アカウント名:
パスワード:
最初の就職先の上司が、「学部卒には、与えられた問題の解決方法を調べて実行することを、マスターには問題の解決方法を思いつく事を、そしてドクターには何が解決しなくてはいけない問題なのかを指摘して現状を打破することを期待する。」みたいな事を言っていた。
で、現状の問題を指摘する奴は気に入らないし、意図しない状況の変化は不愉快だから、ドクターなんかいらない・・・と。
問題をつくる人間がひとりいて、あとはそれを解く人間がたくさん必要、というのが世の中の需要のバランスです。たとえば物理学者は今もアインシュタインが作った問題を解いている。
いや「です」であってるね
問題は問題であるがため「解かなければならない理由」が生じ(ているから問題であ)る。それには解決法のみならず、問題とその解決法の再現性確保が必要なので物量とコストが「問題を作る」より大幅にかかる。なので、受給問題としては「です」で正しい。
些か逆説的だが、問題(っぽい単なるお困りごと)はぶっちゃけ「解決しなくてもいい」のでなんら問題にもならんが、本物の問題は「解決しなくてはいけない」から本物を見つけるのは天才であるってことの証左でもある。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
博士号は足の裏の米粒 (スコア:5, すばらしい洞察)
研究者にならないと生活できない人が研究者目指しちゃダメ、ってもっと若いときに教えてくれる人はいなかったのか。
Re: (スコア:5, 興味深い)
最初の就職先の上司が、「学部卒には、与えられた問題の解決方法を調べて実行することを、マスターには問題の解決方法を思いつく事を、そしてドクターには何が解決しなくてはいけない問題なのかを指摘して現状を打破することを期待する。」みたいな事を言っていた。
で、現状の問題を指摘する奴は気に入らないし、意図しない状況の変化は不愉快だから、ドクターなんかいらない・・・と。
Re: (スコア:2)
問題をつくる人間がひとりいて、あとはそれを解く人間がたくさん必要、というのが世の中の需要のバランスです。
たとえば物理学者は今もアインシュタインが作った問題を解いている。
Re: (スコア:2)
Re: (スコア:1)
いや「です」であってるね
問題は問題であるがため「解かなければならない理由」が生じ(ているから問題であ)る。
それには解決法のみならず、問題とその解決法の再現性確保が必要なので物量とコストが「問題を作る」より大幅にかかる。
なので、受給問題としては「です」で正しい。
些か逆説的だが、問題(っぽい単なるお困りごと)はぶっちゃけ「解決しなくてもいい」のでなんら問題にもならんが、
本物の問題は「解決しなくてはいけない」から本物を見つけるのは天才であるってことの証左でもある。
Re:博士号は足の裏の米粒 (スコア:1)
ただし,コメントがかなり形而上学的な言い回しに見えます.
直感的にはその通りかもしれませんが,例えばカントがその文を見たらどう思うでしょうね.
個人的には供給過多に賛成.
博士取ったけど活かせてない人材の活用が,もう少し上手い事できないのかなと思う.