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お仕事ありましたよ!
予算の限界だって書いてあるじゃん
マスク配布(予算466億円)や持続化給付金事業(769億+追加850億)の規模を考えたら、たかが「207憶x数年?」を予算化しないのがちょっとおかしな気がしてくる…。
…というか、持続化給付金の受給者は、仕事が出来なくて困っているわけだから、電子化事業の参加を支給要件に加えても、大きな問題はないんじゃないの…?
コロナ禍での外出抑制の結果、電子図書館利用者数が前年比5.3倍になっている [sankeibiz.jp]。
先ず、図書館の経済効果の算出方法として、「貸し出した書籍の市場価格に相当する金額を生み出した(サービスを提供した)」、という考え方があり、仮に1冊平均500円とすれば、6.5億冊の貸し出しで、3,250憶円の経済効果を生み出している計算になる。※上記は諸々を考慮してない雑な計算なので、詳しく知りたい人はこういう資料 [ndl.go.jp]を見て下さい。
国内の図書館は、年間で6.5億冊を貸し出しされており(※)、それらが電子化されると、返却待ちの発生(経済効果としてはサービスを利用できないだけでなく交通費が無駄になった形になる)がなくなるだけでなく、外出抑制時には、通常時より 5倍の経済効果が見込めることになる。※登録利用者数計3300万なので、利用者は年平均20冊借りていることになる。
すると、図書館の書籍の電子化は、仮に1冊平均500円とすれば、なんと 1.6兆もの経済効果に相当することになる。なので、受給者による電子書籍化への従事が実現すれば、ウィズコロナでも経済にメリットをもたらすことができる、という、とてもよい好事例になるでしょう。
マイナスは?
収入が減少する人、市場が縮小する業界も出てくるはずなんだけど。
「今しないデメリット」にも目を向けた方がいい。30年もすれば人口減少による経済縮小で国の予算が半減するのはほぼ確実。人口減少で、過去の資料を紙ベースで見る余裕もなくなり、過去の紙/マイクロフィルム資産の維持すらもままならなくなり、情報は消失する。
今、デジタル化しないことで、後世から無能のそしりを受けることになるだろうね。
ここの統計情報 [stat.go.jp]を見ると分かるけど、国内書籍の平均価格は1,168円。なお、年間発行点数は7万点(※)。雑誌・新聞の貸し出さないし、過去の出版物の価格は安いとすれば、6.5億x約千円で 経済効果は6,500億円じゃないかな。
※国会図書館の年間受け入れ図書数 [ndl.go.jp](雑誌・新聞等除く)は 20万点だけど、それは外国書籍も含むから。雑誌はともかく、新聞は業界でマイクロフィルム化してて 電子化の進め方は変わるはずだから、ここでは取り上げない。
なお、データ保管サーバーの維持を気にしている人がいるけど、自炊やったことがある人や、実際に電子化された古文書等を知っている人
出版社や作家ら、図書館での新刊貸し出しに1年猶予を求める文書を送付へ [srad.jp]って、その後どうなったんだろう。
> 公共図書館の貸し出し冊数は25年前と比較して大きく増えているそうで、> これによって書籍の売り上げに影響が出ていると出版社らは主張している。> そのため新潮社など大手書店や作家が貸し出しの1年猶予を求める文書を> 11月に図書館に送るという。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
飲食とか旅行関係の人、 (スコア:0)
お仕事ありましたよ!
Re: (スコア:0)
予算の限界だって書いてあるじゃん
Re: (スコア:0)
マスク配布(予算466億円)や持続化給付金事業(769億+追加850億)の規模を考えたら、
たかが「207憶x数年?」を予算化しないのがちょっとおかしな気がしてくる…。
…というか、持続化給付金の受給者は、仕事が出来なくて困っているわけだから、
電子化事業の参加を支給要件に加えても、大きな問題はないんじゃないの…?
Re:飲食とか旅行関係の人、 (スコア:1)
コロナ禍での外出抑制の結果、電子図書館利用者数が前年比5.3倍になっている [sankeibiz.jp]。
先ず、図書館の経済効果の算出方法として、「貸し出した書籍の市場価格に相当する金額を生み出した(サービスを提供した)」、
という考え方があり、仮に1冊平均500円とすれば、6.5億冊の貸し出しで、3,250憶円の経済効果を生み出している計算になる。
※上記は諸々を考慮してない雑な計算なので、詳しく知りたい人はこういう資料 [ndl.go.jp]を見て下さい。
国内の図書館は、年間で6.5億冊を貸し出しされており(※)、
それらが電子化されると、返却待ちの発生(経済効果としてはサービスを利用できないだけでなく交通費が
無駄になった形になる)がなくなるだけでなく、外出抑制時には、通常時より 5倍の経済効果が見込めることになる。
※登録利用者数計3300万なので、利用者は年平均20冊借りていることになる。
すると、図書館の書籍の電子化は、仮に1冊平均500円とすれば、なんと 1.6兆もの経済効果に相当することになる。
なので、受給者による電子書籍化への従事が実現すれば、ウィズコロナでも経済にメリットを
もたらすことができる、という、とてもよい好事例になるでしょう。
Re:飲食とか旅行関係の人、 (スコア:2)
マイナスは?
収入が減少する人、市場が縮小する業界も出てくるはずなんだけど。
Re: (スコア:0)
無駄な市場に投入されていた資源が解放されるだけで十分に大きな経済効果になる
Re: (スコア:0)
「今しないデメリット」にも目を向けた方がいい。
30年もすれば人口減少による経済縮小で国の予算が半減するのはほぼ確実。
人口減少で、過去の資料を紙ベースで見る余裕もなくなり、
過去の紙/マイクロフィルム資産の維持すらもままならなくなり、
情報は消失する。
今、デジタル化しないことで、後世から無能のそしりを受けることになるだろうね。
Re: (スコア:0)
ここの統計情報 [stat.go.jp]を見ると分かるけど、
国内書籍の平均価格は1,168円。なお、年間発行点数は7万点(※)。
雑誌・新聞の貸し出さないし、過去の出版物の価格は安いとすれば、
6.5億x約千円で 経済効果は6,500億円じゃないかな。
※国会図書館の年間受け入れ図書数 [ndl.go.jp](雑誌・新聞等除く)は
20万点だけど、それは外国書籍も含むから。雑誌はともかく、新聞は業界でマイクロフィルム化してて
電子化の進め方は変わるはずだから、ここでは取り上げない。
なお、データ保管サーバーの維持を気にしている人がいるけど、
自炊やったことがある人や、実際に電子化された古文書等を
知っている人
Re: (スコア:0)
出版社や作家ら、図書館での新刊貸し出しに1年猶予を求める文書を送付へ [srad.jp]って、その後どうなったんだろう。
> 公共図書館の貸し出し冊数は25年前と比較して大きく増えているそうで、
> これによって書籍の売り上げに影響が出ていると出版社らは主張している。
> そのため新潮社など大手書店や作家が貸し出しの1年猶予を求める文書を
> 11月に図書館に送るという。