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ハードウェア設計っていってもいろいろあるとは思うけど、FPGAの中身を設計するだけでも、ソフトとは違うからね。
電気回路設計になると、アナログの世界だから、ぱっとソフトから転換して設計ができると思えない。ソフトはソフト、ハードはハードでそれぞれ必要な技術があるのに、いきなり配置転換して仕事がうまく動くとは思えないなぁ...
5年ぐらい勉強の期間をもらえればなんとかなるかもしれないけど。
というかハードにしろソフトにしろ、解雇できないからって専門職の人を違う専門職に転換しようというのは、専門職をバカにしすぎでしょう…。
解雇規制が、会社にとっても社員にとってもうまく働いてない恒例だわ。
ハードの人間要らないから整理して足りなくなったんだろうに、矛盾してるぞ。ソフト畑の発言力が強くてハードにしわ寄せが出ただけだと思うけどな。#別の会社で整理されたのでAC
そこはなんとなく判る。「デジタルだからアナログなんて知らなくても大丈夫」ってリストラやっていたら、高周波になってアナログ知らないとマトモに動かなくなったんだな。
電気回路部品でも、これからはディジタルICの時代だから、アナログICは不要、選択と集中、とかやっちゃたのが日本メーカーでしょ。
で、アナログICの美味しいところを、アナログデバイセズとかリニアテクノロジーといった米国企業に持って行かれて、ディジタルICはアジアメーカーとの価格競争に巻き込まれ、という有様です。周りに流されない、自分の頭で考える経営者がいたなら・・・
デジタルICの時代だからどころか、ごく一部のデバイスを除いてFPGAが優勢になりつつあるのがすでに見えてたのに、どいつもこいつも(って言うほど既にメーカーなかったか・・・)「システムLSIに集中します」とか言って消滅していったからな。これって、「自分たちで考えた製品は作りません。お客様の言う仕様のものを受託でお金もらってLSI作るだけです。」という宣言にしか聞こえなかった。が、FPGAがどんどん高性能化、カスタムLSIの初期費用が高騰する中、そんな特大規模の案件がたくさんあるわけもなく、みなさん散って行かれましたなw。見ていて清々しいくらい痛々しかったw。
システムLSIが失敗したのはその通りだけど、目的が違う。自分たちで考えたくないからシステムLSI等の顧客カスタムICを選んだんじゃなくて、工場を維持しろと言われたからそれしか選べなかった。
オープンな市場で競争力のあるICを作ろうと思ったら、最新のプロセスで作らないといけない。一方、当時既に最新プロセスの競争から脱落していた日本の工場では最新プロセスは使えない。一世代前のプロセスで作れるのは、数が出ないから最新プロセスを使うメリットがない、顧客カスタムICしかなかった。
俺達だって最新プロセスで競争力あるもの作りたかったけど、作らせてもらえなかったんだよ。最近になって工場の整理も進んで、やっと自由にファウンドリを選べるようになった。おかげで規模は縮小したけど、工場整理した後に半導体を作ってるところは割と健全な経営出来てる。
一世代前のプロセスで作れるのは、数が出ないから最新プロセスを使うメリットがない、顧客カスタムICしかなかった。
その割には『選択と集中』というお題目で代替品のない標準品、カスタムLSIとかもバサバサとEOLしてたよな。数は多くないかもしれないが、セットメーカーが製品の生産中とか開発中とかそんなものを切りまくってた。ウチも煽りを食って、出荷開始直前の製品のデバイスをいっぱいEOLされて酷い目にあったよ。(生産中のものもEOLされたし)当然、そんな会社の半導体は新規採用禁止になったけどな。
うーん?日本の半導体メーカー以上に継続生産してくれるところなんて無いように思えるけど。『選択と集中』と言いつつ全然製品整理しなかったから、ルネサスとかも死にかけた。海外メーカーだと1-2年で打ち切りとか普通にあるし、数を買わないと相手にしてくれないから半導体商社なんて代理店が生きていける。台湾・中国辺りにディスコン品の互換品作ってくれるメーカーが色々あるけど、日本はメーカーの供給体制がいいからそういう会社がほとんどない。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
逆ならわかるけど..... (スコア:2)
ハードウェア設計っていってもいろいろあるとは思うけど、
FPGAの中身を設計するだけでも、ソフトとは違うからね。
電気回路設計になると、アナログの世界だから、
ぱっとソフトから転換して設計ができると思えない。
ソフトはソフト、ハードはハードでそれぞれ必要な
技術があるのに、いきなり配置転換して仕事がうまく
動くとは思えないなぁ...
