高そう
Re: (スコア:0)
中共政府でしょうねぇ、今も昔も。
Re: (スコア:0)
というか、今の北朝鮮にはロシアから流出した技術がかなり流れ込んでるとも報道されていますからね
どうせハッタリと笑い飛ばしてもいられなくなってきてる状況です
Re: (スコア:0)
炭素繊維で筐体作る技術となると
日本、アメリカ、ロシア、イスラエル、インド、トルコ、韓国ぐらいしかないからな
ロシアのは次世代旅客機の目玉にしてるやつでかなり厳重な管理下にある
インドあたりから流入したと考えるのが自然だと思うけどな
今年の5月ぐらいまで中国サウジに次ぐ貿易相手国だったわけだから
水爆開発用の機器もインドから入ったと考えるのが自然
インドはNPTに入ってないから国際的管理下にないからね
Re: (スコア:0)
うーん、私としてはあなたのコメントは一考の価値があり
決して「荒らし」ではないと思うのだけど、
# "能天気"ってのがフレームとして少々引っかかる程度?
とは言え「最悪水爆を直接打ち込まれる可能性」ってことを議論しているときに、
その水爆の及ぼすEMPの側面を強調してもなあ・・・水爆打たれた時点で
大惨事確定じゃんって感じです。
たとえば、福島原発がメルトダウンして福島に人が住めなくなるかも!みたいな
話をしているときに、
「おまえら能天気だな、放射能はともかく、原発止まったらクーラー使えないぞ」って言われた気分。
え、そこ気にするの?
それ、どっちが能天気なんだろう?
・・・と思っちゃうわけですよ。
議論が逆 (スコア:1)
>とは言え「最悪水爆を直接打ち込まれる可能性」ってことを議論しているときに、
>その水爆の及ぼすEMPの側面を強調してもなあ
ストーリーには北核によるハッタリEMP攻撃の話を書いたのに、直接核ミサイルを撃ち込まれれば怖いって書いているんだろ。EMP攻撃がどんなものかまるで分っていない。
で、リンクを張った北朝鮮公式(笑)にはこうある。
今北の技術で実現可能だという数百キロトン級でも「広大な地域に対する超強力EMP攻撃」は無理。せいぜい下界で「放射能が…」と冷静になれない親コメントみたいな人が多数出るのが予想されるくらいで。
そういう君もつまらない思い出にふけらず、いいかげん事故直後から人が住めている福島県の状況 [minyu-net.com]を理解してくれよ。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
撃たれない拳銃の銃弾に当たる心配するより、河原でバシバシ撃ってるゴルフ練習のボールに当たる心配をしたほうがいい。
博物館に展示されている6輪のF1レースカーに轢かれないようにF1レースカーに自動ブレーキ装置を取り付けるより、高速道路で後ろから煽ってくる大型トレーラーに接近防止機能を付けることを考えたほうがいい。
そういうことだよね。
北朝鮮が日本に核攻撃をしてくるときっていうのは、ブチ切れして自滅覚悟で暴走した時であって、決して戦略的に勝利するつもりで戦争を吹っ掛けてくるときではない。
博物館の職員が気が狂って展示物のF1に燃料を入れ、それに乗って飛び出して暴走して大勢をひき殺して自爆して死ぬことを心配しているようなものだね。