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フランスで「Eメール」という言葉を追放か?」記事へのコメント

  • by Circlive (12651) on 2003年07月20日 5時17分 (#362355) 日記

    フランスは、もともと外来語を自国語に取り込むことについて非常に慎重な文化を持っていて、新語も非常に少ないという特徴をもっています。日本語は逆に外来語を取り込むのが非常に得意な言語文化を持っています。たとえば中国語では外来語を取り込むにあたって何でも意味的に近い漢字に置き換えてしまい、日本語でいうところのカタカナ語は使わないですよね。それと似たようなものだと思います。

    言葉狩りという文脈なら、カルフォルニア州だったかが公用語に英語を採用しようとして議論を巻き起こしたことがありましたね。この法律によると、フランス料理店に入ったときにメニューにフランス語しか書いていなかったら店を訴えることができたんですよね。この法案が可決されたかどうかは記憶にないんですが(すみません)。

    --
    ...芸というものは一生勉強だと思っています...
    • 逆にフランスでは、Toubon法 [nifty.com]を根拠に、フラン晃譽據璽犬里覆ぅ侫薀鵐垢砲△webサイトを禁止しよういう動きもありました (参考 [kicon.com])。
      もともとは、ハリウッドにやられてフランス国内の映画産業が衰退するのを文化浸食と憂いて、そこから1990年代に母国語保護の気運が高まりました。そんな中、Toubou法は1994年に制定されています。ところが、コンピューター関係はフランス語訳が追い付かず、勢い英語が叛乱します。英語表記がすっかり広まった頃に「これからはフランス語でこう言いましょう」となるのがお決まりのパターンです。「e-mail」は後手すら回らず、フランスの辞書に載った [hotwired.co.jp]ことでニュースになっていました。

      CNN.co.jpの記事はこうした背景を無視し、さらには関係ない「freedom potato」を持ち出すあたり、相当根性が悪いと言わざるを得ません。対仏感情を悪化させるのが目的かと、勘ぐりたくもなります。
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      • うわ、化けた。「フランスにあるサーバーでフランス語ページがないwebサイトを禁止」です。
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      • Re:言葉狩りねえ (スコア:2, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2003年07月20日 7時21分 (#362378)
        CNN.co.jpの記事はこうした背景を無視し、さらには関係ない「freedom potato」を持ち出すあたり、相当根性が悪いと言わざるを得ません。
        CNN.comの 同様の記事 [cnn.com] にはなぜか件の最後の一文に相当する記述がありません。さらに面白いのは、the Academie Francaiseのことを指して
        the prestigious institution that has been one of the top opponents of allowing English terms to seep into French.
        とまで言いきっていて、このあたりはCNN.co.jpの表現の方がより中立的ですね。

        それにあたが自身がおっしゃるように"freedom potato"の話は今回の件と直接関係がないし、さらにそれはアメリカ側での出来事であって、仮に読者が今回の件をフランスの報復措置と解釈したとしてもそれが日本人読者の「対仏感情」を「悪化させる」とはちょっと思えないです(先にくだらんことをしたのはアメリカだし、当のアメリカ人たちでさえもうその話はうんざりしてるくらいですし)。フランスの母国語に関する歴史的経緯に加えて、米仏どちらの当時国でもない日本の読者のために、現在のぎしぎしした米仏関係いうパースペクティブを思い起こさせようとして単に付け加えられたように思いました。

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    • by coco-natade (13903) on 2003年07月20日 14時29分 (#362571)
       だいぶ前にTVで見ましたが記憶に間違いなければ、アイスランドも外来語の採用に慎重でしたね(間違っていたとしても、北欧のどこかのハズ)。
      そこでは昔の言葉をそのまま使用しているため、「サガ」を「現代語」に翻訳することなく読めるそうで。
      もちろん「文化保護」が目的であって、「言葉狩り」という暗いイメージはないみたいです。

       ちなみにそのTV番組は「地理B」

      /* by ここ、撫でて。*/
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      • > だいぶ前にTVで見ましたが記憶に間違いなければ、
        > アイスランドも外来語の採用に慎重でしたね
        > (間違っていたとしても、北欧のどこかのハズ)。

        アイスランドでは、日本の国語審議会に相当するような機関が外来語や新しい概念に対応する語を逐一制定しているそうです(使わなかったからといって罰則があるわけではなさそうですが、すくなくとも公的文書や新聞では制定した言葉を使っています)。
        たとえば、サンプラーを「音の羊飼い」という意味の言葉に置き換えているのですが、これはちょっとかっこいいと思いました。ただし、現場では単にsamplerと言っているそうです。

        >そこでは昔の言葉をそのまま使用しているため、
        >「サガ」を「現代語」に翻訳することなく読めるそうで。
        とはいえ、すらすら読めるかというとそうでもなくて、日本語で例えて言うなら文語文を読むような感じでしょうか。
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    • by Anonymous Coward
      | 中国語では外来語を取り込むにあたって何でも意味的に近い漢字に置き換えてしまい

      中国で外来語が漢字にされる場合は、意味をとって漢字にする場合と、音の似た漢字にする場合とがあります。後者の例はコカコーラ。

弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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