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サイエンティフィック・アメリカン誌に連載されていたダグラス・ホフスタッターのコラムで「編集長が100万ドル用意した。読者で山分けにしよう。たくさんハガキ書いてもらうのも悪いから何通ぶんかをハガキに書いてほしい。1通1セント以下になったら払う方法がないから払わないけど」というのをやってて、案の定ものすごい天文学的数字を書いてくる読者が続出して結局誰にも1ドルも払われなかった、という事例があった
それ100,000,000ってハガキを1枚仕込んどいたら確実に払わなくて済むじゃないか
そんな無粋なことをしなくてもってところがポイントなのに。
でも山分けに編集長が含まれていないとは言っていないよな。
「払う方法がない」ってのが誤りだちゅう話だね。合計値が1億を越えると全員の報酬が0になるルールだけど、一人でも理解しない人が居ればアウトな時点で難しいな。一応他人の予想が必要な美人投票としての要素もあるがそれ以前だろうな。
このエピソードはまさにその「囚人のジレンマ」のテーマの回のネタだったのです。「みんなが協調して応募を我慢して数人だけがハガキを送ればその数人が100万ドルもらえるのに、協調しないので誰も1セントももらえない」という実証実験です。
『メタマジック・ゲーム―科学と芸術のジグソーパズル』ダグラス・R. ホフスタッターという本にまとめられていて面白いのでオススメです
十分に読者数が大きければ、破綻することが最初から分かっているという意味ではウィットは利いていると思いますが、面白みはないかもしれませんね。相互に連絡を取り合える100人ぐらいでやれば、腹の探り合い、結託、裏切りとかそういう話になって個人的には参加できなくとも面白く見ていられそうです(個人的には参加したくない)。
「このゲームには必勝法がある」
今でもやってるかどうか知らないけど、雑誌「ニコリ」の読者参加ゲームで、投稿された自然数の中で一番小さなのを投稿した人が勝ち、ってゲームがあった。「1は絶対だれか書いてくるだろう」と思って逆に穴になるからそこをねらって1を投票する人間が複数、とか戦略がいろいろあるゲームだったおぼえがある。
投稿された自然数の中で一番小さなのを投稿した人が勝ち
このルールだと1を投稿した人が自動的に勝ちになってしまう…
たぶんこうだったんじゃないかな> 投稿された自然数の中で「だれとも重ならない」一番小さなのを投稿した人が勝ち
集合論「当然ですが自然数はゼロから始まるんですよ。知りませんでしたか?」数論「黙れ」論理学「ゼロから始まるのが自然」数論「だから黙れ」計算機科学者「世界はゼロから始まるように設計されている」数論「ああもう、誰か味方はいないのか?」小学生「教科書には自然数は1から始まると書いてあります」
ここから始めましょイチから、いいえ、ゼロから~
その計算機科学者は「チューリングマシンのテープは負方向にも延びている」派でしょうか。
>小学生「教科書には自然数は1から始まると書いてあります」
今の小学生は自然数なんて教わるの?俺の頃(40年くらい前)には確か負の数は中学で初登場、小学校の頃に扱う整数は0と正の数だけだったんで、わざわざ自然数だの整数だのといった言い方はしてなかったと思うんだけど。
#ただしその小学生が言ってる「教科書」が小学校の教科書とは限らないか。#コナンくんかもしれないし。
自分は小学5年の頃でした。ただ、自然数-整数-小数までの範囲でπだのeだの√3だのの無理数は触れられませんでした。円周率はそういう数の概念があるって程度の扱いでした。流石に3ではありませんでしたが。
少年ジャンプで見たな。確か勝ったのは360だったと記憶している。
余裕のある振り分けだったら裏切る価値もあるけど、スレスレ狙ってると裏切った時点で他人だけじゃなく自分の報酬もゼロになるからなぁ……ゲーム理論のアレとはちょいと違う。
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票数自己申告アンケート (スコア:5, 興味深い)
サイエンティフィック・アメリカン誌に連載されていたダグラス・ホフスタッターのコラムで「編集長が100万ドル用意した。読者で山分けにしよう。たくさんハガキ書いてもらうのも悪いから何通ぶんかをハガキに書いてほしい。1通1セント以下になったら払う方法がないから払わないけど」というのをやってて、案の定ものすごい天文学的数字を書いてくる読者が続出して結局誰にも1ドルも払われなかった、という事例があった
