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まず、直接民主主義については、直接民主主義がそんなにいいものなのか、って疑問があるね。現代社会って、高度に複雑化しているから、国民一人一人が個々の問題に対して十分理解し、議論し、決定できるか、非常に疑問。
政党のシェアが小さい間接民主主義は十分可能だけど、政権が不安定になる。55年体制なんてのは、割とそれに近かったんじゃない?自民党が過半数を取っていたとは言っても、中身は激しい派閥争いがあって、少数政党の連合みたいなもんだったわけだから。
また、小選挙区を廃止すれば、少数政党が増えると思われる。
たしかに、個々の問題を全国民で直接投票して決めるというのも難しいから、それぞれの問題の専門家(政治家じゃなくて)に任すことになるとして、その専門家をどう選ぶのか、ということにまたまたなるのかも。
政権の安定性ってことだと、独裁が一面的には安定そうだけど、結局は不安定だから。理想は動的安定性ということになるんでしょうか?
それぞれの問題の専門家(政治家じゃなくて)に任すことになるとして、
ゆりっぺさんの「改革」はまさにこれでしたな。 こういう専門家さん達は,業務改善には向いてるんだけど,そもそもその仕組みで飯食ってるんで,自分たちの基盤をぶっ壊すのにはすごく消極的にならざるを得ない。 高級官僚だろうと,公務員に抜本的改革はムリ,っていうわけだ。 そういうものをぶっ壊す力を持っているのが「政治家」なんだよね。 再構築の段階で「専門家」は活きてくるのだけど。
せめて小選挙区を基盤とする二大政党制だと、与党は現状維持を希望しても、政権奪取を狙う野党はそのために改革を標榜したりするから、まだしも基盤を破壊する力が働く。#どっちの出してる政策が良いかを、国民が判断する/できるのが前提だが。
一方の日本だと大選挙区を基盤とする小党乱立型なので、「巨大与党と、その他大勢」って図式で安定しやすい。与党も野党も現状その基盤の上で飯食ってて、それを変革しようとはできんわけだ。
だからよりよい選挙制度は模索すべきだけど、与党も野党もマスコミもこれを基盤にしちゃってるから以下略
その専門家が公務員だったりすると、官僚と呼ばれたりして、結局官僚に実権を握られちゃうと、官僚政治と呼ばれたるね。そーゆー直接民主制は、官僚政治に陥りやすいんじゃないかな。
独裁が一面的には安定そうだけど、結局は不安定だから。
例えば北朝鮮なんか、70年近く持ってたりするわけだよね。民主国家の政権が、70年も持つ例は無いわけで、どちらが安定かと言えば、圧倒的に独裁国家じゃないかな。
ま、不安定も困るけど、安定ならいい、ってことはないってことだね。
ところで、北朝鮮は、「民主主義人民共和国」を自称(笑)していて、実際に選挙も行われてる。民主主義ならいいって話でもないことの例なのかもね。
理想は動的安定性ということになるんでしょうか?
まあ、現状の間接民主制で、そこそこ安定な政権、ってのは、そう悪くないってことになるんじゃない?
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
そうさな (スコア:1)
まず、直接民主主義については、直接民主主義がそんなにいいものなのか、って疑問があるね。
現代社会って、高度に複雑化しているから、国民一人一人が個々の問題に対して十分理解し、議論し、決定できるか、非常に疑問。
政党のシェアが小さい間接民主主義は十分可能だけど、政権が不安定になる。
55年体制なんてのは、割とそれに近かったんじゃない?
自民党が過半数を取っていたとは言っても、中身は激しい派閥争いがあって、少数政党の連合みたいなもんだったわけだから。
また、小選挙区を廃止すれば、少数政党が増えると思われる。
Re:そうさな (スコア:1)
たしかに、個々の問題を全国民で直接投票して決めるというのも難しいから、
それぞれの問題の専門家(政治家じゃなくて)に任すことになるとして、
その専門家をどう選ぶのか、ということにまたまたなるのかも。
政権の安定性ってことだと、独裁が一面的には安定そうだけど、結局は不安定だから。理想は動的安定性ということになるんでしょうか?
Re:そうさな (スコア:2)
それぞれの問題の専門家(政治家じゃなくて)に任すことになるとして、
ゆりっぺさんの「改革」はまさにこれでしたな。
こういう専門家さん達は,業務改善には向いてるんだけど,
そもそもその仕組みで飯食ってるんで,
自分たちの基盤をぶっ壊すのにはすごく消極的にならざるを得ない。
高級官僚だろうと,公務員に抜本的改革はムリ,っていうわけだ。
そういうものをぶっ壊す力を持っているのが「政治家」なんだよね。
再構築の段階で「専門家」は活きてくるのだけど。
Re: (スコア:0)
せめて小選挙区を基盤とする二大政党制だと、与党は現状維持を希望しても、
政権奪取を狙う野党はそのために改革を標榜したりするから、まだしも基盤を
破壊する力が働く。
#どっちの出してる政策が良いかを、国民が判断する/できるのが前提だが。
一方の日本だと大選挙区を基盤とする小党乱立型なので、
「巨大与党と、その他大勢」って図式で安定しやすい。
与党も野党も現状その基盤の上で飯食ってて、それを変革しようとはできんわけだ。
だからよりよい選挙制度は模索すべきだけど、与党も野党もマスコミも
これを基盤にしちゃってるから以下略
Re:そうさな (スコア:1)
それぞれの問題の専門家(政治家じゃなくて)に任すことになるとして、
その専門家が公務員だったりすると、官僚と呼ばれたりして、結局官僚に実権を握られちゃうと、官僚政治と呼ばれたるね。
そーゆー直接民主制は、官僚政治に陥りやすいんじゃないかな。
独裁が一面的には安定そうだけど、結局は不安定だから。
例えば北朝鮮なんか、70年近く持ってたりするわけだよね。
民主国家の政権が、70年も持つ例は無いわけで、どちらが安定かと言えば、圧倒的に独裁国家じゃないかな。
ま、不安定も困るけど、安定ならいい、ってことはないってことだね。
ところで、北朝鮮は、「民主主義人民共和国」を自称(笑)していて、実際に選挙も行われてる。
民主主義ならいいって話でもないことの例なのかもね。
理想は動的安定性ということになるんでしょうか?
まあ、現状の間接民主制で、そこそこ安定な政権、ってのは、そう悪くないってことになるんじゃない?