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「1画面2表示」の新表示方式を提案」記事へのコメント

  • 実物は見ていないのですが。

    透明TFTの研究開発もされているけれどまだまだなので
    (しばらく前のScienceに載っていましたが、
    今のシリコンプロセスが置き換わるのは何十年後かなあ)
    これはパッシブ型でしょうね。
    アクティブでTFTが丸出しになると外部光で誤動作してしまう。
    なのでTFTへはクロム膜などで外部光を遮断しないといけない。
    これがアクティブディスプレイの開口率(≒透過率)が下がる原因です。
    今回のコレはかなり透明らしいのでアクティブではなさそうです。
    しかしパッシブだと今の携帯電話用途にはキャパがきついかな。
    まあ有機ELだという時点で消費電力が液晶にかなわないので
    モバイル用途では不向きだと思うのですが。

    # 特許の不毛な議論より技術論を語りたい。
    • 技術論を語りたいのなら参考文献をきちんと理解することが先決だろう?
      元ネタ記事の図には薄膜トランジスタの絵が書かれてあるからこれはパッシブではなくアクティブマトリックス駆動をしていると思われるが?
      それから今回のは透明TFTは関係が無いだろう。有機ELにはトップエミッションとボトムエミッションがあり、これを重ね合わせるように組み合わせてTFTと重なっていない開口部分の発光構造が特徴だろう。TFTの光に対する対策は現状の液晶と同じと思えばそう難しいものだとは思われんのだが。
      さらに有機ELと液晶での電力比較は自己発光素子と遮光
      • # どちらに付けるか困ったのですが。

        元記事を最後まで読んでいませんでした。すみませんです。アクティブですね。
        トップエミッションのボトムエミッションに対するメリットは
        開口率が広いので同じ輝度を得るときにピクセル単位での駆動電圧を下げることが出来る、と理解しています。
        有機ELの素子特性で駆動電圧が上がると効率が下がってしまうので。
        まあトップエミッション化することでボトムエミッションより駆動電圧が上がることはありますが。
        今回の形式でも結局はパネル輝度を得るためにある程度の高電圧低効率での駆動が必要なのではないでしょうか。

        そして、今のディスプレイに慣れた人のほとんどが白背景に黒文字を使っているでしょう。
        紙のメタファーに近いものがあって逃れられないのです。
        このため有機ELパネルを使っても全面白表示に近くなってしまう、
        全発光させる必要がある、すなわち電力を食うのではないでしょうか。
        黒背景に文字を出すような使い方に変えることができるでしょうか。
        さらに、今の携帯電話では背面パネルの待ち受け画面で時計を表示させていたりしますが、
        このときにはバックライトを切っています。
        しかし有機ELでは待ち受け画面であっても電流を流し続ける必要がありますよね。
        待ち受け画面に慣れてしまった人はディスプレイを切りっぱなしにできないでしょう。
        結果として、電圧駆動の液晶に比して電流駆動の有機ELの方が
        電力を食うことになると思うのです。

        もっと言うと、今のパワーユーザは通常時バックライトオフにしています。
        携帯電話の液晶パネルは透過型ではなく、半透過型もしくは反射型なのです。
        パネルのみでの消費電力比較では有機ELは液晶に敵わないのではないでしょうか。
        電力を気にしなければならないモバイル用途よりも、
        それほどには気にしなくても良い車載や家電などのほうが現実的だと思うのです。
        とは言っても、まだろくに製品化されていないのは家電などで必要とされる
        長寿命化が達成し得ていない、焼き付きが出てしまうという致命的な欠陥が残っています。
        「輝度半減時間」で数万時間ではテレビや家電の表示画面などにはとても使えないですよね。
        携帯電話のライフサイクルが短いからと言ってもそこにターゲット設定するのは方向性が間違っていると思うのです。
        親コメント
        • > このため有機ELパネルを使っても全面白表示に近くなってしまう、
          > 全発光させる必要がある、すなわち電力を食うのではないでしょうか。

          白と言っても最大輝度の白を出す必要は無い。
          字が黒く見える程度の明るさの白であれば目的は果たせる。対して液晶の場合は最大の白に備えて常に最大の輝度を全面に対して用意していなくてはならないのでバックライト込みでの省電力の観点では辛いだろう。

          > さらに、今の携帯電話では背面パネルの待ち受け画面で時計を表示させていたりしますが、
          > このときにはバックライトを切っています。
          >しかし有
      • もう少し書こう。
        そもそも液晶はその動作原理から偏光を使う。これはとりもなおさずバックライトの光の半分を捨てて(捨てる分を回収しようというフィルムとかあるが)いる。さらにバックライトの光はRGBの3原色に分けるためのカラーフィルターで余分な光は捨てられているから原理的に光は3分の1になる。つまり液晶はどんなにがんばっても元のバックライトの6分の1しか光を有効に利用できないのだ。
        かたや有機ELに代表される自己発光型の場合は自身が発する光が直接
        • 貴方は本当にディスプレイ屋さんですか?少々ロジックが変です。

