アカウント名:
パスワード:
炭や煤から作る黒、丹や鉛丹の赤、みたいなのは半永久的に色が残る、
半永久的に残るものが、歴史の淘汰を勝ち残って「伝統的な」ものとして残った、ということなのか。あるいは、自然界に安定して存在している原料だからなのか。
> 自然界に安定して存在している原料だからなのか。
そこらへんに転がっている石を見て「おっ、これ青いな。青い絵の具につこうたろ」とかいうような単純な物は何万年、何百万年という時間を経て化学反応が行きついた先の状態だろうから、そのままでは安定だろう。
けど、絵の具として使われると、溶剤と混ぜ合わされたり、加熱されたり、不純物を取り除かれる、あるいは他の絵の具と混ぜたりして使われることになる。それで長年晒されてきた環境とは異なった条件下に置かれることになるので、新たな環境での新たな平衡状態へと向かうものもあるかも。
昔の青銅の鋳造品なんてみんな青くなっちゃってるじゃない。
無機物ってそもそも安定的なんで淘汰の結果ではないと思いますね。有機物使った伝統的な顔料もありますし。
無機物ってそもそも安定的なんで淘汰の結果ではないと思いますね。
今回話題になっているカドミウムイエローは無機顔料だよね。伝統的無機顔料は、安定と言う優位性のために淘汰されなかったものだ、という事を否定する理由としては弱くない?
有機物使った伝統的な顔料もありますし。
「有機物使った伝統的かつ安定的な顔料」と言いんだよね?それこそ淘汰の結果なんじゃない?
> 伝統的無機顔料は、安定と言う優位性のために淘汰されなかったものだ、という事を否定する理由としては弱くない?十五年ほど前のセヌリエの6色のオイルパスを持ってますが、その後買い足したセットのものと比べて色味に違いがあるような気はしませんな。
人の一生程度では、さして色味は変わらないようにも思います。100年レベルでは変わってるのかもしれませんが、一生かけて見た人が気付くほどの変化はないかもということです。一人の人が一生をかけて色味の変化を指摘できるか、という話で言えば、十分に安定しているようには思います。
有機物を使った伝統的かつ不安定な顔料も多いってのがこちらの意図です。その上で伝統的な顔料には安定的なものもあれば不安定なものもある。従って伝統的な顔料は安定性(≒寿命)以外の理由で淘汰されなかったという主張になります。
全部が全部半永久的に保つわけではないので、当時の華やかな(ケバケバしい)色合いが褪色して渋みがあっていいと意図してない評価をされることもあったり
変色しない例に挙げている鉛丹も時間軸のスケールによってはむしろ変色しやすい方にはいりますしhttps://www.tobunken.go.jp/~ccr/pdf/36/pdf/03605.pdf [tobunken.go.jp]https://www.jstage.jst.go.jp/article/jinstmet/69/7/69_7_538/_pdf/-char/ja [jst.go.jp]
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
物事のやり方は一つではない -- Perlな人
伝統的な天然の無機顔料は半永久的に持つのが多い (スコア:0)
炭や煤から作る黒、丹や鉛丹の赤、みたいなのは半永久的に色が残る、
Re:伝統的な天然の無機顔料は半永久的に持つのが多い (スコア:1)
半永久的に残るものが、歴史の淘汰を勝ち残って「伝統的な」ものとして残った、ということなのか。
あるいは、自然界に安定して存在している原料だからなのか。
Re: (スコア:0)
> 自然界に安定して存在している原料だからなのか。
そこらへんに転がっている石を見て「おっ、これ青いな。青い絵の具につこうたろ」とかいうような単純な物は
何万年、何百万年という時間を経て化学反応が行きついた先の状態だろうから、そのままでは安定だろう。
けど、絵の具として使われると、溶剤と混ぜ合わされたり、加熱されたり、不純物を取り除かれる、あるいは他の絵の具と
混ぜたりして使われることになる。それで長年晒されてきた環境とは異なった条件下に置かれることになるので、
新たな環境での新たな平衡状態へと向かうものもあるかも。
Re: (スコア:0)
昔の青銅の鋳造品なんてみんな青くなっちゃってるじゃない。
Re: (スコア:0)
無機物ってそもそも安定的なんで淘汰の結果ではないと思いますね。
有機物使った伝統的な顔料もありますし。
Re:伝統的な天然の無機顔料は半永久的に持つのが多い (スコア:1)
無機物ってそもそも安定的なんで淘汰の結果ではないと思いますね。
今回話題になっているカドミウムイエローは無機顔料だよね。
伝統的無機顔料は、安定と言う優位性のために淘汰されなかったものだ、という事を否定する理由としては弱くない?
有機物使った伝統的な顔料もありますし。
「有機物使った伝統的かつ安定的な顔料」と言いんだよね?
それこそ淘汰の結果なんじゃない?
Re:伝統的な天然の無機顔料は半永久的に持つのが多い (スコア:1)
> 伝統的無機顔料は、安定と言う優位性のために淘汰されなかったものだ、という事を否定する理由としては弱くない?
十五年ほど前のセヌリエの6色のオイルパスを持ってますが、その後買い足したセットのものと比べて色味に違いがあるような気はしませんな。
人の一生程度では、さして色味は変わらないようにも思います。
100年レベルでは変わってるのかもしれませんが、一生かけて見た人が気付くほどの変化はないかもということです。
一人の人が一生をかけて色味の変化を指摘できるか、という話で言えば、十分に安定しているようには思います。
Re: (スコア:0)
有機物を使った伝統的かつ不安定な顔料も多いってのがこちらの意図です。
その上で伝統的な顔料には安定的なものもあれば不安定なものもある。
従って伝統的な顔料は安定性(≒寿命)以外の理由で淘汰されなかったという主張になります。
Re: (スコア:0)
全部が全部半永久的に保つわけではないので、当時の華やかな(ケバケバしい)色合いが褪色して
渋みがあっていいと意図してない評価をされることもあったり
変色しない例に挙げている鉛丹も時間軸のスケールによってはむしろ変色しやすい方にはいりますし
https://www.tobunken.go.jp/~ccr/pdf/36/pdf/03605.pdf [tobunken.go.jp]
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jinstmet/69/7/69_7_538/_pdf/-char/ja [jst.go.jp]