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に気をつけなければいけないんだと。
戦争に関係のない人は、戦争では感情を揺さぶられる悲しいことばかり起きるのだと期待をするもので、そう思い込んでこの日報の文章パートを読むと暑気払いにそばを食ったとかよその士官と猥談をしてきたとか、一見してきわめて牧歌的日常的なことばかり書いてある。だから素直に読めばまるで現地は平和そのものだったかのように思える。しかしそれ以外の部分にはどこの軍隊が爆弾テロにあったとかどこ地方で戦闘が活発化しているとか、戦争が同じ場所で起きていることもきちんと書かれている。
死体の横でも飯は食える。腹が減った時の飯はうまい。そこに分かりやすい悲嘆の塊は必ずしもあるわけではない。
一次資料はすべてが真実でもないし、当事者は資料から読み取るべき教訓を完璧に仕上げながら生きているわけでもない。何がどれだけ書かれていようがそのまま事実として受け取って良いものではなく、他の主観的客観的資料と突き合わせながら批判を加えて精査しなければ、いくらでも読み誤るものなのだ、とか。
開示された日報の中でも、偵察部隊の行動は黒塗りですし、外国部隊の行動も黒塗り。更には、どうも自衛隊内部の事とか周辺情勢の事を書いて有りそうなページが、まるまる数ページ完全に黒塗り。と言う状況ですから、欠落してる日報が少なくないのも含め、一次資料としては、片面的なものだと思いますよ。その中に秘められたものを読み解きつつ、もっと情報開示を進めろ。と突きつけていくしか無いんだろうなと思うんですよ、世論が色々な形態で。
でもこれ開示を要求すべきものじゃないですよね? まるまるはともかく固有名詞の黒塗りは概ね妥当のようですし
固有名詞の黒塗りはやむないと思うのですが、1ページまるまる黒塗りとか、偵察部隊の行動が全部黒塗りというのは、やり過ぎも甚だしいように思うんですよ。偵察部隊の行動が、そんなに隠したいことだらけだったのか?と逆に疑いたくなる。
そりゃ隠したいに決まってるでしょ。
たかが偵察とはいうけれど近代戦において情報収集は極めて重要なんだからその行動内容は秘とすべき情報でしょ。
偵察行動とはいえ構成人数や動きが読み取れてしまえばこの資料を読んだ他国のエージェントやらテロリストに対していらぬ情報を与えてしまうことになりかねない。
一般人からしたらそんなものが?っていうのが意外と機密指定だったりするんですよ。
黒塗りにされてる部分で、偵察部隊の動向が記されてる欄の大きさからして、詳細なノウハウはかけなくて、せいぜい「どこそこに行って、誰それと接触したとか、どこそこの襲撃を受けて応戦した」とか、その程度のことしかかけないですよ。
具体的な名前で誰と接触したとか、何人くらいで行ったとか、どの分隊が行ったとか、そういう辺りは伏せられても仕方ないとは思いますけど、どの地域に行ったとか、どの勢力と接触したとか、どこから襲撃を受けてどういう対処を行ったか。とか、そういう辺りの話は、きちんと公開して検証されるべきだと思うんですよ。
非開示のままで軍なり自衛隊なりにフリーハンドを与えるのではなく、後々きちんと公開させて、議会や世論できちんとチェックさせ、次に外国に行くときはどこまでをどう成約するかとか、そもそも外国にいかせるのはダメだとか、そういう風にしてかないとダメな話だと思うんですけどね。
そんなにコスト掛けられないだろうし、なんかの基準で一律削除でしょうねぇ
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
一次資料の危険性 (スコア:5, 興味深い)
に気をつけなければいけないんだと。
戦争に関係のない人は、戦争では感情を揺さぶられる悲しいことばかり起きるのだと期待をするもので、そう思い込んでこの日報の文章パートを読むと暑気払いにそばを食ったとか
よその士官と猥談をしてきたとか、一見してきわめて牧歌的日常的なことばかり書いてある。だから素直に読めばまるで現地は平和そのものだったかのように思える。
しかしそれ以外の部分にはどこの軍隊が爆弾テロにあったとかどこ地方で戦闘が活発化しているとか、戦争が同じ場所で起きていることもきちんと書かれている。
死体の横でも飯は食える。腹が減った時の飯はうまい。そこに分かりやすい悲嘆の塊は必ずしもあるわけではない。
一次資料はすべてが真実でもないし、当事者は資料から読み取るべき教訓を完璧に仕上げながら生きているわけでもない。何がどれだけ書かれていようがそのまま事実として
受け取って良いものではなく、他の主観的客観的資料と突き合わせながら批判を加えて精査しなければ、いくらでも読み誤るものなのだ、とか。
Re: (スコア:1)
開示された日報の中でも、偵察部隊の行動は黒塗りですし、外国部隊の行動も黒塗り。更には、どうも自衛隊内部の事とか周辺情勢の事を書いて有りそうなページが、まるまる数ページ完全に黒塗り。と言う状況ですから、
欠落してる日報が少なくないのも含め、一次資料としては、片面的なものだと思いますよ。
その中に秘められたものを読み解きつつ、もっと情報開示を進めろ。と突きつけていくしか無いんだろうなと思うんですよ、世論が色々な形態で。
Re: (スコア:0)
でもこれ開示を要求すべきものじゃないですよね? まるまるはともかく固有名詞の黒塗りは概ね妥当のようですし
Re: (スコア:1)
固有名詞の黒塗りはやむないと思うのですが、1ページまるまる黒塗りとか、偵察部隊の行動が全部黒塗りというのは、やり過ぎも甚だしいように思うんですよ。
偵察部隊の行動が、そんなに隠したいことだらけだったのか?と逆に疑いたくなる。
Re: (スコア:1)
そりゃ隠したいに決まってるでしょ。
たかが偵察とはいうけれど近代戦において情報収集は極めて重要なんだから
その行動内容は秘とすべき情報でしょ。
偵察行動とはいえ構成人数や動きが読み取れてしまえば
この資料を読んだ他国のエージェントやらテロリストに対して
いらぬ情報を与えてしまうことになりかねない。
一般人からしたらそんなものが?っていうのが意外と機密指定だったりするんですよ。
Re: (スコア:1)
黒塗りにされてる部分で、偵察部隊の動向が記されてる欄の大きさからして、詳細なノウハウはかけなくて、せいぜい「どこそこに行って、誰それと接触したとか、どこそこの襲撃を受けて応戦した」とか、その程度のことしかかけないですよ。
具体的な名前で誰と接触したとか、何人くらいで行ったとか、どの分隊が行ったとか、そういう辺りは伏せられても仕方ないとは思いますけど、どの地域に行ったとか、どの勢力と接触したとか、どこから襲撃を受けてどういう対処を行ったか。とか、そういう辺りの話は、きちんと公開して検証されるべきだと思うんですよ。
非開示のままで軍なり自衛隊なりにフリーハンドを与えるのではなく、後々きちんと公開させて、議会や世論できちんとチェックさせ、次に外国に行くときはどこまでをどう成約するかとか、そもそも外国にいかせるのはダメだとか、そういう風にしてかないとダメな話だと思うんですけどね。
Re:一次資料の危険性 (スコア:2)
そんなにコスト掛けられないだろうし、
なんかの基準で一律削除でしょうねぇ