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匿名発言の濫用は匿名発言の制限を招く」記事へのコメント

  • 匿名発言という行為自体を否定するわけじゃないけど、
    いざ、個人のWebの掲示板などで、個人対匿名で、意見対立する
    状況になったときなどに、個人側は何かと大変だと感じています。

    まず、匿名さんの多くは、自分が誰か特定できない安心感や、
    都合が悪くなれば、いつでも議論から逃げられるためか、
    少々挑発的な文章になりがちです。
    一方、個人の側がそういう挑発的な文章に安易に振り回され、
    感情的な反応をするのは、何かと損なことが多いので、
    ぐっと我慢しなきゃならないのが結構大変なこと。

    それと、そういう書き込みをしている相手が
    本当は何を考えているかわからない不安も大きい
    • >まず、匿名さんの多くは、自分が誰か特定できない安心感や、
      >都合が悪くなれば、いつでも議論から逃げられるためか、
      >少々挑発的な文章になりがちです。

      と書かれているのは承知の上でお尋ねしますが,

      >一方、個人の側がそういう挑発的な文章に安易に振り回され、
      >感情的な反応をするのは、何かと損なことが多いので、
      >ぐっと我慢しなきゃならないのが結構大変なこと。

      というのは,匿名者に応対するときに限った話でしょうか?
      記名していても感情的な応対はマイナスにしかならないので,
      結局は記名/匿名で応対に差はないと思えますが。

      >匿名だと一層
      • by shinmk (8986) on 2003年06月28日 17時29分 (#347463) ホームページ 日記
        > 記名していても感情的な応対はマイナスにしかならないので,
        > 結局は記名/匿名で応対に差はないと思えますが。

        記名/匿名で応対に差がないということを言いたいのではなくて、
        議論や意見表明をする際に、匿名の場合は、感情むき出しに
        書くこともしやすいけど、記名側はなかなかそうもいかないと
        いうことを言いたいのです。説明不足で済みません。

        でも、もし、記名者が、例えば私に対して、他人も見ている
        掲示板で、感情むき出しに書くことがあれば、その人にも
        リスクが生じているわけですから、そこまでして、
        言いたいというのなら、もちろん応対も違ってきます。

        > それは本当に"匿名"だ
        > から考えが不明瞭になるのですか?

        匿名の人が、例えば一般的な社会事件等に対して、
        意見を言ってる場合は、それほど神経を使うこともしませんけど、
        例えば、掲示板に書き込みをしている特定の個人の言動に対して、
        非難したり、管理人にその人への注意を要求したりする時などが
        問題です。

        それは、単なる通りすがり的書き込みかも知れないし、
        もしかしたら、良く知っている誰かが匿名で書いているのかもしれない。
        子供かも知れないし、大人かもしれない。
        その匿名の意見に、賛同する匿名者の書き込みは、
        本人のなりすましかもしれない。または本人の友人かもしれない。

        匿名だとわからないことが多すぎます。

        日頃から書き込んでいる人なら、解っていることが多いだけに、
        話もしやすいですし、全く知らない人でも、メールなどで
        連絡できるような相手なら、詳細や真意をメール等で直接本人に
        問い合わせることもできます。

        しかし、相手が匿名だと、まともに話し合うには、再び掲示板を
        使って返事を書く手段しかなく、相手も再び、その掲示板を
        使って意見を書いてきます。
        そうなると、ほとんどの場合、その掲示板自体の雰囲気が悪くなり、
        他の人も感情的になってきたりして、その掲示板で
        本来やりたいコミュニケーションができなくなっていきます。

        時には匿名の書き込みにつられて感情的になりすぎた人が、
        掲示板を去っていくこともありました。

        もしかして、匿名者はそれが目的ではないかと疑心暗鬼にも
        なります。

        私の場合は、そういう匿名の人と話し合うために、例えば、
        臨時掲示板を用意するなどの対処もしました。(…というか、
        そういう事が発生することを想定して、あらかじめ準備していた)

