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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180618/k10011483391000.html [nhk.or.jp]万一の備えの出番が来たと思ったら使えませんでしたって、こわい・・・
たまたま見舞いというか手術の立会で地震発生20分前から現地の入院病棟にいました。大きな揺れの後、すぐに停電になりました。水を買いに1Fに行ったら、1F受付の天井から漏水して、いろんな器で受けていました。もしかしたらあれがそのまま地下の発電機室に行ったのかも知れません。その後しばらくして、どこから持ってきたのか、病院スタッフ10人程が1㎥ほどある発電機を階段で上階にハンドキャリーしていました。スタッフの皆様、お疲れ様です。大変ですが頑張って下さい。
データセンターもそうだけど、非常用電源が地下にあるのはダメだぞ。設計段階でのシミュレーション不足としか思えん。
福島第一も電源設備が水没さえしなければ、っていうのがある。あれは津波だったから手の打ちようがないとしても、やっぱりその後の有形無形の損害を考えると素直に悔しい。
福島第一の非常用発電機はなんで地下にあったか、というのもセットで書かないと。
あれはハリケーンによって建屋ごと飛ばされて電源喪失することを防ぐために、地下に置かれたんだよ。元々の設計が氾濫のない北米大陸の川沿いを想定していて、絶対に飛ばされないためには屋上など論外だった。福島はハリケーンなどあり得ない日本の太平洋岸だったから、絶対に水没しないためには地下など論外だったわけだが、万一を考えて北米と同一仕様で建造した後、追加で屋上にも設置するという決断がなかったことが喪失につながった。
なぜ追加の安全策が取れなかったのか、という見地が必要じゃないだろうか。
ハリケーンはなくても地上だからこその危険はありそうだし、通常+予備地上+予備地下の三重が正しいのではないだろうか
確かに重要さとかかるコストを考えれば3つぐらいあってもいいようなもんですね可搬式でも良い
後知恵とはいえ今後に生かしたいところ
鹿児島県民ですが・・・川内原発は再稼働の条件として、非常用電源の増設というのがあったようです。それもあってだと思いますが、電源車も用意しています。ちょっと前に電源車を使った電源復旧訓練のニュースがありました。
安易に輸入した結果じゃないか。それが何の意味を持ってるかも検討せずにただ持ってきた故。
本国では水没対策されてたけど、東電がケチっただけ
検討しなかったのか、検討しても実現できなかったのかはどちらもあり得ると思う。こういう売り手側が強い製品だと、買い手側が仕様変更したくても認められないこともあるからね。軍事用なんかは特にそう。原発は軍事と民事では軍事に近い性格じゃないかな。
> 福島はハリケーンなどあり得ない日本の太平洋岸だったから、絶対に水没しないためには地下など論外だったわけだが、
いやいや、同じトロピカル・サイクロンである台風は毎年来るんですから、「ハリケーンなどあり得ない」というのは言いすぎかと。「建屋ごと飛ばされて」というのは、もう一つの懸念点である竜巻の方じゃないですか?(こっちが「あり得ない」というのは、言い分としてはわからなくもない)
日本に来る「ハリケーンなどあり得ない」。なぜなら日本に来る熱帯性低気圧を「ハリケーン」と呼ばないからだ。
# 太平洋北中部や太平洋北東部で発生した熱帯低気圧がトロピカル・ストーム以上の強度で180度以西に到達した場合は台風となる(Wikipediaハリケーンより抜粋)。
それ以前に用地自体が元より下げられたってのが…
それもGEの標準工法通りにしたからじゃなかったっけ標準工法通りじゃないと許可が出ないが標準工法は標準なのでその場その場に最適なわけではないんだなぁと言って現地で簡単に変えられるのも確かに困るわけで
間もなく捨てるから、非常用電源の位置を変えるなんてもったいないという、いかにも日本的な事情もあるぞ。ただし、需要の伸びが想定外で、捨てられなくなっててこういう事態を招いたわけだが。
ちなみに、日本が攻められた時に、防御フィールドを張る為に残したわけではない…と思いたい。
つじつま合わせw > 万一を考えて北米と同一仕様で建造した
