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IARCの電磁波評価」記事へのコメント

  • IARCの見解 (スコア:4, すばらしい洞察)

    by k3c (4386) on 2001年11月05日 12時57分 (#35625) ホームページ 日記
    によれば、
    • 0.4μT以上の超低周波(ELF)電磁界に晒されている子供は小児白血病の発ガンリスクが倍増する
    • 0.4μT以下については影響は認められない
    • 脳腫瘍など他の腫瘍のリスクに関してはELF電磁界との関連は認められない
    • 成人についてはELF電磁界に晒されることによる発ガンリスクの増加は認められない
    …と結論付けられています。また、最後のparagraphに、
    Health effects of radiofrequency electromagnetic fields, which are produced by such sources as radio and television transmission towers, portable telephones, and radar, were not evaluated by the IARC working group.
    と書かれており、ELF以外の電磁界についてはまだ評価していない旨の断り書きがついています。しかし朝日新聞の記事ではそもそもELFとそれ以外の電磁界を区別しておらず、IARCが両方をひっくるめて発ガンリスクを評価したかのような、つまり、電磁波ならなんでも危ないかのような誤解を招く記述になっています。見出しからして、IARCが"IARC FINDS LIMITED EVIDENCE THAT RESIDENTIAL MAGNETIC FIELDS INCREASE RISK OF CHILDHOOD LEUKAEMIA"なのに対して、朝日新聞は評価の内容を通り越していきなり「電磁波の発がん対策を各国に要請」だし。

    そして、権威(?)ある朝日新聞のこういう記事がその意味をさらに曲解されて、ある種のプロパガンダに利用されるわけですね :-<

    小児白血病のリスクが増大するというのは重要な結論ですが、それ以上に、その他の腫瘍や成人についてはリスク増大は認められなかったという結論、普通の生活ではそんなに強いELF電磁界に晒されることは考えにくいということもあわせて明記しておかないと、不安を増大させ誤解を招くことに繋がるのではないでしょうか。
    • Re:IARCの見解 (スコア:2, 興味深い)

      by high (3216) on 2001年11月05日 18時23分 (#35700) 日記
      もう一つ重要なのは,闇雲にたくさん統計処理をすれば,確率的にどれかは引っかかる,ということです.
      何種類のがん,腫瘍や電磁波の波長,年齢区分について検討を行った結果,
      0.4μT以上の超低周波(ELF)電磁界に晒されている子供は小児白血病の発ガンリスクが倍増する,という結果がでたのか,を見ないと.
      サンプル数も重要ですが.
      親コメント

アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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