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相手は充分過ぎるほど明るい太陽表面。解像度が必要なら、干渉計式光学望遠鏡でもいいじゃないか。それともそれほどの鏡の明るさが必要な解像度なのか?
まさに、適応光学系を使って解像度を高めるためと光量確保のために口径が必要なのです。あの画像を見ると0.01秒角のオーダーの解像度が出ています。干渉計では1枚の画像を得るために、大きな計算機パワーと計算時間が必要になりますが、太陽面現象は短時間の変化があり、リアルタイムで画像が欲しいので、悠長に開口合成している暇はありませんし、それ以前に干渉計は電波や赤外線など波長が長いところでしか実用になっていません。粒状斑の観測には5000Å台の波長が最適で、干渉計は実用になっていないでしょう。大気の乱れを補正する適応光学系(AO)をリアルタイムに動かすしかないです(応答時間は0.01秒台)。また、光量もあれだけ太陽面を拡大すると決して光量過多にはなりません。これまでなら、地球大気の影響を受けない画像を得るためには宇宙へ出て観測するしかなかったのですが、このAO技術が進んだおかげで、地上から圧倒的な低コスト(対宇宙ミッション)でしかも大口径で観測できるようになりました。まさに、太陽観測の革命です。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
太陽望遠鏡に4メートルもの主鏡が必要なのか? (スコア:-1)
相手は充分過ぎるほど明るい太陽表面。
解像度が必要なら、干渉計式光学望遠鏡でもいいじゃないか。
それともそれほどの鏡の明るさが必要な解像度なのか?
Re:太陽望遠鏡に4メートルもの主鏡が必要なのか? (スコア:5, 興味深い)
まさに、適応光学系を使って解像度を高めるためと光量確保のために口径が必要なのです。
あの画像を見ると0.01秒角のオーダーの解像度が出ています。
干渉計では1枚の画像を得るために、大きな計算機パワーと計算時間が必要になりますが、太陽面現象は短時間の変化があり、リアルタイムで画像が欲しいので、悠長に開口合成している暇はありませんし、それ以前に干渉計は電波や赤外線など波長が長いところでしか実用になっていません。粒状斑の観測には5000Å台の波長が最適で、干渉計は実用になっていないでしょう。
大気の乱れを補正する適応光学系(AO)をリアルタイムに動かすしかないです(応答時間は0.01秒台)。
また、光量もあれだけ太陽面を拡大すると決して光量過多にはなりません。
これまでなら、地球大気の影響を受けない画像を得るためには宇宙へ出て観測するしかなかったのですが、このAO技術が進んだおかげで、地上から圧倒的な低コスト(対宇宙ミッション)でしかも大口径で観測できるようになりました。まさに、太陽観測の革命です。