数年前に送電線が切断されて2日間ほど管内全域の電気の送電が止まったことがあるのだが、災害拠点病院になるために奮発してつけた非常用電源が2機とも定期点検・整備に入っていたせいで全く使い物にならず、開設当初からあった小さな自家発電だけで凌ぐ羽目になった。本来ならそういう状況でも問題ないようにしていたはずなのに、外来・検査を制限しないといけないし、手術も全部中止・延期になるし、すべてが紙ベースでの運用になって混乱し始めるし、病棟では患者が騒ぎ始めたりと大混乱だったな。幸い全電源喪失ではなく細々と最低限の診療はできたので新聞沙汰にはなっていないがあの時はひどかった。
ちなみにこの時は家に帰っても電源落ちてて寒いし何もできないからと大半の職員が家族を連れて病院にお泊まりしてたな。
当時関係者だったのでAC
> 非常用電源が2機とも定期点検・整備に入っていたなんで同時にメンテするんだ…
おとなの事情により、1台目のメンテが終わって待機状態になる前に2台目メンテに突入するスケジュールになってしまった可能性
そのリンク先に
> 一方、電気について、厚生労働省は当初、非常用電源が水没して使えなくなったと発表しましたが、その後、確認した結果、水没した事実は無かったということです。
って書いてあるぞ。
ほんとだ記事が更新されてる。貯水タンク破損による大量浸水で起動が危ぶまれた発電機をyosshyさんのコメのように別の場所に運んで発電したって感じですかね。いずれにせよ最悪の事態は避けられたようでよかったよかった。
非常用電源水没の厚労省発表は間違いだそうですhttps://digital.asahi.com/articles/ASL6L3VG7L6LULBJ00D.html [asahi.com]
午後1時半ごろまでに復旧したとのこと患者さんは大丈夫ですかね・・・
東日本大震災の時に原発の例を出すまでもなく津波等で非常用電源が浸水して使えなくなるという話は結構有名になったけど、今回のように水道管の破裂で非常用電源が浸水して使えないという事もあるって事か。
これを「想定外」と言ってしまうかどうかはトップの考え方だけど。
大水は言うに及ばず、一時間足らずの集中豪雨でも地下は浸水するリスクがあります。水は低いところへ流れる。福岡だったか、地下鉄の駅が浸水したことだってあった。
人は避難すればいいけど、電源設備は避難できません。よしんば足があって避難できても、移動したら役割を果たせないだろうし。
そこそこ大きいビルなら地下に湧水を排出するポンプがあったりするもちろん新築から数年で不要になることが多いけど、地質によっては何年経っても湧水が止まらないところもある
うちの職場は築20年のビルで未だに湧水ポンプ稼働してますしかも非発が地下にある本予備線受電してCVCFまで設けるほど電源に気を使ってるのに何このポンコツ設計
リンク先読めよデマばらまくなよ
非常用電源が水没したというのは間違いだったそうで。
それはおいておいて、非常用電源が何かにもよるけれど、ディーゼル発電機などの場合はずっと動かしていない状態が続いていて、燃料やオイルの配管が腐食したり硬質化して割れたりして漏れるトラブルが発生しやすいですね。
非常用の設備は普段は必要ではないためにメンテとかテスト稼働が手抜きされていることも多いですね。たまには必要がなくても動かしましょう。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:5, 参考になる)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180618/k10011483391000.html [nhk.or.jp]
万一の備えの出番が来たと思ったら使えませんでしたって、こわい・・・
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:5, 興味深い)
たまたま見舞いというか手術の立会で地震発生20分前から現地の入院病棟にいました。大きな揺れの後、すぐに停電になりました。
水を買いに1Fに行ったら、1F受付の天井から漏水して、いろんな器で受けていました。もしかしたらあれがそのまま地下の発電機室に行ったのかも知れません。
その後しばらくして、どこから持ってきたのか、病院スタッフ10人程が1㎥ほどある発電機を階段で上階にハンドキャリーしていました。
スタッフの皆様、お疲れ様です。大変ですが頑張って下さい。
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:1)