        そんなわけで、私の場合、匿名と記名とで、対処は大きく違います。

        それと、相手が記名者であれば、その時は気まずい状況になってしまっても、
        その後に、いい議論や意見交換相手になることもあるけど、
        匿名の場合は去ってしまえばそれで終わり。
        親コメント
        • by ya3 (14042) on 2003年06月29日 13時24分 (#347984) 日記
          とても同感。そこへ付け加えたいのは、コミュニケーションって、たとえ掲示板等で
          文字でのやりとりをベースに行っている場合でも、ホントのとこは、直接の文字面だけに
          依存して行われてるわけじゃない、ってあたり。つまり、同じ文面の書き込みだろうと、
          書いた本人の別な発言との兼ね合い次第で意味合いが思いっきり違ってくる場合が多い
          わけで(他にはタイミング次第でも)、・・・要するに語用論の問題なんだけど、
          だからACや捨てハンの使用が行き過ぎてる場だと、議論の中だけに限らず全般的に
          意志疎通にあたっての苦労が多すぎて疲れる、というのがある。

          僕には身近に先天性のコミュニケーション障害(自閉症)の人が何人もいるんだけど、
          彼らが生まれてからずっと直面し続けている苦労って、まるで、匿名掲示板での苦労じゃ
          ないか、と思うことがあります。彼らは、健常者なら自動的にできてしまう他人の意図の
          推論が生まれつき困難で、そのため日常のごく些細なやりとりの中でも、いちいち頭を
          使って他人がなにを言いたいのか、なにをやりたいのかと「推理」しなければならない。
          知能が通常値である場合(高機能自閉、またはアスペルガー症候群の場合)は、コトバの
          直接の意味は分かる。でも、文脈情報は自然には扱えない。そのため、親や身近な人が
          声をかけてきてる時も、匿名発言を解釈する場合みたく、意識的に意味合いを探らないと
          やりとりが成立しない。「この人がこう言ってるならこういう意味だろう」というあたりが、
          すっと出てこなくて、だから代替として、コトバの直接の意味と、「こういう時にこう
          言えばこういう意味」といったお約束からのパターン認識に頼るしかない。

          ネットでの、必要に応じての匿名の価値は分かるし、僕もそれをそれなりに享受してる
          一人だけれど、行き過ぎな空間での過剰な行き違いを前にすると、そのたびに自閉者たちの
          苦労を想起して、なんだかなーと思ってしまいます。文責って、単なる制約だったり、
          リスクだったりってだけじゃないんです。他方では、恵まれたコミュニケーション手段
          なんですよ。
          親コメント
          • やはり激しく同意。自閉症との比較は興味深いです。
            言語というものは人と話すために作られたものであって、
            一つ一つの書き込みと議論するために作られたわけじゃない。
            だから、こんな不完全でも今まで何とか使えてきました。

            ただ、現状の流れは簡単には変わらないだろうな、という諦めもあります。

            面白いのは、匿名で書き込んで「これで社会的人格は傷つかない」と思っても、
            その書き込みが叩かれると、結局内面的(?)人格は傷つくんですよね。
            そのギャップも、匿名では相手には伝わりにくいです。
            名無しさんを叩いても叩いた気になれない。

            逆に、匿名……有り体に言って2chスタイルの掲示板が持っているのは
            「場の力」ですね。いわゆるスレの空気。個々人間のコミュニケーションを
            破綻させてでも成り立とうとする、何やら自律的な存在の気配を感じます。
            何の役に立つのかは、まだよく分からないのですが、究極的には「祭り」なんでしょうかね。

            だから、「匿名だから本心が出る」「言いたいだけ言える」は間違いじゃないかと。
            見えないところで傷付きながら場に流されている、というのが、
            大方の名無しさんにとっての現実だと思います。
            親コメント

UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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