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美少女ゲームメーカー「ソフトハウスキャラ」が解散」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2020年03月24日 20時20分 (#3784716)

    なんでそんなに美少女ゲームは衰退したの?

    エロコンテンツが滅びることは無いと思っていたのだが、
    少子化? それとも別コンテンツに移ったため?

    • by Anonymous Coward on 2020年03月24日 21時19分 (#3784764)

      ・大作化と高額化と違法コピー
      ・情報交換や雑談の場だった2ちゃんねるの衰退
      ・同人エロゲーの高品質化
      で、大ボリュームのライトエロゲーは作るのも買うのも博打になった
      ロープライスの陵辱ものはまだ生きてるんじゃね

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        普通の知らない人は上の事を考えがちなんですが
        実際は流通がネックになるんです。

        エロゲーに関係なく、今後はパッケージ版と言われる商品は少なくなります。

        • by Anonymous Coward on 2020年03月24日 23時54分 (#3784894)

          普通の知ってる人はちゃんと書くものです
          10年一昔の業界だから、いつごろのことかを書きましょう

          俺もはっきり書かなかったが
          > ・大作化と高額化と違法コピー
          > ・情報交換や雑談の場だった2ちゃんねるの衰退
          > ・同人エロゲーの高品質化
          > で、大ボリュームのライトエロゲーは作るのも買うのも博打になった
          これは2000年代後半のことです
          大作を定義するのはたいへんですが、まあCLANNADやFate/Stay Nightのようなイメージでいいです
          前評判が高く、たくさん売って資金を回収することが前提のものです
          実際、おしなべて評価は高いです
          大作と大ボリュームは違います
          質はともかく量だけあれば大ボリュームになります
          ボリュームがないと割高感が出るためですが、同じ値段同じボリュームでも大作とは天と地ほどの差が出るので、比較されて叩かれます(良作なら褒められるが割合は…)
          Fateをやったことのある人ならわかると思いますが、あれは申し訳程度にエッチな場面が出てくるだけの読み物です
          これが今のブラウザゲーのご先祖様の「一つ」です

          エロゲーの客に若者はいません
          低く見積もっても20代後半、だいたいは30代以上です
          なぜならお金がないからです
          みんな忘れていますが、エロゲーは高いのです
          若者が買うのは友達との話題になる有名大作だけでした
          それ以外のものには目もくれません
          ただしそういう若者は数は少なくはなかったのです
          これはソフマップで他の客を眺めていたので間違いのないことです
          これら若者はハードなエロを嫌います
          なぜなら彼らはエロゲーマーではないからです

          エロゲーの判断材料はパッケ絵、エロゲー雑誌記事、口コミです
          このうち最も重要だったのは口コミです
          絵がかわいいのは当たり前だし、雑誌記事は提灯だとは言わないが、ピーク時には年に500点といわれており、扱いが小さくなる作品が多かったのです
          その口コミに2ちゃんねるのエロゲー板が大きな役割をはたしていました
          ここは発売日に買った人が何人もいて書き込んでいたのですが、ネットはどこもそうですが、ネガティブなことは過大に書かれるのです
          これはエロゲーの品質が頂点にあったためでもあるでしょう
          その5年前はまだまだ発展途上だと思われており、ポジティブに書かれる傾向がありました

          まとめると、Fateやクラナドやクロスチャンネルみたいなのがゴロゴロしていると、他の会社は非常にやりにくいということです
          品質では太刀打ちできないし、ちょっと品質が低いとすぐ叩かれ、エロゲーのお客さんだと思っていた人たちが実はそうではなかったからです
          これが2005年あたりの話で、その時はまだFateがバカ売れしており品質的にもエロゲーの頂上時代だったので、エロゲー衰退のきざしは感じられなかったのです
          でも、あとに続くものがなかったので、その他の要因もあわせて数年で失速したというわけです
          2010年にはエロゲー衰退がはっきり言われるようになっていたとおもいます
          失速したら流通が金を貸さなくなってエロゲーを作れなくなり、盛り下がるという悪循環もあったでしょうね
          ただし痴漢や陵辱ものはこの議論にあてはまりません
          上の方で「ライトエロゲー」と書いてしまいましたが、これは陵辱ではない明るいエッチという意味で、お姉ちゃん^3みたいにエッチな場面は豊富にあってもかまわないのです
          おっさんエロゲーマーはそういうのを好むが、若者は嫌うということです

          Fateや他の優れた大作エロゲーがエロゲー自体を衰退させてしまったといってみたところで、机上の空論だと思われるのはしかたないですが、毎週金曜日にソフマップに通っていた友人との雑談で、Fateが終わってからはなんとなくエロゲーを買わなくなったという話題が出たときに考えたのです
          なぜなら自分もその通りだからです
          虹エロのユーザーがいきなり惨事に転向するわけがないので、エロゲーをやめてもどこかに向かったはずですが、それはわかりません
          虹エロ画像をネットで探していただけかもしれませんが、非エロのゲームやアニメはエロのかわりには決してなりません
          よけムラムラするだけです

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            上記を裏打ちするデータってあるんですか?

          • by Anonymous Coward

            >Fateが終わってからはなんとなくエロゲーを買わなくなった

            PCを自作し、ネットにISDNで繋いでいたような、ホビーコンピューター世代を対象にしていたのよね。
            その頃はスマホも登場してないので、インターネッツは個人サイトが花盛り、検索すればレビューサイトとイラストサイトが拾い上げられた。

            今のwebは検索しても、アフィか「いかがでしたかブログ」しかヒットしない。
            エロゲーに対しての誘導線が、尽く消されてきたことが衰退の理由のような。
            まあ、エロコンテンツばっかりヒットしてたwebも異常なんだけど。

        • by Anonymous Coward

          なるほど、そうだったのですね。
          でもネット販売やDL版という選択肢があるのに美少女ゲームメーカーが無くなってしまうのはなぜなのですか?

