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野田聖子総務相が再発防止策を出せと言っているようだが、どうにかしようがある話なのだろうか。現時点ではまだ原因が特定されていないので何とも言えないが、もし電波塔の避雷針ではなく送信設備に直接落ちたのだとしたら、単に運が悪かったとしか言えない気がする。
落雷対策だと予備送信所を離れた場所に設けるくらいしかないでしょう。関東地区では東京タワーの設備が予備送信所として残されていますし、アナログ時代には各社で新宿センタービルとか赤坂あたりに予備送信所を設けていました。しかしこれは視聴者が極めて多い関東地区だからこそできる話で、地方の県域局でそこまでやるか(*)と思います(実際、数十年に一度くらいしか発生しないわけだし)。個人的には、今回も一日たたずに仮復旧しているので、サービスレベルとしては十分じゃないかと思います。
(*) そこの送信所ではITC+MROが1本、KTK+HAB+NHK(GTV・ETV)も別な1本のアンテナタワーを共同使用しているので、6波相乗りのタワーを2本用意すればいいのかもしれませんが、まあ発生頻度を考えると保険料としても難しかったのでは。
ビジネス誌がソースですが、地方局は地上波デジタル化の際に機材入れ替え等でかなり経営体力を削がれてしまったところでもあるようです。県域放送局を統合しようという動きもなきにしもあらずらしいですが、じゃあどこの系列局を存続会社にするんだ的な問題発生も予想され、これもいつになることだか。
お気づきの方も多いと思いますが、番組を自社制作する費用が確保できず、番組は通販ばかりとなってしまったところも多いです。何のためのテレビ局だよ…みたいな番組表。テレビマンも忸怩たる思いでしょう。
そんな中で、各社相乗りにせよ予備系(しかもホットスタンバイ)を確保するのは、厳しいと思うです。
> お気づきの方も多いと思いますが、番組を自社制作する費用が確保できず、番組は通販ばかりとなってしまったところも多いです。何のためのテレビ局だよ…みたいな番組表。テレビマンも忸怩たる思いでしょう。
その状況で、千葉テレビの株主である千葉市の現市長は「経営が改善された」とバカ発見器上で礼賛していら様を見て、「なんだかなぁ。老人騙しのオカルト健康食品売りまくった広告収入でも嬉しいのかよ」って思ったオレでした。
アンテナ(空中線)を塔の先端付近に付けて、同軸ケーブル(又はフィーダー線)でそこに高周波を送って発振させるから、塔への落雷(余波)で同軸ケーブル(又はフィーダー線)が焼けた。塔の根本にアンテナ(空中線)を置き、発振した電波を導波管で塔の先端付近のホーンアンテナに送り放送するなら、塔への落雷に対する耐性も高いだろう。
# 素人考えですが、多分とても高価です。
>導波管で塔の先端付近のホーンアンテナに送り導波管も導電性でこれだけではだめでは?つなぎ目にアレスタもどきを入れるなら導波管にする必要もなさそう
テレビ局で予備送信所を常設しているのは東京だけです。これは東京タワー完成当時に既設局が設備を予備として残置させたことからの慣習みたいなもんでして。実際に役立つとはとてもとても。(放送波中継の中小中継局は、受信電界強度不足でダウン。一般家庭もアンテナ方向が変わるので、受信電界強度不足かゴーストまみれ)地デジになればっていっても、東京タワーからスカイツリーへの切り替えであれだけ大騒ぎになったのは、記憶に新しいところ。
実際のところは、なる早で仮でもいいから復旧させる道のほうが正義だと思います。今回の事故が良いケーススタディになればいいですね。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
再発防止策 (スコア:1)
野田聖子総務相が再発防止策を出せと言っているようだが、どうにかしようがある話なのだろうか。
現時点ではまだ原因が特定されていないので何とも言えないが、もし電波塔の避雷針ではなく送信設備に直接落ちたのだとしたら、単に運が悪かったとしか言えない気がする。
Re:再発防止策 (スコア:0)
落雷対策だと予備送信所を離れた場所に設けるくらいしかないでしょう。
関東地区では東京タワーの設備が予備送信所として残されていますし、アナログ時代には各社で新宿センタービルとか赤坂あたりに予備送信所を設けていました。しかしこれは視聴者が極めて多い関東地区だからこそできる話で、地方の県域局でそこまでやるか(*)と思います(実際、数十年に一度くらいしか発生しないわけだし)。個人的には、今回も一日たたずに仮復旧しているので、サービスレベルとしては十分じゃないかと思います。
(*) そこの送信所ではITC+MROが1本、KTK+HAB+NHK(GTV・ETV)も別な1本のアンテナタワーを共同使用しているので、6波相乗りのタワーを2本用意すればいいのかもしれませんが、まあ発生頻度を考えると保険料としても難しかったのでは。
Re:再発防止策 (スコア:1)
ビジネス誌がソースですが、地方局は地上波デジタル化の際に機材入れ替え等でかなり経営体力を削がれてしまったところでもあるようです。県域放送局を統合しようという動きもなきにしもあらずらしいですが、じゃあどこの系列局を存続会社にするんだ的な問題発生も予想され、これもいつになることだか。
お気づきの方も多いと思いますが、番組を自社制作する費用が確保できず、番組は通販ばかりとなってしまったところも多いです。何のためのテレビ局だよ…みたいな番組表。テレビマンも忸怩たる思いでしょう。
そんな中で、各社相乗りにせよ予備系(しかもホットスタンバイ)を確保するのは、厳しいと思うです。
死して屍 拾う者なし
Re: (スコア:0)
> お気づきの方も多いと思いますが、番組を自社制作する費用が確保できず、番組は通販ばかりとなってしまったところも多いです。何のためのテレビ局だよ…みたいな番組表。テレビマンも忸怩たる思いでしょう。
その状況で、千葉テレビの株主である千葉市の現市長は「経営が改善された」とバカ発見器上で礼賛していら様を見て、「なんだかなぁ。老人騙しのオカルト健康食品売りまくった広告収入でも嬉しいのかよ」って思ったオレでした。
Re: (スコア:0)
アンテナ(空中線)を塔の先端付近に付けて、同軸ケーブル(又はフィーダー線)でそこに高周波を送って発振させるから、塔への落雷(余波)で同軸ケーブル(又はフィーダー線)が焼けた。
塔の根本にアンテナ(空中線)を置き、発振した電波を導波管で塔の先端付近のホーンアンテナに送り放送するなら、塔への落雷に対する耐性も高いだろう。
# 素人考えですが、多分とても高価です。
Re: (スコア:0)
>導波管で塔の先端付近のホーンアンテナに送り
導波管も導電性でこれだけではだめでは?
つなぎ目にアレスタもどきを入れるなら導波管にする必要もなさそう
Re: (スコア:0)
テレビ局で予備送信所を常設しているのは東京だけです。これは東京タワー完成当時に既設局が設備を予備として残置させたことからの慣習みたいなもんでして。実際に役立つとはとてもとても。
(放送波中継の中小中継局は、受信電界強度不足でダウン。一般家庭もアンテナ方向が変わるので、受信電界強度不足かゴーストまみれ)
地デジになればっていっても、東京タワーからスカイツリーへの切り替えであれだけ大騒ぎになったのは、記憶に新しいところ。
実際のところは、なる早で仮でもいいから復旧させる道のほうが正義だと思います。今回の事故が良いケーススタディになればいいですね。