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延々とメッセージを表示させるWebサイトのURLを貼った中学生らが補導・逮捕されたり、サイトにCoinhiveを設置していたサイト管理者が不正指令電磁的記録取得・保管罪で摘発されたり、「Wizard Bible」管理人がウイルス公開の疑いで略式起訴されるといった事件が発生している。これらはいずれも法的に問題はないと思われていた(後略)
上2つは、罪の軽重は別にして明らかに犯罪だろ。何言ってんだ。うぬぼれイキリITエンジニア連中が馬鹿丸出しの主張をして問題を複雑にしてるのは、見ていて本当に腹立たしい。
問題が大きいのはWizard Bibleで、あれはITエンジニアにとっての言論の自由に直結する重大問題だった。検察の圧力に屈せず、裁判で戦ってほしかった。Winny
脆弱性を利用した攻撃と、予め想定されている出来て当たり前の処理は分けて考えるべきですよ。
過去数十年、単なる無限ループが犯罪呼ばわりされた事は一度もなかったはずだし、ましてやその URL を示しただけで逮捕、しかもそれが今やほぼ無力化されたalertの無限ループだなんてね。威力業務妨害についての明確な犯意があって行われた行動はおそらくその成否に関わらず違法(失敗したなら未遂)なのだろうけれど、用いた道具の合法性については明確に分けてもらわないと困る。
コインマイナーについては、本質は広告と同じで web ページの閲覧対価に過ぎない。少なくとも
カッターやマイナスドライバーだって立派な凶器や侵入道具になりますよ。元々どういう意図で作られたかは関係はありません。プログラムも同じで、脆弱性を突くばかりが不正指令というわけでもない。(というかそこはどっちかというと不正アクセスの領分では?)
コード自体の犯罪性なんて、たぶん法律側の人間は全く考えてないんじゃないですかね。罰する相手はプログラムでなくて、人の行為でしかないので。そういう人にとっては、コンピュータへの命令(の集合)であって、犯意をもって用に供され、結果が発生したということが認識できれば、それで十分なんだと思いますよ。
そういう趣旨で書いたはずなんだけど、分からなかったのだとしたら、僕の書き方が悪かったんでしょうね。
カッターもマイナスドライバーも違法じゃないけど、この3つの事例は、カッターとマイナスドライバーが使われた犯行なのに銃刀法違反の文脈で違法な凶器として語られているよねと言う話。警察の人もマスコミの人もなぜかあれが刀剣の類に見えるらしい。
対象となったコード自体が禁制品(刃物?)的に捉えられてしまってるじゃないか、ということですかね?確かに、マスコミ的にも世間的にも、そんな感じはしますね。
ただ、無限ループのスクリプトが刃物かどうかは大した問題ではなく、それが刺さった(刺さる状況にあった)かどうかを問題としているはずなので、警察も検察も裁判所も、無限ループのスクリプトやCoinhiveについては、「銃刀法違反の文脈で違法な凶器として」語っているわけではないのでは、というのがこちらの趣旨です。(どの辺を捉えてそのように思われたんでしょう? もっとも、Wizard Bible については、そう捉えないと説明はつかない気がしますが。)
例示
逆に、なぜ、不正プログラム的な文脈でないと感じたのかお伺いしたいくらいで。
犯意の問題に終止させれば、おっしゃる通り「無限ループのスクリプトが刃物かどうかは大した問題ではなく」なんですけど、「それが刺さった(刺さる状況にあった)かどうかを問題としているはず」というのは、未遂なら刺さる必要すらないわけですよ。「殺す」と怒鳴りさえすれば脅迫は成立しますし、頭に血が昇り過ぎて錯乱した結果、手に持つ獲物を取り違えたらな、めった刺しに使った凶器は刃物どころが猫じゃらしでも何ら問題ないわけです。
