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琉球語は、琉球王国時代から表記するときに、 ひらがなを主にして、漢字を少し含めていました。 最大の古典『 おもろさうし [o-ki-na-wa.com]』もそうです。
アイヌ語は、以前はローマ字表記が多かったのですが、 最近はカタカナ表記が増えてきました。 例えば『アイヌ神謡集 [aozora.gr.jp]』はローマ字でした。 今でも新聞(季刊)『アイヌタイムズ [geocities.jp]』は両方使っています。 カタカナ表記は、 語学書『アコㇿイタㇰ [amazon.co.jp]』で使われるものが事実上の標準になっています。 ただし、アイヌ民族博物館 [ainu-museum.or.jp]がしているように、 小書きカナを半角カナで代用することは技術的な制約からなされていました。
言語の系統
知りたかったことがだいたい分かって嬉しくはあるのですが単なる慣行だというのはちょっと拍子抜けでした。ところで、話が逸れるのですが、>JIS X 0213 の導入以降も外来語表記の議論では、音節末の小書きカナが大きく取り上げられたことはないはずです。とのことですが、小書きの母音ァィゥェォは昔からJISコードにありますけど、外来語表記にあたってのこれらの用法について統一的な指針が示されたことはあるのでしょうか?デュとかトゥとか普段使ってますけど 文部省の資料 [mext.go.jp]だといまいち見通しが悪いような…。 神奈川県パスポートセンター [kanagawa.jp]のローマ字表だとデュがDEYUだったりしてローマ字からカナへの逆変換がで
>JIS X 0213 の導入以降も外来語表記の議論では、音節末の小書きカナが大きく取り上げられたことはないはずです。 とのことですが、小書きの母音ァィゥェォは昔からJISコードにありますけど、外来語表記にあたってのこれらの用法について統一的な指針が示されたことはあるのでしょうか? デュとかトゥとか普段使ってますけど文部省の資料 [mext.go.jp]だといまいち見通しが悪いような…。
リンク先の「平成3年内閣告示第2号」が現在の公的な指針です。 これが分かりにくいのは「一般に用いる」第1表と、 「なるべく近く書き表す」第2表(第1表の右下部分)が混在しているからです。 これ以上のものは、各社で決めています。 例えば、共同通信社の『記者ハンドブック [amazon.co.jp]』の末尾の横書き部分にあります。
神奈川県パスポートセンター [kanagawa.jp]のローマ字表だとデュがDEYUだったりしてローマ字からカナへの逆変換ができないんじゃなかろうか。
ローマ字は、書記法(言語として書く)と転写(表記の代用)の両面があります。 外務省のヘボン式 [mofa.go.jp]が転写として問題があるのは、ご指摘の通りです。 転写の国際規格はISO 3602 [iso.org]ですが、これは今のところ訓令式です。 政府の中でも、ローマ字はややこしく、 文科省が訓令式、外務省・国土交通省はヘボン式です。 ただし、ヘボン式でも「クァート」はパスポートなら〈kuato〉、 道路標識なら〈kwato〉、駅なら〈kwāto〉です。
ISO 3602は訓令式としてもALA-LCの翻字表 [loc.gov]はヘボン式ベースっぽいのでここは痛み分け(?)ということなのではないかと邪推します。「ぐぉ」とか「つぉ」なんかがあるのもいいじゃないですか。ただ「きぃ」とか「にぃ」とかのiの点が普通話の1声みたくなっていたり、漢字語も音訓の別や連濁の有無でグルーピングの仕方の違いがルール化されてて読んでるとクラクラしますが。
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単なる慣行です (スコア:2)
琉球語は、琉球王国時代から表記するときに、 ひらがなを主にして、漢字を少し含めていました。 最大の古典『 おもろさうし [o-ki-na-wa.com]』もそうです。
アイヌ語は、以前はローマ字表記が多かったのですが、 最近はカタカナ表記が増えてきました。 例えば『アイヌ神謡集 [aozora.gr.jp]』はローマ字でした。 今でも新聞(季刊)『アイヌタイムズ [geocities.jp]』は両方使っています。 カタカナ表記は、 語学書『アコㇿイタㇰ [amazon.co.jp]』で使われるものが事実上の標準になっています。 ただし、アイヌ民族博物館 [ainu-museum.or.jp]がしているように、 小書きカナを半角カナで代用することは技術的な制約からなされていました。
言語の系統
Re: (スコア:1)
知りたかったことがだいたい分かって嬉しくはあるのですが単なる慣行だというのはちょっと拍子抜けでした。
ところで、話が逸れるのですが、
>JIS X 0213 の導入以降も外来語表記の議論では、音節末の小書きカナが大きく取り上げられたことはないはずです。
とのことですが、小書きの母音ァィゥェォは昔からJISコードにありますけど、外来語表記にあたってのこれらの用法について統一的な指針が示されたことはあるのでしょうか?
デュとかトゥとか普段使ってますけど 文部省の資料 [mext.go.jp]だといまいち見通しが悪いような…。
神奈川県パスポートセンター [kanagawa.jp]のローマ字表だとデュがDEYUだったりしてローマ字からカナへの逆変換がで
Re:単なる慣行です (スコア:1)
>JIS X 0213 の導入以降も外来語表記の議論では、音節末の小書きカナが大きく取り上げられたことはないはずです。 とのことですが、小書きの母音ァィゥェォは昔からJISコードにありますけど、外来語表記にあたってのこれらの用法について統一的な指針が示されたことはあるのでしょうか? デュとかトゥとか普段使ってますけど文部省の資料 [mext.go.jp]だといまいち見通しが悪いような…。
リンク先の「平成3年内閣告示第2号」が現在の公的な指針です。 これが分かりにくいのは「一般に用いる」第1表と、 「なるべく近く書き表す」第2表(第1表の右下部分)が混在しているからです。 これ以上のものは、各社で決めています。 例えば、共同通信社の『記者ハンドブック [amazon.co.jp]』の末尾の横書き部分にあります。
神奈川県パスポートセンター [kanagawa.jp]のローマ字表だとデュがDEYUだったりしてローマ字からカナへの逆変換ができないんじゃなかろうか。
ローマ字は、書記法(言語として書く)と転写(表記の代用)の両面があります。 外務省のヘボン式 [mofa.go.jp]が転写として問題があるのは、ご指摘の通りです。 転写の国際規格はISO 3602 [iso.org]ですが、これは今のところ訓令式です。 政府の中でも、ローマ字はややこしく、 文科省が訓令式、外務省・国土交通省はヘボン式です。 ただし、ヘボン式でも「クァート」はパスポートなら〈kuato〉、 道路標識なら〈kwato〉、駅なら〈kwāto〉です。
Re:単なる慣行です (スコア:1)
ISO 3602は訓令式としてもALA-LCの翻字表 [loc.gov]はヘボン式ベースっぽいのでここは痛み分け(?)ということなのではないかと邪推します。
「ぐぉ」とか「つぉ」なんかがあるのもいいじゃないですか。
ただ「きぃ」とか「にぃ」とかのiの点が普通話の1声みたくなっていたり、漢字語も音訓の別や連濁の有無でグルーピングの仕方の違いがルール化されてて読んでるとクラクラしますが。