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民主主義下では、国民が「いろんな知識や考えかたをみんなが得」てはじめて良い政治が実現されることになっているのに。
民主制においては、為政者=国民(の代表)と言えるわけで、政府=行政も国民(の代表)に違いないわけです... という理屈は理解されてると思います。
しかし、人間は孔子の時代からどれだけ進歩したと言えるのか?そんなに人類は偉くなったのか?
民主制を高度に成立させる前提であるにもかかわらず、民主制を崩壊させるかもしれません。
どこが 民主主義国家なの?
そうすると、適当なことをいって国民をだまくらかしたり、情緒的な煽動をしたり、都合のよい統計で誘導したりといったことができなくなって困るんじゃないかなってことです。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
読書は有害 (スコア:1)
Re:読書は有害 (スコア:1)
ところで、封建主義の元祖、孔子は「民は知らしむべからず、よらしむべし」と言っていますね。この節はよく誤解されますが、正しくは、民にすべてを知らせることは不可能だ、ということですね。
Re:読書は有害 (スコア:1)
うん。だからこそ、困るんじゃないかと思っていた(いる)んです。
個人というかひとりひとりが、論理的な思考と知識をもつべきで、思考や知識を操るための道具は、言語であり、読書はそのための訓練になる。
そうすると、適当なことをいって国民をだまくらかしたり、情緒的な煽動をしたり、都合のよい統計で誘導したりといったことができなくなって困るんじゃないかなってことです。
それと、なにかの「ため」に本を読むのではなくて、本を読むこと、それじたいが快感であり、目的だとおもっていましたし。
Re:読書は有害 (スコア:1)
> 情緒的な煽動をしたり、都合のよい統計で誘導したりと
> いったことができなくなって困るんじゃないかなってことです。
2ちゃんねる見ていてもそれの訓練になると思いますよ。(笑)
(´д`;)
Re:読書は有害 (スコア:1)
> うん。だからこそ、困るんじゃないかと思っていた(いる)んです。
それは解ってましたよ(笑)。確かに、国民を騙そうとしたり、悪いほうへ誘導しようとしたりする人がいれば、その人達にとっては困ることになるでしょうね。
逆にいうと、民主主義ってのは、国民のほとんどすべてに高い論理性や思考能力、知識を要求するシステムだ、と言えるわけです。そうでなければ衆愚政治に陥るか、より能力の高い一部の人間に権力を握られて有名無実となってしまいます。そう考えると、ababinchoさんの心配は、うなずける面もあります。
さて、現在の日本では、中学校までの義務教育を終えない人は皆無に等しい。つまり、義務教育レベルの論理性や思考能力、知識をすべての国民が身につけているわけです。
しかし、ababinchoさんは、それでも心配しています。何故でしょう?義務教育の内容に問題があるのでしょうか?それとも、義務教育を受ける側、つまり国民一般の資質に問題があるのでしょうか?
後者の立場を採れば、「知らしむべからず、よらしむべし」と言うことになりますね。この場合は、国民が知って困ることはない。何故なら、知ったところでそのレベルは多寡が知れてるから。
前者であれば、その内容をどこまで高めれば良いか、と言う問題になります。しかし、高校進学率もかなり高い数字だと言うことを考えれば、高校生レベルでも不足、と言うことになりますよね。では、大学生レベルまで必要、と言うことになると、もうそれは不可能じゃないか、と言う話になります。とすると、後者の立場と一致します。
結論として、やっぱり困らないんじゃないか、と言うことにはなりませんかね.... ならないかな、やっぱり。
Re:読書は有害 (スコア:1)
はい。そして、そうであってほしいと願っています。
そして、日本は民主主義国家ではない、とは考えていません。
素直に、ぼくはなぜ心配しているんだろう。と考えました。
義務教育の内容に問題がある、とした場合、じゃあそれはレベルの問題なのではなく、方向なのではないかな、とおもいました。よく言われていることはありますが、懐疑の精神とそれを調べるための方法は小学生でも、程度の差はあれ理解できるんじゃないかとおもいます。
自分がうけた以外の実際の義務教育を知らないので、どういう教育がいま、なされているかっていうのはわからないのですが。
国民の代表として選ばれた為政者が、実際、民主主義を有名無実化しようとしているか、に関しては判断は留保しています。
Re:読書は有害 (スコア:1)
<<略>>
> 懐疑の精神とそれを調べるための方法は小学生でも、程度の差は
> あれ理解できる
なるほどそうかもしれませんね。でも、懐疑の精神って、そんなに簡単に身につくものか、ちょっと疑問です。また、懐疑の精神が、社会を安定的に運営していくことに有用なのかどうか、これも疑問です。
現に孔子は、「理解させることはできない」と言っていますよね。これはつまり、懐疑の精神を持たせることも難しい、と言っているとも解釈できます。「よらしむべし」の方では、要するに、国民が慕って、つまり疑いを持たず、ついてくるような政治を行なえ、と言っているとも解釈できますね。
