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って、第一次オイルショックの時(1970年代前半)に言われた。
可採資源量としてはまだ余裕がありそうですが、燃やしてもよい化石燃料量としてはたぶんすでに限界を超えてしまった感が。
分かっていても化石燃料使うのはやめられないので、温室効果ガスが今後も増える前提で、どうやってこれまで通りの暮らしを続けていくか、に考え方をシフトしていく必要があるんでしょうね。とりあえず、暑いのは嫌なので室内にこもってエアコンはガンガンかけます。
一斉にエアコン使うの止めると何度か下がるとかなんとか…熱機関をすべて別のなにかに置き換えることができればもっと下がるんじゃないかなぁ。しらんけど。
そりゃあ人類の英知を尽くして未掘原油探してるし、クズでも採算に乗るよう技術開発もしてるし。それらの努力が実を結ばなくなったらさて、社会はどうなるか。
エネルギーソースとしての石油は早晩終了するでしょうね。原料としての石油はまだまだ可採ですが、値段上がった石油に魅力あるんだろうか…。
採掘した石油から得られるエネルギーと、採掘・精製・輸送にかかったエネルギーとの比があって、EROIと言うそうな。これが1.0を下回ると採算が取れなくて、エネルギー資源としての原油は終わる。この指標は原油価格の上下に左右されないのがポイント。
既存のサウジなどの大規模油田が枯渇するまでは大丈夫ですが、近年開発されているシェールオイルやオイルサンドは1.0に近いぐらいEORIが下がっていて、乾いた雑巾を絞るに近い状態。未開発でコストの低い油田がありゃいいんですが…。
>これが1.0を下回ると採算が取れなくて、エネルギー資源としての原油は終わる。いや、常温液体でエネルギー密度が高い石油燃料は、石油でなければならない用途があるうちは採掘される。本当に採掘で賄えなくなったら再生エネや原子力を使って合成してでも。当然エネルギー効率は悪化するけども。例えば航空燃料。電動航空機も研究されてるけど現行の機材を置き換えられるメドが立つようなものじゃないし。
エネルギー輸送手段というか、液体電池としての炭化水素は「エネルギー資源としての石油」ではないのでは。
以前だったら捨ててた生ゴミを加工して食品として流通させるような、涙ぐましい努力。https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8873.php [newsweekjapan.jp]
努力は続けるべきだけど、努力してない人が「石油なんてどこかから勝手に湧いてくる物だ」と勘違いしちゃうのは恐い。
手羽先とか赤福のことかと思った。
俗説ではそうですね。実際には、ローマクラブ「成長の限界」で
(1)「現在分かっている埋蔵量は、現在の消費量で割れば……(40年とかその辺り)」と、可採年数という概念とともに、(2)「しかし、将来はより探鉱技術、採掘技術が発展し、その年月は伸びる」と説明したうえで、(3)「仮に5倍の資源があったとしても、消費量も増えるので可採年数は5倍にはならない(200年ではなく数十年延びるだけ)」と計算が示されました。
その辺りを(1)で理解が止まってしまう人が多いので、未だに世間に事の重大性が広がっていないわけです。
もちろん、大人になってからはそういうことは存じております。
しかし、あの時のトイレットペーパ不足とか、日本人のほぼ全員が信じ込んじゃってエライことでした。
現在ジジイといえど、当時は小学生。「たいへんだー」って思ってました。直前の万博で「人類の未来は輝かしい!」ってネタばかりだったのが、より事を深刻化させた気もします。
これは「採掘しやすい資源量がXX年で」っていうのは、私としては40数年以来ずっとの気がするなぁと。
#何にせよ、イルカはいつ攻めてくるのかだけが心配で心配で。
>イルカはいつ攻めてくるのか
これもローマクラブつながりでしたっけ?何かの書物由来だった気もするが…
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
石油はあと30年 (スコア:2)
って、第一次オイルショックの時(1970年代前半)に言われた。
