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「反グルタミン酸ナトリウム」と戦う味の素」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2018年10月08日 15時46分 (#3494109)

    2002年に発表された弘前大学の大黒らの報告によると、グルタミン酸ナトリウムを過剰摂取(摂取食事量の10%あるいは20%のグルタミン酸ナトリウムを1~6か月与える)させたラットのガラス体と網膜神経節細胞にはグルタミン酸ナトリウムの蓄積がみられ、機械的ストレスを受ける細胞の部位に見出されることが多いグリア線維性酸性タンパク質の発現増加と、通常の餌を与えたラットに比べて網膜ニューロン層の厚さが著しく薄くなっていることが確認された[9][10][3]。大黒らは、このことがグルタミン酸ナトリウムが欧米に比べて広く使われているアジアで緑内障が多い原因のひとつではないかと述べている。

    なお日本では1972年に味付昆布にグルタミン酸ナトリウムを「増量剤」として使用し、健康被害が起きた事故があった。その症状は中華料理店症候群に似たものであった(頭痛、上半身感覚異常等)が、問題の商品には、製品の25.92%~43.60%のグルタミン酸ナトリウムが検出され「調味料としての一般的な使用」とは程遠いものであった[11]。

    グルタミン酸ナトリウムの性質として、味覚から過剰摂取を感知できないという問題がある。通常、塩などの調味料は投入過剰状態になると「辛すぎる」状態となり食べることができないが、グルタミン酸ナトリウムはある程度の分量を超えると味覚の感受性が飽和状態になり、同じような味に感じるため、食べすぎに気づきにくく、また飲食店も過剰投入してしまいがちであり、調味料としての一般的な使用では考えられない分量のグルタミン酸ナトリウムを摂取してしまう場合もある[12]。グルタミン酸ナトリウムのうまみは耳かき一杯程度で十分感じることができる。

    また、多量の遊離グルタミン酸を体内で処理できない特異体質者やアレルギー・ぜんそく患者は、摂取すると体調や症状の悪化を招く恐れがあるため注意しなければならない。

    Wikipedia グルタミン酸ナトリウム#緑内障の原因 [wikipedia.org] より引用

    • by Anonymous Coward on 2018年10月08日 15時52分 (#3494118)

      過剰摂取したら有毒なものでも、常用量なら問題ないことは多々ある。
      塩10%とか20%のもの食い続けてみろ、数日で死ぬぞ。だからって塩を致死性があるからと使わないのか?

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      • by Anonymous Coward on 2018年10月08日 15時59分 (#3494127)

        グルタミン酸ナトリウム10%とか20%とかならナトリウムだけでも食塩4%とか7%相当ですから、それだけで十分体調崩しますよね。というか辛くて食えないんじゃないのか。

        親コメント
      • 過剰摂取したら有毒なものでも、常用量なら問題ないことは多々ある。
        塩10%とか20%のもの食い続けてみろ、数日で死ぬぞ。だからって塩を致死性があるからと使わないのか?

        塩に例えているようだけど、「普通使用量の1000倍でラットに発がん性が出たけど、10倍ぐらいなら有意差が出なかったから問題ない」という防カビ剤が添加された食品があったらそれを食べる?

        農薬とか防カビ罪などの、安全性検査は、普通使用量の数千倍以上で行われるもので、それでラットとかに影響が出るものは認可されない。
        普通使用量なら影響が出ないかもしれないけど、実は極わずかに発がん性が上がっている可能性もあるから、安全面を考えて認可されないわけ。

        日本はMSGが調味料扱いで、調味料(アミノ酸)という表記だけで無制限に使えるのは危険すぎるよ。

        EUはMSGを食品添加物として使用することを許可しているものの、使用できる量は料理1kgあたり10gまでであり、推奨摂取量は体重1kgあたり30mgまでとなっている。スナック菓子などを製造するメーカーだけでなく、料理を作るシェフだも、この法定最大使用量を守る必要がある。

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        • by Anonymous Coward on 2018年10月08日 18時13分 (#3494221)

          塩に例えているようだけど、「普通使用量の1000倍でラットに発がん性が出たけど、10倍ぐらいなら有意差が出なかったから問題ない」という防カビ剤が添加された食品があったらそれを食べる?

          添加量がきちんと管理されてるなら食べるよ。体内に蓄積されやすいとかそういう話でなければ。

          どだい、どんな食品(あるいは成分)だって安全と思われる量の100倍も摂取すれば有害なので、殊更に忌避する理由はない。
          それこそ防カビ剤で防ぐカビだって有毒なのもあるから、そちらのリスクを回避できる側面もあるわけだしね。

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        • by Anonymous Coward on 2018年10月08日 18時11分 (#3494220)

          塩に例えるのがダメで防カビ剤で例えるべき合理性はどこに?

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          • by Anonymous Coward

            塩に例えるのがダメで防カビ剤で例えるべき合理性はどこに?

            更に言えば、
            先にすり下ろしニンニク(アリシン)の例が出てるけど、それでもニンニク止めてないよね?

        • by Anonymous Coward

          農薬の場合は食品に残るとまずいということも当然ある。あるけど、それよりも土壌汚染とか、農薬を散布している人に対する有害性とかも重要になるので、単純な食品添加物の基準と比較するのはあんまり適切じゃないような。

      • by Anonymous Coward

        だから、食塩は味覚が麻痺してないとそんなに食べることができない。

        グルタミン酸塩は大量に食べても味が変わらないから、いくらでも食べられる。過剰摂取の難しさが違いすぎるんだよ。

        • by Anonymous Coward on 2018年10月08日 17時07分 (#3494180)

          ・通常量なら問題ない
          ・摂取しすぎたら駄目
          ・過剰摂取が容易
          というだけならいくらでもある。

          ターメリックやナツメグ、生姜、ニンニク等も調理法によっては案外ヤバい量も食えるし、サプリメントとかも割と余裕。
          あるいは成分で言えばカフェインなんかも。別にグルタミン酸ナトリウムを特別視する理由はない。

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        • by Anonymous Coward

          ゆうても食事量の10%~20%のグルタミン酸ナトリウム やぞ

          どんなけ意図的に摂取しないとダメなんだw

          • by Anonymous Coward

            自分で調理したら意図的に入れないだろうけど、店舗だと違うよね。味が薄かったら文句言われるし。

            • by Anonymous Coward

              その客味の違いわかってんじゃん
              一定量を超えると差を感じないから入れ過ぎ注意って話なのに

            • by Anonymous Coward

              流石に食事量の10%~20%も味の素というのは、人間換算なら一食につきひと瓶以上ぶちこむことになるので、店舗云々の問題ではないでしょう。

              • by Anonymous Coward

                家系っぽいラーメンを作る記事をDPZで見た気がするので探してみた。
                この記事 [nifty.com]だとタレ10杯分に対してグルエース大さじ1、リボタイド小さじ1
                この記事 [nifty.com]だとタレ作りにグルエース大量、どんぶりにグルエース小さじ1杯強(以上)
                多いは多いけどひと瓶以上ってほどではなさ気・・・?
                でもそれ以上に

                「濃口醤油、水を同割りにして、そこに塩を

    • 毎食ごとに味の素の瓶を2~4個くらい使えば人間もそうなるのかな

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

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