しかし、猫じゃらしを刃物というのはおかしいし、ましてや違法に所持された刀剣の類のようにと言われると、逆に捕まえたほうが頭がおかしいんじゃないかとすら思えてしまうわけです。流石にそこまで酷くはないでしょうから、プログラム読解出来ない人には、猫じゃらしすら刃物や刀剣に見えてるんじゃないかと考えるほうが腑に落ちるなと。
実質害のないあれらの事案を片っ端から逮捕して回るのと、「半年ROMってろ」&「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」なら、後者のほうがみんな安心してインターネットを使えるでしょうし、警察はもっと重大な事案(偽セキュリティ警告やフィッシング)にこそ時間を割くべきでしょう。
ところが、あんな事案に時間を割いてるなんてのは、無能なので重大な事案は手に負えないので時間持て余してるもんだから、大の大人が公権力使って全力でガキの顔びんたして時間つぶしてますと公言しているもに等しいわけですよ。やってる本人は全く気付いてないんですけどね。そんなに時間があるんなら、まずはプログラムでも勉強しろよと。
焦点が可罰的違法性なのか、構成要件該当性なのか、はたまた行政的な方針の問題なのか、やっぱりよくわからないですが、
猫じゃらしが刺さるのはおかしい → 件のコードが発生させる結果は、意図に反する動作とは言えない(あるいは不正とまでは言えない)
猫じゃらしが刃物に見える → 本当は発生しない深刻な結果が発生するように見えてしまっている
ってことですかね?この2者なら、たぶん前者なんだと思いますよ。概念的なものを物理的な現象に置き換えているので奇妙には見えますが。団扇で煽がれたり指を指されたりするだけで畏怖する(暴行だと感じる)かどうか、という喩えの方がまだ適切な気はします。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
この3つの区別がついてないのはヤバい (スコア:-1, フレームのもと)
延々とメッセージを表示させるWebサイトのURLを貼った中学生らが補導・逮捕されたり、
サイトにCoinhiveを設置していたサイト管理者が不正指令電磁的記録取得・保管罪で摘発されたり、
「Wizard Bible」管理人がウイルス公開の疑いで略式起訴されるといった事件が発生している。
これらはいずれも法的に問題はないと思われていた(後略)
上2つは、罪の軽重は別にして明らかに犯罪だろ。何言ってんだ。
うぬぼれイキリITエンジニア連中が馬鹿丸出しの主張をして問題を複雑にしてるのは、
見ていて本当に腹立たしい。
問題が大きいのはWizard Bibleで、あれはITエンジニアにとっての言論の自由に直結する重大問題だった。
検察の圧力に屈せず、裁判で戦ってほしかった。
Winny
むしろこういう主張をする人のプログラミングスキルがどの程度なのか知りたい (スコア:4, 興味深い)
脆弱性を利用した攻撃と、予め想定されている出来て当たり前の処理は分けて考えるべきですよ。
過去数十年、単なる無限ループが犯罪呼ばわりされた事は一度もなかったはずだし、
ましてやその URL を示しただけで逮捕、
しかもそれが今やほぼ無力化されたalertの無限ループだなんてね。
威力業務妨害についての明確な犯意があって行われた行動はおそらくその成否に関わらず違法(失敗したなら未遂)なのだろうけれど、用いた道具の合法性については明確に分けてもらわないと困る。
コインマイナーについては、本質は広告と同じで web ページの閲覧対価に過ぎない。
少なくとも
uxi
Re: (スコア:0)
カッターやマイナスドライバーだって立派な凶器や侵入道具になりますよ。元々どういう意図で作られたかは関係はありません。
プログラムも同じで、脆弱性を突くばかりが不正指令というわけでもない。(というかそこはどっちかというと不正アクセスの領分では?)