Re:石油はあと30年 (スコア:2)
可採資源量としてはまだ余裕がありそうですが、燃やしてもよい化石燃料量としてはたぶんすでに限界を超えてしまった感が。
分かっていても化石燃料使うのはやめられないので、温室効果ガスが今後も増える前提で、どうやってこれまで通りの暮らしを続けていくか、に考え方をシフトしていく必要があるんでしょうね。
とりあえず、暑いのは嫌なので室内にこもってエアコンはガンガンかけます。
Re:石油はあと30年 (スコア:1)
一斉にエアコン使うの止めると何度か下がるとかなんとか…
熱機関をすべて別のなにかに置き換えることができればもっと下がるんじゃないかなぁ。しらんけど。
Re: (スコア:0)
そりゃあ人類の英知を尽くして未掘原油探してるし、クズでも採算に乗るよう技術開発もしてるし。
それらの努力が実を結ばなくなったらさて、社会はどうなるか。
Re: (スコア:0)
エネルギーソースとしての石油は早晩終了するでしょうね。
原料としての石油はまだまだ可採ですが、値段上がった石油に魅力あるんだろうか…。
採掘した石油から得られるエネルギーと、採掘・精製・輸送にかかったエネルギーとの比があって、EROIと言うそうな。
これが1.0を下回ると採算が取れなくて、エネルギー資源としての原油は終わる。
この指標は原油価格の上下に左右されないのがポイント。
既存のサウジなどの大規模油田が枯渇するまでは大丈夫ですが、近年開発されているシェールオイルやオイルサンドは1.0に近いぐらいEORIが下がっていて、乾いた雑巾を絞るに近い状態。
未開発でコストの低い油田がありゃいいんですが…。
Re: (スコア:0)
>これが1.0を下回ると採算が取れなくて、エネルギー資源としての原油は終わる。
いや、常温液体でエネルギー密度が高い石油燃料は、石油でなければならない用途があるうちは採掘される。
本当に採掘で賄えなくなったら再生エネや原子力を使って合成してでも。当然エネルギー効率は悪化するけども。
例えば航空燃料。電動航空機も研究されてるけど現行の機材を置き換えられるメドが立つようなものじゃないし。
Re:石油はあと30年 (スコア:2)
エネルギー輸送手段というか、液体電池としての炭化水素は「エネルギー資源としての石油」ではないのでは。
Re: (スコア:0)
以前だったら捨ててた生ゴミを加工して食品として流通させるような、涙ぐましい努力。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8873.php [newsweekjapan.jp]
努力は続けるべきだけど、努力してない人が
「石油なんてどこかから勝手に湧いてくる物だ」と勘違いしちゃうのは恐い。
Re: (スコア:0)
手羽先とか赤福のことかと思った。
Re: (スコア:0)
俗説ではそうですね。
実際には、ローマクラブ「成長の限界」で
(1)「現在分かっている埋蔵量は、現在の消費量で割れば……(40年とかその辺り)」と、可採年数という概念とともに、
(2)「しかし、将来はより探鉱技術、採掘技術が発展し、その年月は伸びる」と説明したうえで、
(3)「仮に5倍の資源があったとしても、消費量も増えるので可採年数は5倍にはならない(200年ではなく数十年延びるだけ)」と計算が示されました。
その辺りを(1)で理解が止まってしまう人が多いので、未だに世間に事の重大性が広がっていないわけです。
Re:石油はあと30年 (スコア:2)
もちろん、大人になってからはそういうことは存じております。
しかし、あの時のトイレットペーパ不足とか、日本人のほぼ全員が信じ込んじゃってエライことでした。
現在ジジイといえど、当時は小学生。「たいへんだー」って思ってました。
直前の万博で「人類の未来は輝かしい!」ってネタばかりだったのが、より事を深刻化させた気もします。
これは「採掘しやすい資源量がXX年で」っていうのは、私としては40数年以来ずっとの気がするなぁと。
#何にせよ、イルカはいつ攻めてくるのかだけが心配で心配で。
Re:石油はあと30年 (スコア:1)
>イルカはいつ攻めてくるのか
これもローマクラブつながりでしたっけ?何かの書物由来だった気もするが…