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電極を含めほぼすべての構造を樹脂で形成するリチウムイオン電池「全樹脂電池」、量産へ」記事へのコメント

  • だったらいいんですが、なんか書かれてない致命的ポイントとかあるんでしょうか?

    • by Anonymous Coward

      従来は集電箔(金属)を使っていたのに対し、これはどうも集電箔を使わずに導電性の樹脂だけを使っているぽい?(明確には書いていないけど)
      導電性の樹脂は金属よりも圧倒的に抵抗が大きいので、おそらく内部抵抗が大きくなってしまい、致命的にパワーが出ないかもしれない。
      実際、容量についてはアピールしているけど、パワーについてはまったく触れていない。

      ところで、本当に容量を2倍にできるものなのだろうか?
      通常、容量重視とした電池って電極を厚塗りするので、この記事の電池で省けそうなセパレータや集電箔が体積に占める割合が相対的に小さいのよね。電極を薄塗りするパワー型電池に対してなら容量2倍にできるだろうけど。
      なにか他に隠し玉があるのだろうか?

      • by Anonymous Coward

        別記事だと釘(もちろん絶縁体だろうけど)が打てるって書いてあるので、剛性そのものが売りなんじゃないかな。

        基板の代わりとか。液漏れしないってだけで結構用途は広がると思うし、むしろエネルギー密度と重量密度を下げるためにハニカム構造にするとか、そういう話じゃない?既存の電池は重くまとめるしかないけど、十分軽くて安定なんだったら机とか筐体とかを電池にしておけば、何らかの役には立つと思うけど。

        • by Anonymous Coward on 2019年04月23日 7時14分 (#3603919)

          充電電池の文脈で「釘が打てる」と書かれている場合、たいてい金属製の釘のことを指します。
          電池は当然短絡しちゃうんだけど、じゃあ何をアピールしているのかというと、大抵は燃えないこと。
          事故等で電池の中を金属が貫通しても、安全ですよーということを示してます。「釘刺し試験」という、そのまんまな単語で検索するといろいろ出てきます。
          なので、「釘が打てる」と書いてあっても、剛性が売りとは言えないです(明記しているなら別ですが)。

          あと、この電池、剛性はあるかもしれないけど力はかけたくないなあ。
          力をかけて少しでも変形すると、導電性樹脂内部の導電ネットワークが壊れて性能が低下しそう。

          親コメント
          • 「バナナで釘が打てる」的な「釘が打てる」と読んで「なるほど剛性が」と思ったらだいぶ違った…
            親コメント
          • by Anonymous Coward

            釘刺しなら誤解は遥かに少ないのに、釘打ちなんて言っちゃったらもうね。

          • by Anonymous Coward

            実際の発火事故は釘で穿孔するような小さな範囲の破壊じゃなくて、圧迫や折れ曲がったりして広範囲で構造が破壊されたり可燃性の電解質が飛び散ったりして発生するので、全部樹脂で固めてしまえば安全性への寄与は大きい気がする。

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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