もっとも、孔子は民主主義も国民皆教育もない時代の人ですから、彼の説すべてが現代社会に当てはまるとは言えません。しかし、人間は孔子の時代からどれだけ進歩したと言えるのか?そんなに人類は偉くなったのか?私は疑問だと思っています。
... これって、懐疑の精神でしょ(笑)。懐疑の精神を持ったものは、民主主義を破壊する可能性を秘めているのです。国民の論理性や知識が向上は、民主制を高度に成立させる前提であるにもかかわらず、民主制を崩壊させるかもしれません。ababinchoさんの指摘とは別の意味で民主制にとって危険なんですね。
Re:読書は有害 (スコア:1)
道徳や、哲学であれ、宗教であれ、あるいは法律であれ、こうあるべきである、という規範はまず、それが現実の世界では実現されていないから、唱えられるのだ、と思います。人類は、まあ、前進もしますが、同じことをくりかえしたり、あるいは後退したこともある。蓄積だけはされているけれど、賢くなったとはいえないのでしょう。
なるほど。自らを成立させるための基盤が崩壊させる可能性をはらんでいるのですね。なんだかすっきりした気がします。すると、民主制であれ、民主制のふりをしているようななんちゃって民主性であれ、君主制であれ、国民の論理性や知識が向上することは、体制を崩壊させる可能性をはらんでいるということになるのでしょう。
ひるがえって、懐疑の精神が、社会の安定的な運用には有用か、といわれれば、それはけっして有用ではない。有用でないから、そういうことをされると困るのではないか、とこのスレッドの最初にわたしが書いたところに戻って考えました。
国民の論理性や知識が向上した結果、民主制がよりよく向上するかもしれないし、崩壊するかもしれない。あるいは特になにもおこらないかもしれません。それでも、まあ何も知らず、考えるすべをもたないよりはよいでではないかな、と漠然とおもっています。
Re:読書は有害 (スコア:1)
リーンの翼 [google.com]の民衆はいつも勝者 であるとかの話を
なんかを思い出してしまいました。
「本当に最後に責任を取らないといけないのは国民だ」
って言う?啓蒙?かなと思っています.
# ちゃんとした本はあまり読んだことないなぁ。
Re:読書は有害 (スコア:1)
ところがどっこい、日本国憲法には、「選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない」となってるんですねぇ。つまり、上のような発言は、実は憲法違反(笑)。
Re:読書は有害 (スコア:1)
って、法的な責任がどうのという話じゃなくて、(;_;
(特に民主国家では)何か政治による惨事が起こった場合、
それで苦労する(\sim 責任を取る)のもやっぱ自分たちだし、
それを生んだ原因も自分たちにあるということを意識するべきだ
っていう意味です。
為政者(代議士、国王)を悪者にすることで、
無責任に被害者面してる場合ではないと。
僕は主張・啓蒙はしてないので許してください.To日本国拳法
僕がそう感じただけなので作者も悪くないです。
PL法ならヤバイのかもしれませんが
# 気の利いたレスってムズイ
Re:読書は有害 (スコア:1)
ちゃんと憲法読んだ?「公的にも私的にも責任を問はれない」のですよ(笑)。
> それで苦労する(\sim 責任を取る)のもやっぱ自分たちだし、
その通りですが、それはあまりにも被害者意識だけが肥大していますね。民主主義国家が他国を侵略しないとは言えないし、不当に自分達の主義主張を他国に強制したりしないとは限りません。それらの場合には、苦労するのは民主的な決定を押し付けられた他国です。
私は読んだことがありませんが、「最悪の民主主義」とやらにはそんな説明もあったのではないでしょうか?
なお、強制する主義主張と言った場合に一般に想像されるのはグローバリズムなどだと思いますが、これには民主主義自体も含まれることに注意しなければなりません。
Re:読書は有害 (スコア:1)
って、自分たちで決めたことだから"無責任に被害者面してる場合ではないと。"
言う意見なので、被害者意識が肥大しているというわけではないと思います。
加害者にはならない想定だという意味では被害者意識が肥大してるかもしれませんが、
後で、俺がやったんじゃない、お上が決めたことに従っただけだ
と言うのは反則だという意見でもあります。
> 苦労するのは民主的な決定を押し付けられた他国です。
という場合について押し付けられた人には決定する力が無いわけで、
僕にとっては、想定外でした。
>「最悪の民主主義」とやらにはそんな説明もあったのではないでしょうか?
"国民一人一人が政治に荷担しているから、最良の専制政治よりも
最悪の民主政治の方が良い"という登場人物の発言を僕が取り出しただけです.
あまり詳しく覚えていませんが.
> ちゃんと憲法読んだ?「公的にも私的にも責任を問はれない」のですよ(笑)。
一人一人が政治に影響を与えている・与えることが出来るという意味で、
国の行った行為に対して道義的な責任がある。なら良いですか?
