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40人分のヒト細胞株が借金の担保に 」記事へのコメント

  • >あなたには「法律は人間が運用するものであり、
    >運用する人間にとって恣意的に運用されうる」という
    >視点が欠けているのではないでしょうか?

    一人の人間は恣意的に運用し得る。
    一人の人間の運用を他の組織がチェックすることにしてもなお、恣意的な運用の危険は残る。
    チェックシステム全体を社会全体がチェックしているとき、そこで許される運用はどのようなものであれ「恣意的」とは呼べない。

    「誰も信用するな!」というのが民主主義。信用できないので権力分立等でチェックアンドバランスのシステムを作って、その全体を国民が監視している。民衆による監視を信用できない人は、いつでも必ず正しい判断をしてくれる独裁者様がいる国にでも行ってください。

    >あなたは現在の日本の三権分立が正常に機能していると思いますか?

    かなり正常に機能している。パキスタンとか中国に比べれば。

    「そんな民主主義にも達していない劣等国と比べるな!」とでも言うなら(私自身がこれらの国を劣等国だと思っているわけではないよ、念のため)、イギリスやフランスに比べれば。

    そもそも「三権分立」を本当にやっている国はほとんどない(アメリカくらい)。イギリスは立法・行政権が統合されている上に大法官(司法権のトップ)は内閣の一員。基本的に国家権力のチェックアンドバランスにはほとんど期待せず、小選挙区制でドランスティックに民意が反映されることに監視機能を絞っている。「三権分立」を言い出したモンテスキューの国フランスでは、行政裁判所は行政府の一部で、司法府のチェックが及ばない。

    要は、最終的には選挙を通じて民意による選択が及ぶようにしておけば最低ラインはクリア。その意味で日本はまずまずの権力監視を行なってきた、と言える(「自民党長期単独政権」なるものの内実は派閥単位の連立政権であり、連立組換えによって民意はある程度反映されていた)。

    もっとも、以上の観点からしても現在検討されている選挙制度の変更は弁護不可能。民主主義のプロセス自体をいじくろうとするものなのに何の原理も原則もない。これは「今、そこにある危機」なのできちんと批判せんとね。

    --
    Takehiro OHYA

Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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