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村中氏のWedgeの記事はこちらで読めます。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5510 [ismedia.jp]
医師として、個人的には全面的に村中氏の意見に賛同しておきます。小児科でも産婦人科でも感染症内科でもない私ですら、ワクチンと無関係にあの手の症状の患者がごまんといることくらいは知っています。
ここ数年に限っても、「放射線と発がん」「地下水の汚染と発がん」「印刷会社勤務と胆管がん」「インフルエンザと飛び降り」と、定期的にこの手のデマが既成事実であるかのようにマスコミから湧いてきて、殆ど訂正されません(ごく小さい10行くらいの後追い記事が出ることはあるのですがほぼ注目されません)。全国民を敵に回してこんなのと毎回戦ってたら精神力がいくらあっても足りないので、匿名で応援せざるを得ないのですが、こういう人には頑張って欲しいと思っています。
ジクロロプロパンは特定化学物質に指定されましたが,それでもデマなんでしょうか?
とりあえず、そもそも「この国は、マスコミの報道圧力に負けて、なぜか医学的に全く正しくない、プロ市民の御機嫌取りだけが目的みたいな行政が起こることがあるよねー」っちゅう話をみんなでしている時なので、行政判断を根拠にデマかじゃないとか言うのはどうなのかと…。それ言い出すと頸癌ワクチンの危険性やタミフルの飛び降りも国が認めたから真実ということになってしまいます。
で、胆管癌についてはマスコミが当初の報道で「800倍のリスク」と断定的に報道して世の中の印刷業従事者を絶望させたことに関しては、今でもデマだと思っています。報道があってから1年くらいで忘れていたのですが、今調べた感じだと、「例外的に高い発症率があった施設では確かに例外的に高濃度だったし、動物実験でも胆管癌が出たから、何らかのリスクはあると推定しましょう」っていう結論になっており、今でも散発的に職業性かもしれない症例の報告はあるっぽいですが、普通の環境の印刷業従事者でどの程度危ないのかについては、これ [jst.go.jp]以外で大きな統計はまだ発表されてない状況のようです。
AC#3323157、#3323308、#3323364、#3323358の誰か(同一?)は、挙げてある論文著者の一人なのでしょうか。。別AC#3323354が指摘している1,2-ジクロロプロパン暴露と印刷会社勤務の違いを一緒くたにした傾向とか違和感しかないです。
1.体内での(負の)代謝活性化により1,2-ジクロロエタンは発がん性を示すとされます。2.そのお友達(メチル基が一つ増えた)1,2-ジクロロプロパンも当然、体内の代謝活性化により発がん性を示すと考えられます。3.子宮頸がんワクチンやタミフルに関しては国が認めたわけではなく、審査するために「一旦止めた」だけで、1,2-ジクロロプロパンとは完全に異なります。
自分の主張を変え難いのは誰しも持つ感覚ですが、玉石混交で変なことを言い続けることが最初の指摘#3323157のようにデマとして拡散するわけですが。。
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村中氏の記事 (スコア:5, 興味深い)
村中氏のWedgeの記事はこちらで読めます。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5510 [ismedia.jp]
医師として、個人的には全面的に村中氏の意見に賛同しておきます。小児科でも産婦人科でも感染症内科でもない私ですら、ワクチンと無関係にあの手の症状の患者がごまんといることくらいは知っています。
ここ数年に限っても、「放射線と発がん」「地下水の汚染と発がん」「印刷会社勤務と胆管がん」「インフルエンザと飛び降り」と、定期的にこの手のデマが既成事実であるかのようにマスコミから湧いてきて、殆ど訂正されません(ごく小さい10行くらいの後追い記事が出ることはあるのですがほぼ注目されません)。全国民を敵に回してこんなのと毎回戦ってたら精神力がいくらあっても足りないので、匿名で応援せざるを得ないのですが、こういう人には頑張って欲しいと思っています。
Re: (スコア:0)
ジクロロプロパンは特定化学物質に指定されましたが,それでもデマなんでしょうか?
Re:村中氏の記事 (スコア:1)
とりあえず、そもそも「この国は、マスコミの報道圧力に負けて、なぜか医学的に全く正しくない、プロ市民の御機嫌取りだけが目的みたいな行政が起こることがあるよねー」っちゅう話をみんなでしている時なので、行政判断を根拠にデマかじゃないとか言うのはどうなのかと…。それ言い出すと頸癌ワクチンの危険性やタミフルの飛び降りも国が認めたから真実ということになってしまいます。
で、胆管癌についてはマスコミが当初の報道で「800倍のリスク」と断定的に報道して世の中の印刷業従事者を絶望させたことに関しては、今でもデマだと思っています。報道があってから1年くらいで忘れていたのですが、今調べた感じだと、「例外的に高い発症率があった施設では確かに例外的に高濃度だったし、動物実験でも胆管癌が出たから、何らかのリスクはあると推定しましょう」っていう結論になっており、今でも散発的に職業性かもしれない症例の報告はあるっぽいですが、普通の環境の印刷業従事者でどの程度危ないのかについては、これ [jst.go.jp]以外で大きな統計はまだ発表されてない状況のようです。
Re: (スコア:0)
AC#3323157、#3323308、#3323364、#3323358の誰か(同一?)は、挙げてある論文著者の一人なのでしょうか。。
別AC#3323354が指摘している1,2-ジクロロプロパン暴露と印刷会社勤務の違いを一緒くたにした傾向とか違和感しかないです。
1.体内での(負の)代謝活性化により1,2-ジクロロエタンは発がん性を示すとされます。
2.そのお友達(メチル基が一つ増えた)1,2-ジクロロプロパンも当然、体内の代謝活性化により発がん性を示すと考えられます。
3.子宮頸がんワクチンやタミフルに関しては国が認めたわけではなく、審査するために「一旦止めた」だけで、1,2-ジクロロプロパンとは完全に異なります。
自分の主張を変え難いのは誰しも持つ感覚ですが、玉石混交で変なことを言い続けることが最初の指摘#3323157のようにデマとして拡散するわけですが。。