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省エネ性能を示す、消費電力1ワットあたりの計算回数では、1秒間に146億9000万回と、世界1位に相当します。(中略)今回のスーパーコンピューターを見てまず驚くのは、機械類が液体にじゃぶじゃぶと浸かっていることです。ほとんどの人が「壊れないんですか?」と聞くそうですが、これは電気を通さない性質の「フッ化炭素」という特殊な液体なので大丈夫です。空気を送って冷やすより、30倍も効率よく冷却できると言います。
冷却材であるフッ化炭素を液化するのに使うエネルギーは,消費電力に含まれているのでしょうか?
フッ化炭素といえばいわゆるフロンであり温室効果ガスだと思うが大丈夫だろうか。
この手ので使われるのは塩素、臭素、ヨウ素を含まない(パー)フルオロカーボンが主だから、オゾン層への影響は極めて小さい。オゾン層破壊はフロン類の紫外線による分解で遊離するハロゲン原子が真の触媒だけど、炭素-フッ素結合を切断するには非常に大きなエネルギーが必要なため、フッ素のみならあまり問題にはならない。
一方で、(パー)フルオロカーボンの温室効果は非常に高い。
うん。オゾン層の破壊に対しての影響は少ないみたいだけど、温室効果ガスとしては非常に強力なわけです。それってGreen500の趣旨から外れるんじゃないかな…と。
下の方に当システムに使用されている冷却材は3M社製のフロリナートで、揮発性が低いので密閉不要とのコメントがありましたが…
2000年12月に出た「高橋敏也の改造バカ一台」という本にフロリナートにマザボをドブ漬けする話が出ていた。対流させないと熱交換できないんで、結局液中でファンを回したんじゃなかったかな。
その頃、液体に漬けて冷却させることを考えた人は多いと思う。僕もマザーボードだけ超純水に漬ければ…?とか考えてた。アメリカではオリーブ油でやった人いたような。 フロリナート冷却自体は、古くは1980年代のCray-2でも使われているからそれほど珍しいものでもないみたいね。今回のシステムは何もしなくていいのか、あるいは流れを作ってやるのか、はたまた冷却装置を通さなきゃいけないのかわからないけど。
循環装置,冷却装置が使われています.ただし, gyoukouのZettaScaler-2.2 [mynavi.jp]が,同社のZettaScaler-1.6, 2.0と同じ仕組みになっている,と仮定したときの話ですが.Green500の舞台裏 [mynavi.jp] (ZettaScaler-1.6, kukai)
CPUやGPUやDIMMなどを冷却して温まったフロリナートは、上部から吸い出され、冷却器で冷やされて液浸槽に戻されて、循環している。
液浸冷却スーパーコンピュータ「ZettaScaler」 [hpc.co.jp] (ZettaScaler-1.6, 2.0)
システムの基本ブロックを「ブリック」と呼び、超高密度実装のプロセッサモジュールを多数搭載しています。これらの超高密度実装ブリックを液浸槽内に設置し、液浸冷却システムで効率的に冷却します。液浸槽の中はフッ素系不活性液体で浸されています。 優れた熱特性を有するこの液体を循環させることで、電子回路を高効率に冷却することができます。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
冷却材は省エネルギーに含まれる? (スコア:1)
省エネ性能を示す、消費電力1ワットあたりの計算回数では、1秒間に146億9000万回と、世界1位に相当します。(中略)
今回のスーパーコンピューターを見てまず驚くのは、機械類が液体にじゃぶじゃぶと浸かっていることです。
ほとんどの人が「壊れないんですか?」と聞くそうですが、これは電気を通さない性質の「フッ化炭素」という特殊な液体なので大丈夫です。空気を送って冷やすより、30倍も効率よく冷却できると言います。
冷却材であるフッ化炭素を液化するのに使うエネルギーは,消費電力に含まれているのでしょうか?
Re: (スコア:2)
フッ化炭素といえばいわゆるフロンであり温室効果ガスだと思うが大丈夫だろうか。
Re: (スコア:1)
この手ので使われるのは塩素、臭素、ヨウ素を含まない(パー)フルオロカーボンが主だから、オゾン層への影響は極めて小さい。
オゾン層破壊はフロン類の紫外線による分解で遊離するハロゲン原子が真の触媒だけど、炭素-フッ素結合を切断するには非常に大きなエネルギーが必要なため、フッ素のみならあまり問題にはならない。
一方で、(パー)フルオロカーボンの温室効果は非常に高い。
Re: (スコア:1)
うん。オゾン層の破壊に対しての影響は少ないみたいだけど、温室効果ガスとしては非常に強力なわけです。それってGreen500の趣旨から外れるんじゃないかな…と。
下の方に当システムに使用されている冷却材は3M社製のフロリナートで、揮発性が低いので密閉不要とのコメントがありましたが…
Re: (スコア:0)
2000年12月に出た「高橋敏也の改造バカ一台」という本にフロリナートにマザボをドブ漬けする話が出ていた。
対流させないと熱交換できないんで、結局液中でファンを回したんじゃなかったかな。
Re: (スコア:1)
その頃、液体に漬けて冷却させることを考えた人は多いと思う。僕もマザーボードだけ超純水に漬ければ…?とか考えてた。アメリカではオリーブ油でやった人いたような。
フロリナート冷却自体は、古くは1980年代のCray-2でも使われているからそれほど珍しいものでもないみたいね。今回のシステムは何もしなくていいのか、あるいは流れを作ってやるのか、はたまた冷却装置を通さなきゃいけないのかわからないけど。
Re:冷却材は省エネルギーに含まれる? (スコア:1)
循環装置,冷却装置が使われています.
ただし, gyoukouのZettaScaler-2.2 [mynavi.jp]が,同社のZettaScaler-1.6, 2.0と同じ仕組みになっている,と仮定したときの話ですが.
Green500の舞台裏 [mynavi.jp] (ZettaScaler-1.6, kukai)
CPUやGPUやDIMMなどを冷却して温まったフロリナートは、上部から吸い出され、冷却器で冷やされて液浸槽に戻されて、循環している。
液浸冷却スーパーコンピュータ「ZettaScaler」 [hpc.co.jp] (ZettaScaler-1.6, 2.0)
システムの基本ブロックを「ブリック」と呼び、超高密度実装のプロセッサモジュールを多数搭載しています。これらの超高密度実装ブリックを液浸槽内に設置し、液浸冷却システムで効率的に冷却します。
液浸槽の中はフッ素系不活性液体で浸されています。 優れた熱特性を有するこの液体を循環させることで、電子回路を高効率に冷却することができます。