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昭和30年生まれ以前は6割保菌、平成生まれは1%前後しか保菌して居無い。
1980年と2010年とでは50才台の胃がんは半減している。
ピロリ菌の有る無しで判定するABC法でA判定なら1万人に一人くらいの胃がんがB判定なら一桁多い。6割がb判定だった1990年台の50才の胃がんは、多い。1%しかB判定が居無い2040年の50才の胃がんの有病率は8割引になるのは既定の事実。
有所見率は間違いなく減るバリウムや胃カメラの検診を画一的に実施すると、有害事象の発生率が変わら無いまま(多少は減るか?)、検診の御利益は8割引になるので、ピロリ菌の有無で送別化し無い、胃がん検診は、事故ばかりでがんが見つからなくなる恐れが平成の次の年号ではある。
同じ話は、ワクチンが無くても、子宮頸がんは10万人当たりの発症率で昭和と平成では半減している。勿論、除菌もワクチンもより良い数字の獲得のためには有益だが、除菌やワクチンだけで、感染率が減るのでは無く、世の中がすべからく「御清潔」になるのが大切。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
除菌は後付、世代別の「清浄度」 (スコア:1)
昭和30年生まれ以前は6割保菌、平成生まれは1%前後しか保菌して居無い。
1980年と2010年とでは50才台の胃がんは半減している。
ピロリ菌の有る無しで判定するABC法でA判定なら1万人に一人くらいの胃がんがB判定なら一桁多い。6割がb判定だった1990年台の50才の胃がんは、多い。1%しかB判定が居無い2040年の50才の胃がんの有病率は8割引になるのは既定の事実。
有所見率は間違いなく減るバリウムや胃カメラの検診を画一的に実施すると、有害事象の発生率が変わら無いまま(多少は減るか?)、検診の御利益は8割引になるので、ピロリ菌の有無で送別化し無い、胃がん検診は、事故ばかりでがんが見つからなくなる恐れが平成の次の年号ではある。
同じ話は、ワクチンが無くても、子宮頸がんは10万人当たりの発症率で昭和と平成では半減している。
勿論、除菌もワクチンもより良い数字の獲得のためには有益だが、除菌やワクチンだけで、感染率が減るのでは無く、世の中がすべからく「御清潔」になるのが大切。
Re:除菌は後付、世代別の「清浄度」 (スコア:2)
悪性貧血や家族性ポリポーシス [ganjoho.jp]などは個人の病気なので集団的な検診の対象からは外すべきだが、家系で検査を密にすれば見つけやすい。
ピロリ除菌後の話をすると、ピロリ除菌後の胃がん [jmedj.co.jp]発症率は、生まれながらのピロリフリーの人よりはまだ高い。さらに、胃がんの治療法の変化が加わる。胃がんで全摘していたころは一生に2度も3度も胃がんにならなかった。胃の肛門側三分の二を摘出する、幽門側切除術後の残胃がんもあるが、ピロリによる胃がんのできる場所からすると頻度は少なかった。しかし、内視鏡で胃の粘膜を剥ぎ取る手術、EMR [jcqhc.or.jp]やESDの治療を受けた後も、萎縮性胃炎などの癌母地は残る。そのため、除菌後も胃がん後もきちんと除菌後の定期的な胃カメラを行わないと、次の胃がんを見落とすことになる。早期胃癌ESD後のHelicobacter pylori感染状態別の異時性多発胃癌と内視鏡検査間隔に関する多施設共同研究 [jst.go.jp]。
これは今後の知見の集積が待たれる仮説だが、ピロリ除菌で胃の粘膜が元気になると胃酸が分泌できるようになる。胃酸が増えると症状のある逆流性食道炎が増える。繰り返す粘膜の酸の侵襲で、扁平上皮が腸上皮化するバレット食道が増える。欧米型のバレット食道がんも増えるのではないか?という「風が吹くと桶屋が儲かる」型の疾病構造の変化があるのではないかというのだが、これについては除菌しなくても、産まれながらのピロリフリーも同じだ。いずれにせよ、胃カメラは食道カメラとしても役に立つので検診は有用だろう。
ただし、バリウムの有効性は猶更減る、悪くなる。治療の容易な早期食道がんはバリウムでは見つからないから。狭窄が生じるような食道がんは進行がんである。