Re: (スコア:0)
それ100,000,000ってハガキを1枚仕込んどいたら確実に払わなくて済むじゃないか
Re:票数自己申告アンケート (スコア:1)
そんな無粋なことをしなくてもってところがポイントなのに。
Re: (スコア:0)
でも山分けに編集長が含まれていないとは言っていないよな。
Re: (スコア:0)
「払う方法がない」ってのが誤りだちゅう話だね。
合計値が1億を越えると全員の報酬が0になるルールだけど、一人でも理解しない人が居ればアウトな時点で難しいな。
一応他人の予想が必要な美人投票としての要素もあるがそれ以前だろうな。
Re:票数自己申告アンケート (スコア:2)
「払う方法がない」ってのが誤りだちゅう話だね。
合計値が1億を越えると全員の報酬が0になるルールだけど、一人でも理解しない人が居ればアウトな時点で難しいな。
一応他人の予想が必要な美人投票としての要素もあるがそれ以前だろうな。
このエピソードはまさにその「囚人のジレンマ」のテーマの回のネタだったのです。
「みんなが協調して応募を我慢して数人だけがハガキを送ればその数人が100万ドルもらえるのに、協調しないので誰も1セントももらえない」という実証実験です。
『メタマジック・ゲーム―科学と芸術のジグソーパズル』ダグラス・R. ホフスタッター
という本にまとめられていて面白いのでオススメです
Re: (スコア:0)
十分に読者数が大きければ、破綻することが最初から分かっているという意味ではウィットは利いていると思いますが、面白みはないかもしれませんね。
相互に連絡を取り合える100人ぐらいでやれば、腹の探り合い、結託、裏切りとかそういう話になって個人的には参加できなくとも面白く見ていられそうです(個人的には参加したくない)。
Re: (スコア:0)
「このゲームには必勝法がある」
Re: (スコア:0)
今でもやってるかどうか知らないけど、雑誌「ニコリ」の読者参加ゲームで、
投稿された自然数の中で一番小さなのを投稿した人が勝ち、ってゲームがあった。
「1は絶対だれか書いてくるだろう」と思って逆に穴になるからそこをねらって
1を投票する人間が複数、とか戦略がいろいろあるゲームだったおぼえがある。
Re: (スコア:0)
投稿された自然数の中で一番小さなのを投稿した人が勝ち
このルールだと1を投稿した人が自動的に勝ちになってしまう…
Re: (スコア:0)
たぶんこうだったんじゃないかな
> 投稿された自然数の中で「だれとも重ならない」一番小さなのを投稿した人が勝ち
Re: (スコア:0)
集合論「当然ですが自然数はゼロから始まるんですよ。知りませんでしたか?」
数論「黙れ」
論理学「ゼロから始まるのが自然」
数論「だから黙れ」
計算機科学者「世界はゼロから始まるように設計されている」
数論「ああもう、誰か味方はいないのか?」
小学生「教科書には自然数は1から始まると書いてあります」
Re: (スコア:0)
ここから始めましょ
イチから、いいえ、ゼロから~
Re: (スコア:0)
その計算機科学者は「チューリングマシンのテープは負方向にも延びている」派でしょうか。
Re: (スコア:0)
>小学生「教科書には自然数は1から始まると書いてあります」
今の小学生は自然数なんて教わるの?
俺の頃(40年くらい前)には確か負の数は中学で初登場、小学校の頃に扱う整数は
0と正の数だけだったんで、わざわざ自然数だの整数だのといった言い方は
してなかったと思うんだけど。
#ただしその小学生が言ってる「教科書」が小学校の教科書とは限らないか。
#コナンくんかもしれないし。
Re: (スコア:0)
自分は小学5年の頃でした。
ただ、自然数-整数-小数までの範囲でπだのeだの√3だのの無理数は触れられませんでした。
円周率はそういう数の概念があるって程度の扱いでした。流石に3ではありませんでしたが。
Re: (スコア:0)
少年ジャンプで見たな。
確か勝ったのは360だったと記憶している。
Re: (スコア:0)
余裕のある振り分けだったら裏切る価値もあるけど、
スレスレ狙ってると裏切った時点で他人だけじゃなく自分の報酬もゼロになるからなぁ……
ゲーム理論のアレとはちょいと違う。