          おそらく貴方はモバイル用途での半透過型や反射型+フロントライトではなく、
          デスクトップ、モバイルPCなどでの透過型LCDを想定していますね。

          > バックライトに使用されている蛍光灯の発光効率はいいところ30%だと思われる。

          違います。
          PC用途で考えたときでも冷陰極管の効率はとてつもなく高いです。
          蛍光灯ではほぼ100%近いですし、LCDバックライトに用いられる三波長ピーク型でもかなりのものです。
          ご存知だとは思いますが、有機ELでは内部量子効率が最高でも25%です。
          最近の燐光系では100%近くにはなりますが、やはりまだ寿命の問題があります。
          さらに有機ELでは取り出し効率の問題があります。
          発光した光が外部に出るのは発光した光の20%くらいです。
          結果として、有機ELは外部量子収率で冷陰極管に当面敵わないのです。

          > 元のバックライトの6分の1しか光を有効に利用できないのだ。
          > 液晶に対して6倍のアドバンテージがある。

          極論してしまえば、ありません。
          バックライトの光の半分を捨てる必要もありません。
          コレステリック液晶、ダイクロイックミラーなどを使うことで再帰できます。
          ピクセルで使用されなかった異なるRGB光源を再帰利用することも出来ます。
          今のところは消費電力よりパネル作製コストが優先ですので
          それらを実基板に適用しているものは市販されていないかと思いますが、
          実験レベル、試作レベルでは既に事例があります。
          ついでに言うと、有機ELでは「黒を黒にする」ために円偏光板を使うので
          パネルとしての取り出し効率はさらに半分になります。
          最高に高く見積もっても三倍どまりですね。

          > さらに高電圧が必要なので

          駆動屋の目で見ると、低電圧高電流な有機ELよりも高電圧低電流の冷陰極管のほうがはるかに扱いやすいのです。
          駆動電圧が高いからと言ってもW/Wでの効率が下がることは大してありません。

          > 液晶は完全に電力効率の面で有機ELに負けることになるだろう。

          当面は無いでしょう。
          まず考えなければならないことはそのコストなのです。
          いくら高品質なものであっても高価では売れないので商売になりません。

          # 申し訳無いですが、事情があって今後はこの件についてコメントできません。
          親コメント
          • >> バックライトに使用されている蛍光灯の発光効率はいいところ30%だと思われる。

            >違います。
            >PC用途で考えたときでも冷陰極管の効率はとてつもなく高いです。
            >蛍光灯ではほぼ100%近いですし、LCDバックライトに用いられる三波長ピーク型でもかなりのものです。

            100%というのはいくらなんでも違うだろう。冷陰極管の場合陰極近傍での電圧降下でかなりの発熱が起きるし、発光に至るまでに放電→(水銀)→紫外線→(蛍光体)→可視光 と効率が下がる要因が多く存在する。100lm/Wを100%と勘違いしているのではないかな?

            >バックライトの光の半分
            • > とあったので突っ込んでみたのだけども突っ込みすぎたのかな?

              詳細例を挙げるためには内部機密情報をリークせざるを得ないくらい
              話題が深くなってきているのです。
              素子としての一般論ならともかく、パネルの話になると…。
              ということでそろそろヤバいのです。
              すみませんです。
              ただ、有益な議論でした。
              親コメント
            • 一般論に限って捕捉しておきます。
              それとROMっている人のために少々くどく書きますがご容赦ください。

              > 100lm/Wを100%と勘違いしているのではないかな?

              lmは「物理量」ではなく「心理的物理量 [dion.ne.jp]」なのです。
              SI単位系でcdは「540×10^12Hzの単色光での1/683W」と定義されています。
              なのでどんなにがんばっても最高効率は683lm/Wになります。
              なお単位換算は lm = cd / sr です。
              # とある先生(自分自身がトップエミッションしている『輝度』の高い方)が
              # 「800lm/Wくらいまで目指す」と言ったのを聞いて「コイツはダメだ」と思ったことがあります。

              視感度(肉眼の波長による感度)は波長依存で大きな差があります。
              波長550nmの緑色光での感度と比較して、480nmの青では約1/6、650nmの赤では約1/2になります。
              ディスプレイではRGB各色を混合して白色に等色していますが、
              白を出す時に俗にB:G:R比で1:6:3が必要と言われるのはこのためです。
              なおこのときRGBでフォトン数ではほぼ同等になっています。
              視感度の低い480nmの青色光でW/W効率100%で発光しても110cdにしかならないのです。
              紫外線や赤外線で煌々と光っていても、人間の目に見えないので0lm/Wになります。
              lm/Wのみで効率を考えると誤りを犯すことになります。

              白色蛍光灯光での肉眼で見える範囲の放射束Wを全て積算して
              「W/W効率で積算すれば」90%くらいにはなるはずです。
              かなり面倒なので自分自身で計算したことはありませんが。
              親コメント

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