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>研究者の時間が無駄に奪われているとの指摘があった
今や多数の応募書類を書くこと自体が時間の無駄になっている。
本来の競争的資金は、より高度な研究を行うためであったが、公費が削られた昨今では、公費で最低限の研究を行うどころか最低限の教育を行うにも足りてない。競争的資金が無くなった瞬間、全ての研究・教育がストップして、その先の研究もできなくなる状態に陥っている。そのため一人の研究者が多数の競争的資金への応募(書類の作成)を強いられており、研究の妨げにさえなってきている。なぜ学生の教育費までも競争的資金で賄わなくてはならないのか?禁止されている目的外利用では無いのか?
研究の効率化=研究促進を狙うなら、最低限の研究が維持できるだけの定常的資金を供するか、せめて主要な競争的資金の採択率を50%程度に上げて欲しい。科研費の採択率は20%前後であり、司法士試験のそれと同等かより厳しい数値だ。言い換えれば、数年毎に司法試験並みの努力を書類書きに費やすのと変わらない。
競争は必要だが現状は流石に負の側面が大きすぎると感じる。この辺を根本的に変えない限りは、日本の科学技術・文化は衰退する一方だ。
ちなみに河野氏は科学技術振興予算は今後、増えません [taro.org]と言ってました。この件に関しては小手先の改革(ってレベルでも無いか)でドヤ顔しているだけに見えるよ。
時間の無駄だというけど、これ日本だけじゃなくどこの国でもそうじゃないのかな。自分は中国とアメリカしか知らないけど、日本と変わらないよ。
研究室のボスは企業や国と交渉してお金と人を引っ張ってくる役。研究者でもあるけど、半分以上は経営者っぽい人達。所属する研究者も、ボスの資金力や政治力を期待して所属してるし、資金の対価として業績をシェアしてるように見える。
今にして思えば、口を開けて待ってれば大学の名前だけで資金もらえた一昔前の日本の方が異常だった気がする。20数年前、自分が学生だった時の教授が、当時その分野では珍しく企業から大学に来た人だった。その人が飲み会になるといつもお前たちは恵まれてる、この環境とチャンスを生かさないといけないと言ってた。当時はさっぱり意味が分からなかったけど、今なら良くわかる。
普通の国になれてよかったね
金よこせと言う人たちって、人の金でかつ無限に湧いてくる前提で言ってるとしか思えないんだよな。配りたくても無いものはしょうがない。
>今や多数の応募書類を書くこと自体が時間の無駄になっている。
透明化やコンプライアンス重視の世の中では仕方ないのでは。教授会の力関係とか暗黙の了解で予算が振り分けられてた時代よりはマシとも言える。(「暗黙の了解」が全て無くなったとはとても言えないが。)
>公費が削られた昨今では、公費で最低限の研究を行うどころか最低限の教育を行うにも足りてない。
科研費も「公費」だということをお忘れなく。結局、限られたパイの分け方を変えただけでしかない。それが嫌なら、企業やお金持ちのパトロンを探してくれば良い。
> この辺を根本的に変えない限りは、日本の科学技術・文化は衰退する一方だ。ジジババ食わして病人の面倒見るだけで精一杯なんでそんなカネはありませんって言われてるじゃん
国民の意識を変革して、国会で多数派を構成して、科学技術振興のための予算を組ませる根本的改革ってそういうもんだろ、たかが一大臣が身命かけたってできることじゃないし、そもそも一個人程度の思惑でできていい事でもない
文系パヨクが内輪で特殊な研究課題に特別な申請書書式だけを受け付けて予算つけていた状況よりはマシになっただろう。これに倣って科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)も、少しは改善されると良いのですが。 https://www.sankei.com/politics/news/180503/plt1805030015-n1.html [sankei.com] https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/ [jsps.go.jp]
いろいろ謎なことが書かれているなぁ。
本来の競争的資金は、より高度な研究を行うためであった
今も昔も、研究者が自由な発想で研究活動を行う資金は、学内研究費, 使途が指定されていない寄付金, 科学研究費助成くらいのもの。例えば、科学研究費助成事業は、「 人文学、社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピアレビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うもの [jsps.go.jp]」と説明されている。
その他の大半の研究資金は、公募元 (JST, AMEDなど) が