言葉の使い方がまずいなら申し訳ないです。
国語は小学生時代からずっと不得意なままなのでご容赦ください.
# 憲法のその条文自体が国民が責任回避するために盛り込んだ
# 盾だなんて主張もできるかも。
ところで銀河英雄伝説は"良い専制国家"と"腐った民主国家"の戦争
の話なのですが、先の登場人物の属する民主国家は負けて、
専制政治が押し付けられたんじゃなかったかと思います。
この場合、本来力があったのに腐敗して力を発揮できずに負けたので
これもまた、放置した国民の責任だという感想を抱きましたが、
一方的に強力な勢力が他を圧倒する場合については、また違う様な 気がします。
もっとも、多数決による政治の少数派というのもほぼ同じ構図 かも知れませんね。
まぁ、僕が政治を行うなら99.9999998%の人間を排除してでも、
最高の民主国家を作ってみせます。:-)
Re:読書は有害 (スコア:1)
> るかもしれませんが、
そういう意味の指摘です。それ以外の意味ではありません。
> 後で、俺がやったんじゃない、お上が決めたことに従っただけだ
> と言うのは反則だという意見でもあります。
それは理解していますよ。事実、その通りでしょう。
ただし、その決定権の数千万分の一とか数億分の一程度しか持っていないのに、責任を負わされるってのも、感覚的には納得できない部分があっても不思議はないと思います(歯切れが悪い)。
> 言葉の使い方がまずいなら申し訳ないです。
> 国語は小学生時代からずっと不得意なままなのでご容赦ください.
すいません。シャレが通じなかったようですね。シャレですので、気にしないでください。言ってることは解りますよ。
> まぁ、僕が政治を行うなら99.9999998%の人間を排除してでも、
> 最高の民主国家を作ってみせます。:-)
その意気やよし。ですが、それは民主主義じゃないでしょ(笑)。
Re:読書は有害 (スコア:0)
そうかなぁ??
むしろ、未だかつて 一度たりとも民主主義国家になったことなどないんじゃないの??
・選挙での投票率の低さ
選挙に行かない層が大きくあるのは「行ってもムダ」という判断が根底にあるから。
つまり、「民意の反映」なぞ 期待していないし、実現するとも思っていないわけだ。
・世襲議員の跋扈
地盤の継承まで含めると「七光り議員」が多数を占めている。
Re:読書は有害 (スコア:1)
制度は、というか、制度だけは、というか。
最近はその制度すらも、あやうくなってきていると思う。有事法制も通りましたしね。
特に小渕以降は、やりたい放題だし。
ACさんの、民主主義ではない理由は、もう全面的にそうだとおもいます。
Re:読書は有害 (スコア:1)
> ないんじゃないの??
そうでしょうね。
> 選挙での投票率の低さ
大正デモクラシーの頃のほうがよっぽどマシだったかもね。もっとも、大日本帝国憲法の頃は、一定額以上納税している人でなければ選挙権・被選挙権がなかったわけだけど。
> 選挙に行かない層が大きくあるのは「行ってもムダ」という
> 判断が根底にあるから。
> つまり、「民意の反映」なぞ 期待していないし、実現すると
> も思っていないわけだ。
逆に聞きたいのですが、あなたは「行ってもムダ」とは思っていないのでしょうか?例えば現在の国政選挙だと、有権者一人の選挙権って、国会議員一人を選ぶことに対して、数万分の一とか数十万分の一程度の権利でしかないわけです。そんなものがなんかの役に立つかと問われれば、答えは簡単ではないはずです。
かつての支配階級である貴族は、支配階級であるがゆえに、ノブレス・オブリージュを要求されました。実際にはノブレス・オブリージュを持たない貴族もいたわけですが。
一方、現代民主主義社会では、支配階級は国民そのものです。支配階級にはノブレス・オブリージュが必要ということであれば、民主主義とは、国民すべてにノブレス・オブリージュを要求する、非常に難しい仕組みだといえます。
民主主義も、組織の規模が小さければ巧く行くんでしょうが、数億人規模の国家を運営する手法としてどうなのか、と思わなくもないですね。
Re:読書は有害 (スコア:0)
苦手みたいなんで..... 読書をしてもだめなんじゃないかな?
#文系がちゃんと本が読めると仮定してのことだが..
Re:読書は有害 (スコア:1)
論理的な思考なんていうのは、本当は文系、理系、体育系の括り以前に身につけるべきことだとぼくはおもいます。
Re:読書は有害 (スコア:0)
文系は論理的思考が苦手→ababinchoは論理的思考が苦手
というのはあまりにも無茶な論理による中傷かと。
さらに、「文系が本をちゃんと読める~」云々も上記と関係ない。
ネタですか?
Re:読書は有害 (スコア:0)
論理的に思考することが苦手な人を
君らは文系の人だとカテゴリーわけするのだろう
Re:読書は有害 (スコア:0)