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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
ひとつわかった (スコア:0)
それ以外は目的を達成するために他人に努力を強要してそのことに気づきもしない
「リンク禁止」は辛い (スコア:1, 興味深い)
そして、そのうちの1つがたまたま実現してしまった。それがWWWの仕組みだよ。たしかに、あれが出たときのことを思い出したら、とてもエキサイティングだった。なぜエキサイティングだったか、というと「全人類での知識の共有」という理想が、その向こうに見えたからだよ。少なくとも1993年当時のボクはそうだった。
でも現実社会は結局この理想をそのまま受け継いではくれなかった。特許、著作権、知的所有権、なんていうもので保護されたものがやたらとあるしね。結局技術者の理想を作って、それをみんなに見せたら、その背後にあるものを理解してくれない人たちのほうが増えてきた。それはそれでしょうがないことだよね。
で、今回のリンクの問題だけど、これはボクの理想とは違う。でも、自分の理想とは別に、世の中の仕組みがある、ということもわかってるつもりだよ。
でも、せめて税金で作られた公的機関の情報はできるだけ開示してほしいな。ここでリンク禁止、なんて言われたら、それこそなんのためのWWWのための技術だったか、わからなくなっちゃう。まさにこういう公的機関でこそ、使って欲しいものだったのに。
「リンク禁止がどーしたこーした」という問題じゃなくてさ、公的機関の出す公的な(はずの)情報のありかたの問題なんだと思うよ。リンク禁止するくらいだったら、Webじゃなくて印刷物で出したものの行方だって追わなきゃいけなくなる。コピーも含めてね。
でも、本当は「人類共有の知」というものを夢想した技術者の気持ちもわかって欲しい、とは思うわけよ。やっぱり。技術者だって人間なのだし。