コード自体の犯罪性なんて、たぶん法律側の人間は全く考えてないんじゃないですかね。罰する相手はプログラムでなくて、人の行為でしかないので。
そういう人にとっては、コンピュータへの命令(の集合)であって、犯意をもって用に供され、結果が発生したということが認識できれば、それで十分なんだと思いますよ。
その通り (スコア:2)
そういう趣旨で書いたはずなんだけど、分からなかったのだとしたら、僕の書き方が悪かったんでしょうね。
カッターもマイナスドライバーも違法じゃないけど、この3つの事例は、カッターとマイナスドライバーが使われた犯行なのに銃刀法違反の文脈で違法な凶器として語られているよねと言う話。
警察の人もマスコミの人もなぜかあれが刀剣の類に見えるらしい。
uxi
Re: (スコア:0)
カッターもマイナスドライバーも違法じゃないけど、この3つの事例は、カッターとマイナスドライバーが使われた犯行なのに銃刀法違反の文脈で違法な凶器として語られているよねと言う話。
警察の人もマスコミの人もなぜかあれが刀剣の類に見えるらしい。
対象となったコード自体が禁制品(刃物?)的に捉えられてしまってるじゃないか、ということですかね?
確かに、マスコミ的にも世間的にも、そんな感じはしますね。
ただ、無限ループのスクリプトが刃物かどうかは大した問題ではなく、それが刺さった(刺さる状況にあった)かどうかを問題としているはずなので、警察も検察も裁判所も、無限ループのスクリプトやCoinhiveについては、「銃刀法違反の文脈で違法な凶器として」語っているわけではないのでは、というのがこちらの趣旨です。
(どの辺を捉えてそのように思われたんでしょう? もっとも、Wizard Bible については、そう捉えないと説明はつかない気がしますが。)
マスコミ他各所の物言いは警察が言わしているとしか思えないんですけどね (スコア:2)
例示
逆に、なぜ、不正プログラム的な文脈でないと感じたのかお伺いしたいくらいで。
uxi
Re:その通り (スコア:2)
犯意の問題に終止させれば、おっしゃる通り「無限ループのスクリプトが刃物かどうかは大した問題ではなく」なんですけど、「それが刺さった(刺さる状況にあった)かどうかを問題としているはず」というのは、未遂なら刺さる必要すらないわけですよ。
「殺す」と怒鳴りさえすれば脅迫は成立しますし、頭に血が昇り過ぎて錯乱した結果、手に持つ獲物を取り違えたらな、めった刺しに使った凶器は刃物どころが猫じゃらしでも何ら問題ないわけです。
しかし、猫じゃらしを刃物というのはおかしいし、ましてや違法に所持された刀剣の類のようにと言われると、逆に捕まえたほうが頭がおかしいんじゃないかとすら思えてしまうわけです。流石にそこまで酷くはないでしょうから、プログラム読解出来ない人には、猫じゃらしすら刃物や刀剣に見えてるんじゃないかと考えるほうが腑に落ちるなと。
実質害のないあれらの事案を片っ端から逮捕して回るのと、「半年ROMってろ」&「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」なら、後者のほうがみんな安心してインターネットを使えるでしょうし、警察はもっと重大な事案(偽セキュリティ警告やフィッシング)にこそ時間を割くべきでしょう。
ところが、あんな事案に時間を割いてるなんてのは、無能なので重大な事案は手に負えないので時間持て余してるもんだから、大の大人が公権力使って全力でガキの顔びんたして時間つぶしてますと公言しているもに等しいわけですよ。
やってる本人は全く気付いてないんですけどね。
そんなに時間があるんなら、まずはプログラムでも勉強しろよと。
uxi
Re: (スコア:0)
焦点が可罰的違法性なのか、構成要件該当性なのか、はたまた行政的な方針の問題なのか、やっぱりよくわからないですが、
猫じゃらしが刺さるのはおかしい
→ 件のコードが発生させる結果は、意図に反する動作とは言えない(あるいは不正とまでは言えない)
猫じゃらしが刃物に見える
→ 本当は発生しない深刻な結果が発生するように見えてしまっている
ってことですかね?
この2者なら、たぶん前者なんだと思いますよ。概念的なものを物理的な現象に置き換えているので奇妙には見えますが。
団扇で煽がれたり指を指されたりするだけで畏怖する(暴行だと感じる)かどうか、という喩えの方がまだ適切な気はします。