    • by northern (38088) on 2020年03月24日 23時22分 (#3784867)

      プレイヤー層が順調に高齢化してあまり抜けなくなったのが一番の理由じゃねw

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        つまり若者を新規開拓できてない。
        その理由は? まあスマホシフトだと思うけど

        • by Anonymous Coward on 2020年03月25日 2時13分 (#3784928)

          > つまり若者を新規開拓できてない。
          > その理由は? まあスマホシフトだと思うけど

          虹エロは性的な嗜好だから開拓してどうにかなるものではない
          スマホは関係ありそうで関係ない
          ガチャゲーで遊ぶためにエロゲーを我慢しているように見えても、かわりにエロ同人誌を買ったりしている
          シフトしているのはエロゲーからスマホではなく、エロゲーからエロ同人誌だ
          おんなじように見えるが、「もうエロ同人誌で十分だけどなあ」と思って惰性で買っていたところにスマホが来たのだ
          念のために言っておくと、今も昔も若者はエロゲーをしないし、上の話もおっさんの話だ
          「昔の若者はエロゲーをした」は幻です
          そんな金ありません
          みんなエロまんがで我慢してました

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            エロゲーからアダルトDVDにシフトしました……。

            バニーガール、猫耳、メイド、女子○生とかは三次元でもありますし、
            元ネタがあるコスプレAVも多々ありますし、
            最近は「サキュバスが出てきた」系も三次元に進出(?)してますし。

            # そういう意味だと二次元でしかできない内容って結構限られてくる気が
            # 触手とかモンスター丸呑み系とか?

    • by Anonymous Coward

      基本無料

    • by Anonymous Coward

      少子化、エロへの欲求を満たす手段の多様化と低価格・無料化、若者のお金の使い道の変化、
      同人の方が儲かる、不正コピー関連の問題、
      なろうやラノベに有力ライター(可能性ある新人)が持っていかれた

      考えられる要因はまだあると思うが、私ごときが思いつくだけでもこれだけ出てきた
      むしろエロゲ業界は頑張ってるほうだと思う

    • by Anonymous Coward

      需要及び人材ををアニメ、ラノベ、漫画が全部持って行った
      個人PCが衰退したうえスマホはエロ締め出しでトドメ
      結局多くの人は美少女は求めても高い金出してまで18禁要素は求めていなかったが全てだと思う

      まあ同人を中心にロー~ミドルプライスのエロ特化ゲーなんかはまだそこそこ元気なんで滅びたのは大作美少女ゲーとかだけじゃないかな

      • by Anonymous Coward

        実はPCの所有率自体は意外と高いけど光学メディアのついたモデルが絶滅危惧種

      • by Anonymous Coward

        正直なところうんたらろまんぽるのがポルノではなく成人向けの何でもありになって人気が出てその後一般向けが何でもありになったのでポルノ以外全部でてったのと同じ流れ。
        あちこちが出してる売上ランキング見てても可愛い女の子と仲良くなってエッチなことをするだけの話のゲームが売れている。
        文学性や物語性に重きをおいた話は売れない。
        外から見た感じだと高価格でエロエロなゲームも売れてる気はしますね。
        まあタイプムーンとかキーとかが元気だった頃はアニメ、漫画ライトノベルの自主規制が厳しかったのでアダルトゲームが受け皿になってたただけでしょ

    • by Anonymous Coward

      インタラクティブムービーや紙芝居はユーザが付け入る隙がないのも要因の一つではなかろうか。
      実質キャラクリ+モーションビュアー+ジオラマ+MODのプラットフォームとゲームの態をなしていないイリュゲーはそこそこ元気

      • by Anonymous Coward

        >実質キャラクリ+モーションビュアー+ジオラマ+MODのプラットフォームとゲームの態をなしていないイリュゲーはそこそこ元気
        コレのせいでジンコウ2以降イリュ買ってない。

    • by Anonymous Coward

      単純にエロゲーはゲーム性が乏しかったからゲーマーには売れなかった。
      ミニゲーム付きサウンドノベルやデジタルコミックでは先細るしかなかったと見ている。
      ゲームを自称しながらゲーム性を蔑ろにした結果こうなった。

      #という事で、ドラゴンナイト2をお勧めする。
      #塔攻略型のRPGで敵は全部女の子
      #女の子を解放すると塔から敵が居なくなり、ラスボスに挑めるが・・・・この時点ではまぁ勝てない。
      #塔最上階のフロアボスと二人三脚でラスボスに挑む。(解放せずにLV上げに付き合って貰う)
      #エロゲーのゲーム性とはこーゆーものだと実感できた。
      #ラスボス攻略できる頃には、ヒロイン(囚われのお姫様)は、どーでもよくなっていた。
      #(因みに、セーブ箇所間違えるとLV上げの手段がなくなって詰む)
      #(コンシュマー版はラスボスの難易度が下がっているのでPC版で堪能しよう)

    • by Anonymous Coward

      私は"なぜ衰退したか"ではなく"なぜ一時は盛り上がっていたのか"を議論する方が正解に近いのではと考えます。

      90年代頃に子供の憧れの職業がゲームクリエイターだった時代があり、日本のゲーム業界は活況を呈していましたが、
      コンシューマメーカーの採用は高学歴エリートで占められており、そこからあぶれた人材によって美少女ゲームも
      盛り上がっていた、という印象を持っています。

      そう考えると、美少女ゲームの衰退はコンシューマゲーム業界の動向や、00年代以降の深夜アニメブームを受けて、
      オタク界隈のリソースがアニメ寄りにシフトした経緯などと関連があるのかもしれません。

にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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