5年ぐらい勉強の期間をもらえればなんとかなるかもしれないけど。
Re: (スコア:0)
というかハードにしろソフトにしろ、解雇できないからって専門職の人を違う専門職に転換しようというのは、専門職をバカにしすぎでしょう…。
解雇規制が、会社にとっても社員にとってもうまく働いてない恒例だわ。
Re: (スコア:2, 興味深い)
ハードの人間要らないから整理して足りなくなったんだろうに、矛盾してるぞ。
ソフト畑の発言力が強くてハードにしわ寄せが出ただけだと思うけどな。
#別の会社で整理されたのでAC
Re: (スコア:0)
そこはなんとなく判る。
「デジタルだからアナログなんて知らなくても大丈夫」
ってリストラやっていたら、高周波になってアナログ知らないとマトモに動かなくなったんだな。
Re: (スコア:4, 興味深い)
電気回路部品でも、これからはディジタルICの時代だから、アナログICは不要、選択と集中、
とかやっちゃたのが日本メーカーでしょ。
で、アナログICの美味しいところを、アナログデバイセズとかリニアテクノロジーといった米国企業に持って行かれて、
ディジタルICはアジアメーカーとの価格競争に巻き込まれ、
という有様です。
周りに流されない、自分の頭で考える経営者がいたなら・・・
Re: (スコア:0)
電気回路部品でも、これからはディジタルICの時代だから、アナログICは不要、選択と集中、とかやっちゃたのが日本メーカーでしょ。
デジタルICの時代だからどころか、ごく一部のデバイスを除いてFPGAが優勢になりつつあるのがすでに見えてたのに、どいつもこいつも(って言うほど既にメーカーなかったか・・・)「システムLSIに集中します」とか言って消滅していったからな。これって、「自分たちで考えた製品は作りません。お客様の言う仕様のものを受託でお金もらってLSI作るだけです。」という宣言にしか聞こえなかった。
が、FPGAがどんどん高性能化、カスタムLSIの初期費用が高騰する中、そんな特大規模の案件がたくさんあるわけもなく、みなさん散って行かれましたなw。見ていて清々しいくらい痛々しかったw。
Re:逆ならわかるけど..... (スコア:3, 興味深い)
システムLSIが失敗したのはその通りだけど、目的が違う。
自分たちで考えたくないからシステムLSI等の顧客カスタムICを選んだんじゃなくて、工場を維持しろと言われたからそれしか選べなかった。
オープンな市場で競争力のあるICを作ろうと思ったら、最新のプロセスで作らないといけない。
一方、当時既に最新プロセスの競争から脱落していた日本の工場では最新プロセスは使えない。
一世代前のプロセスで作れるのは、数が出ないから最新プロセスを使うメリットがない、顧客カスタムICしかなかった。
俺達だって最新プロセスで競争力あるもの作りたかったけど、作らせてもらえなかったんだよ。
最近になって工場の整理も進んで、やっと自由にファウンドリを選べるようになった。
おかげで規模は縮小したけど、工場整理した後に半導体を作ってるところは割と健全な経営出来てる。
Re: (スコア:0)
一世代前のプロセスで作れるのは、数が出ないから最新プロセスを使うメリットがない、顧客カスタムICしかなかった。
その割には『選択と集中』というお題目で代替品のない標準品、カスタムLSIとかもバサバサとEOLしてたよな。
数は多くないかもしれないが、セットメーカーが製品の生産中とか開発中とかそんなものを切りまくってた。
ウチも煽りを食って、出荷開始直前の製品のデバイスをいっぱいEOLされて酷い目にあったよ。
(生産中のものもEOLされたし)
当然、そんな会社の半導体は新規採用禁止になったけどな。
Re: (スコア:0)
うーん?日本の半導体メーカー以上に継続生産してくれるところなんて無いように思えるけど。
『選択と集中』と言いつつ全然製品整理しなかったから、ルネサスとかも死にかけた。
海外メーカーだと1-2年で打ち切りとか普通にあるし、数を買わないと相手にしてくれないから半導体商社なんて代理店が生きていける。
台湾・中国辺りにディスコン品の互換品作ってくれるメーカーが色々あるけど、日本はメーカーの供給体制がいいからそういう会社がほとんどない。