When that Ethernet network degrades or fails, things can become unpredictable. So it apparently was when that exact thing happened aboard an unidentified PC-24 flight, according to EASA: "This triggered opening of electronic circuit breakers, which resulted in the degradation of environmental control system functionalities, the deployment of all passenger oxygen masks and the autopilot entering in emergency descent mode."
機内配線としてどれが普通なのかは分かりませんが、The Registerの記事によると他にも EIA/TIA-232,-422, -485, ARINC 429, USB 2.0, ARINC 664, MIL-STD-1553, CAN bus and Ethernet が使われているそうで。 #USB2.0!?
機内配線がEthernetなのは航空では普通なのだろうか (スコア:5, 参考になる)
When that Ethernet network degrades or fails, things can become unpredictable. So it apparently was when that exact thing happened aboard an unidentified PC-24 flight, according to EASA: "This triggered opening of electronic circuit breakers, which resulted in the degradation of environmental control system functionalities, the deployment of all passenger oxygen masks and the autopilot entering in emergency descent mode."
二重冗長のEthernetスイッチ両系統が停止したことで、ブレーカーが異常を検知して遮断、環境制御システムが停止、機内の与圧が維持されているか不明になり、機内酸素マスクが展開して緊急降下(Emergency descent, 人が呼吸できる高度10000ft/約3000mまで急降下する)が掛かった、という感じですね。加えてEthernetが死んでいるため様々な警告が表示され、フラップ、燃料計、アンチアイス機能等々も状態不明となるなど"大幅に機能が低下"し、記事では"パイロットの負担が増加"したと述べられてますね。
PC-24は実用上昇限度が高度45000ft、約14kmです。このくらいの高度になると0.16気圧程度まで気圧が下がり、与圧が維持されていないとパイロットの意識が維持できません。なので、与圧状況が不明になった時はすぐに酸素マスクを着けて、酸素が効いているうちに常人でも意識が保てる高度まで降下する必要があるわけですね。
Re:機内配線がEthernetなのは航空では普通なのだろうか (スコア:4, 興味深い)
機内の通信にEthernetが適切かどうかは分からないけど、通信が失われた後の動作は別におかしくないよね。
なので、以下のタイトルは不適切な気がします。
>イーサネット通信エラーにより緊急着陸モードになるスイス製ビジネスジェット
事実ではあるけど、これでは緊急着陸モードにしたことが問題だと誤解されかねない。
飛行機は分からないけど、主に配線の重量増が問題で車でもEthernet増えつつあります。
走行に必要な部分は別ですが。
今回の飛行機でも、Ethernetスイッチが停止しても飛行自体は可能だったので、機能の分離はされてるんじゃないでしょうか。
Re:機内配線がEthernetなのは航空では普通なのだろうか (スコア:2)
ですね。細かいことを言えば着陸ではなくて降下なのでダブル不適切ですね。
車の場合は元々のCANからもっとややこしいバスやSingle-pair Ethernet等への変更が始まっていて、航空機の場合は他の方も言われてるように元がRS-485とかさらに先代の軍用のマルチマスタなデジタルバスで、時代の変化で既設配線のままコンバータを噛ませたりしてモダンな規格に変更するっぽい話は見かけるのですが、Ethernetなんだなーと。
Re:機内配線がEthernetなのは航空では普通なのだろうか (スコア:1)
RS-485というか、EIA-485は工場なんかでもたくさん使われてますね。
数百m超えるとこれぐらいしか信頼性のある通信手段が無かったので。
置き換え案件もたくさんあるのですが、元がSingle配線でインピーダンス管理もされてない物なので、既設配線を利用すると変更先が限られて結局コストダウンにならないという。
航空機の場合は配線の集約と軽量化が主目的なので、まとめて何でも通せる規格と言うことでEthernetが選ばれてるのだと思います。
Re:機内配線がEthernetなのは航空では普通なのだろうか (スコア:2)
機内配線としてどれが普通なのかは分かりませんが、The Registerの記事によると他にも
EIA/TIA-232,-422, -485, ARINC 429, USB 2.0, ARINC 664, MIL-STD-1553, CAN bus and Ethernet
が使われているそうで。
#USB2.0!?
Re: (スコア:0)
さすがにHWは航空機用だと思うよ。
Re: (スコア:0)
車でUSBは普通に使われているから、航空機で使われても不思議ないと思う。
ちなみに俺の知っている車のUSBのコネクタはパソコンなんかで使われているTypeAとかCとかと違う形状で、挿すとカチっていうやつ
Re: (スコア:0)
俺のスズキ車は普通のUSB A
Re: (スコア:0)
ヒロセ電機のGT17シリーズですかね
車載用でUSBモデムなどをつなぐけどラッチがないとダメとかでこいつの4極品をUSB代わりに使う
Re: (スコア:0)
CAN bus and Ethernet の CAN bus って これ [wikipedia.org]のことだよね。
Controller Area Network (CAN) は、ビークルバス規格の一種で、ホストコンピュータなしでマイクロコントローラやデバイスが相互に通信できるように設計されている。耐ノイズ性の強化が考慮された堅牢な規格である。
で、ビークルバス [wikipedia.org]は
ビークルバス(英語: vehicle bus)は、自動車、バス、列車、工業用車両、農業用車両、船
Re:機内配線がEthernetなのは航空では普通なのだろうか (スコア:2)
ごめん、The Registerからの英語文章をそのまんま持ってきたので誤解させてしまったかも。
もとが英文なんで、この最後のandは「, 」と読み替えてください。すなわち、日本語だと
EIA/TIA-232や-422, -485, ARINC 429, USB 2.0, ARINC 664, MIL-STD-1553, CAN bus, Ethernet
です。
Re:機内配線がEthernetなのは航空では普通なのだろうか (スコア:1)
自動車や船舶もそうなんですけどシステム内(飛行機とか車一台分のLAN)を流れるデータが多くなったのでイーサネットだとかTCP/IPを採用するケースが増えてるそうです。
Re: (スコア:0)
鉄道でもこれまでバラ線でパラレル転送していた制御線のデジタルバス化が進んでますね。
通信の双方向化で機器モニターにも使えるし、航空機ではとりわけ配線量削減による重量削減が効くんじゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
問題なのはイーサーネットを使っていることではなく、二重化している通信路が両系とも故障してしまった原因ですよね。
Re: (スコア:0)
自動車ではEthernetが普通に
データ転送レートが増えるとその都度専用規格を作り変えるのは大変~などの理由により自動車などでも性能向上のスピードの速い汎用規格を取り入れる方向
Re: (スコア:0)
二十年後(或いは既に)クラシックカー・クラシック機用のデータバス機器が手に入らなくなって、代わりに家庭用イーサネットが流用換装される事が流行ったりして。
Re: (スコア:0)
PCはEthernetでつなぐものですから