データセンターもそうだけど、非常用電源が地下にあるのはダメだぞ。
設計段階でのシミュレーション不足としか思えん。
福島第一も電源設備が水没さえしなければ、っていうのがある。
あれは津波だったから手の打ちようがないとしても、
やっぱりその後の有形無形の損害を考えると素直に悔しい。
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:4, 興味深い)
福島第一の非常用発電機はなんで地下にあったか、というのもセットで書かないと。
あれはハリケーンによって建屋ごと飛ばされて電源喪失することを防ぐために、地下に置かれたんだよ。
元々の設計が氾濫のない北米大陸の川沿いを想定していて、絶対に飛ばされないためには屋上など論外だった。
福島はハリケーンなどあり得ない日本の太平洋岸だったから、絶対に水没しないためには地下など論外だったわけだが、
万一を考えて北米と同一仕様で建造した後、追加で屋上にも設置するという決断がなかったことが喪失につながった。
なぜ追加の安全策が取れなかったのか、という見地が必要じゃないだろうか。
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:2, すばらしい洞察)
ハリケーンはなくても地上だからこその危険はありそうだし、通常+予備地上+予備地下の三重が正しいのではないだろうか
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:2)
確かに
重要さとかかるコストを考えれば3つぐらいあってもいいようなもんですね
可搬式でも良い
後知恵とはいえ今後に生かしたいところ
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:1)
鹿児島県民ですが・・・
川内原発は再稼働の条件として、非常用電源の増設というのがあったようです。
それもあってだと思いますが、電源車も用意しています。ちょっと前に電源車を使った電源復旧訓練のニュースがありました。
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:1)
安易に輸入した結果じゃないか。
それが何の意味を持ってるかも検討せずにただ持ってきた故。
Re: (スコア:0)
本国では水没対策されてたけど、東電がケチっただけ
Re: (スコア:0)
検討しなかったのか、検討しても実現できなかったのかはどちらもあり得ると思う。
こういう売り手側が強い製品だと、買い手側が仕様変更したくても認められないこともあるからね。
軍事用なんかは特にそう。
原発は軍事と民事では軍事に近い性格じゃないかな。
Re: (スコア:0)
> 福島はハリケーンなどあり得ない日本の太平洋岸だったから、絶対に水没しないためには地下など論外だったわけだが、
いやいや、同じトロピカル・サイクロンである台風は毎年来るんですから、「ハリケーンなどあり得ない」というのは言いすぎかと。
「建屋ごと飛ばされて」というのは、もう一つの懸念点である竜巻の方じゃないですか?(こっちが「あり得ない」というのは、言い分としてはわからなくもない)
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:1)
日本に来る「ハリケーンなどあり得ない」。
なぜなら日本に来る熱帯性低気圧を「ハリケーン」と呼ばないからだ。
# 太平洋北中部や太平洋北東部で発生した熱帯低気圧がトロピカル・ストーム以上の強度で180度以西に到達した場合は台風となる(Wikipediaハリケーンより抜粋)。
Re: (スコア:0)
それ以前に用地自体が元より下げられたってのが…
Re: (スコア:0)
それもGEの標準工法通りにしたからじゃなかったっけ
標準工法通りじゃないと許可が出ないが標準工法は標準なのでその場その場に最適なわけではないんだなぁ
と言って現地で簡単に変えられるのも確かに困るわけで
Re: (スコア:0)
間もなく捨てるから、非常用電源の位置を変えるなんてもったいないという、いかにも日本的な事情もあるぞ。
ただし、需要の伸びが想定外で、捨てられなくなっててこういう事態を招いたわけだが。
ちなみに、日本が攻められた時に、防御フィールドを張る為に残したわけではない…と思いたい。
Re: (スコア:0)
つじつま合わせw > 万一を考えて北米と同一仕様で建造した
