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ESA、空気を推進剤に使う低高度衛星向けイオンエンジンを開発」記事へのコメント

  • 恒星間の宇宙空間に希薄に存在する水素原子を磁気でかき集めて吸い取って加速に使うバサード・ラムジェット [wikipedia.org](Bussard ramjet)を思い出した。だんだん現実がSFに近づいていきますね

    • by Anonymous Coward

      野暮ですが、だいぶ違うと思います。
      バサード・ラムジェットは、吸い込んだ水素を核融合の燃料として使うアイディア。
      なので、吸い込むのはエネルギー源であり、推進剤でもあります。
      恒星間の水素は思っていたよりはるかに薄いらしく、実現はかなり困難な模様。

      ESAが発表したやつは"air-breathing electric thruster"なので、エネルギー源はおそらく太陽電池。
      吸い込んだ空気はあくまで推進剤(後ろに噴射して反動を得るためのもの)としてのみ使う。
      (これはこれですごいものだとは思いますが)

      • by Anonymous Coward

        太陽電池とはまたひ弱な感じがするけど秒速7.8kmに達するまでどのぐらいかかるのだろう。希薄空気中を進むとなると抵抗もあるよね。

        • by Anonymous Coward on 2018年03月08日 18時38分 (#3373430)

          なんか勘違いしてると思われ。このシステムで7.8km/sまで加速するのではない。

          まず機体を人工衛星として普通に軌道に投入する。ただしこの時、一般的な衛星より低い200km程度の軌道を与える。
          このような軌道では空気抵抗による減速が激しく、通常では数週間から数ヶ月で速度を失って落下してしまう。

          そこで、ガススラスタや安定翼などで姿勢を安定させてから、衛星に積まれたイオンエンジンやこのイオンラムジェット
          エンジンを始動する。そして出力を空気抵抗による減速と一致するよう調整する。これにより衛星の寿命を、通常の数週間から
          エンジンが停止してから数週間へと大幅に伸ばすことができる、というわけだ。

          ESAとJAXAは高層大気観測だか光学観測だか、衛星として成立させるには空気抵抗が大きすぎる高度での観測に関心があり、
          長年こういうのをやっている。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            hylom氏の解説文がちょっと誤解を生んだようですね
            「秒速7.8kmほどの速度が出せる」は省略しすぎで、「衛星軌道を保てる(=地球に落下しない)秒速7.8kmほどの速度を維持できる」が適切な表現でしょう

私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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