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:2, 参考になる)
数年前に送電線が切断されて2日間ほど管内全域の電気の送電が止まったことがあるのだが、災害拠点病院になるために奮発してつけた非常用電源が2機とも定期点検・整備に入っていたせいで全く使い物にならず、開設当初からあった小さな自家発電だけで凌ぐ羽目になった。本来ならそういう状況でも問題ないようにしていたはずなのに、外来・検査を制限しないといけないし、手術も全部中止・延期になるし、すべてが紙ベースでの運用になって混乱し始めるし、病棟では患者が騒ぎ始めたりと大混乱だったな。幸い全電源喪失ではなく細々と最低限の診療はできたので新聞沙汰にはなっていないがあの時はひどかった。
ちなみにこの時は家に帰っても電源落ちてて寒いし何もできないからと大半の職員が家族を連れて病院にお泊まりしてたな。
当時関係者だったのでAC
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:1, すばらしい洞察)
> 非常用電源が2機とも定期点検・整備に入っていた
なんで同時にメンテするんだ…
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
おとなの事情により、1台目のメンテが終わって待機状態になる前に2台目メンテに突入するスケジュールになってしまった可能性
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:1)
そのリンク先に
> 一方、電気について、厚生労働省は当初、非常用電源が水没して使えなくなったと発表しましたが、その後、確認した結果、水没した事実は無かったということです。
って書いてあるぞ。
Re: (スコア:0)
ほんとだ記事が更新されてる。
貯水タンク破損による大量浸水で起動が危ぶまれた発電機を
yosshyさんのコメのように別の場所に運んで発電したって感じですかね。
いずれにせよ最悪の事態は避けられたようでよかったよかった。
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:1)
非常用電源水没の厚労省発表は間違いだそうです
https://digital.asahi.com/articles/ASL6L3VG7L6LULBJ00D.html [asahi.com]
復旧 (スコア:0)
午後1時半ごろまでに復旧したとのこと
患者さんは大丈夫ですかね・・・
Re: (スコア:0)
東日本大震災の時に原発の例を出すまでもなく津波等で非常用電源が
浸水して使えなくなるという話は結構有名になったけど、今回のように
水道管の破裂で非常用電源が浸水して使えないという事もあるって事か。
これを「想定外」と言ってしまうかどうかはトップの考え方だけど。
Re: (スコア:0)
大水は言うに及ばず、一時間足らずの集中豪雨でも地下は浸水するリスクがあります。
水は低いところへ流れる。福岡だったか、地下鉄の駅が浸水したことだってあった。
人は避難すればいいけど、電源設備は避難できません。
よしんば足があって避難できても、移動したら役割を果たせないだろうし。
Re:国立循環器病研究センターの非常用電源が水没 (スコア:2)
Re: (スコア:0)
そこそこ大きいビルなら地下に湧水を排出するポンプがあったりする
もちろん新築から数年で不要になることが多いけど、地質によっては何年経っても湧水が止まらないところもある
うちの職場は築20年のビルで未だに湧水ポンプ稼働してます
しかも非発が地下にある
本予備線受電してCVCFまで設けるほど電源に気を使ってるのに何このポンコツ設計
Re: (スコア:0)
リンク先読めよ
デマばらまくなよ
> 一方、電気について、厚生労働省は当初、非常用電源が水没して使えなくなったと発表しましたが、その後、確認した結果、水没した事実は無かったということです。
Re: (スコア:0)
非常用電源が水没したというのは間違いだったそうで。
それはおいておいて、非常用電源が何かにもよるけれど、ディーゼル発電機などの場合はずっと動かしていない状態が続いていて、燃料やオイルの配管が腐食したり硬質化して割れたりして漏れるトラブルが発生しやすいですね。
非常用の設備は普段は必要ではないためにメンテとかテスト稼働が手抜きされていることも多いですね。
たまには必要がなくても動かしましょう。