この応募書類もさ、学者本人じゃなくてもう専門家に通りやすいように書いてもらった方がいいんじゃないの?いちいち書いてる人はいないと思うけど。ちゃんと「資金のためのパトロン見つけ方の教育」を受けようよ。
URAがそういう職として既にある。ただ、大学によって質がだいぶ違う。前にいた大学はURAは何もしていなかったけど、今の大学は応募の検討段階から会議に参加して意見出してくれるし、体制図とか業績リストとかも全部作ってくれるし、共同研究者間のMTGの設定とかもお任せできる。研究のコアの部分は当然研究者が書くけど、そこに集中できるのですごく楽。まあ予算がとれるかどうかは別の話だけどね。
河野はデータを綿密に積み上げて人を信用させてからさらっと騙すんで信用できない
> ちなみに河野氏は科学技術振興予算は今後、増えません [taro.org]と言ってました。> この件に関しては小手先の改革(ってレベルでも無いか)でドヤ顔しているだけに見えるよ。
この前年だったと思うけどついったで若手研究者に対して俺を頼れって言ってたんだよな。。。その後、大量のブロックしやがったけど。
いやそんな自己満足な「最低限の教育」とか「最低限の研究」とか言われても
大学進学率50%は高すぎるし競争して適当につぶれたらいいよ
文化面ではマンガ・アニメが大いに発展してるし大学に金をくれてやる価値を認めない
最低限の教育なら学費でまかなうべきだし、そもそも大学に最低限の教育を求める方が間違いでは。大学卒業しないと生涯賃金が~と言われても、それはつまり企業や社会に余計なコストかけさせているということだし。
中卒も大卒もスタート地点は変わらないしなぁwむしろ中卒は最大7年分仕事ではベテランになってるから、同じ仕事でもその分スキルが上だったりするので、大卒は7年損してるとも言える。
> 科研費の採択率は20%前後であり、司法士試験のそれと同等かより厳しい数値だ。> 言い換えれば、数年毎に司法試験並みの努力を書類書きに費やすのと変わらないみんなこの大胆理論気にならないのか…
文部科学省所管の中期目標管理を行う独立行政法人日本学術振興会の事業である科学研究費助成事業と、内閣府の科学技術政策たる競争的研究費制度を、混同していませんか?
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
そんなことより (スコア:2, すばらしい洞察)
>研究者の時間が無駄に奪われているとの指摘があった
今や多数の応募書類を書くこと自体が時間の無駄になっている。
本来の競争的資金は、より高度な研究を行うためであったが、
公費が削られた昨今では、公費で最低限の研究を行うどころか最低限の教育を行うにも足りてない。
競争的資金が無くなった瞬間、全ての研究・教育がストップして、その先の研究もできなくなる状態に陥っている。
そのため一人の研究者が多数の競争的資金への応募(書類の作成)を強いられており、研究の妨げにさえなってきている。
なぜ学生の教育費までも競争的資金で賄わなくてはならないのか?禁止されている目的外利用では無いのか?
研究の効率化=研究促進を狙うなら、最低限の研究が維持できるだけの定常的資金を供するか、
せめて主要な競争的資金の採択率を50%程度に上げて欲しい。
科研費の採択率は20%前後であり、司法士試験のそれと同等かより厳しい数値だ。
言い換えれば、数年毎に司法試験並みの努力を書類書きに費やすのと変わらない。
競争は必要だが現状は流石に負の側面が大きすぎると感じる。
この辺を根本的に変えない限りは、日本の科学技術・文化は衰退する一方だ。
ちなみに河野氏は科学技術振興予算は今後、増えません [taro.org]と言ってました。
この件に関しては小手先の改革(ってレベルでも無いか)でドヤ顔しているだけに見えるよ。
Re:そんなことより (スコア:1)
時間の無駄だというけど、これ日本だけじゃなくどこの国でもそうじゃないのかな。
自分は中国とアメリカしか知らないけど、日本と変わらないよ。
研究室のボスは企業や国と交渉してお金と人を引っ張ってくる役。
研究者でもあるけど、半分以上は経営者っぽい人達。
所属する研究者も、ボスの資金力や政治力を期待して所属してるし、資金の対価として業績をシェアしてるように見える。
今にして思えば、口を開けて待ってれば大学の名前だけで資金もらえた一昔前の日本の方が異常だった気がする。
20数年前、自分が学生だった時の教授が、当時その分野では珍しく企業から大学に来た人だった。
その人が飲み会になるといつもお前たちは恵まれてる、この環境とチャンスを生かさないといけないと言ってた。
当時はさっぱり意味が分からなかったけど、今なら良くわかる。
Re: (スコア:0)
普通の国になれてよかったね
Re: (スコア:0)
金よこせと言う人たちって、人の金でかつ無限に湧いてくる前提で言ってるとしか思えないんだよな。
配りたくても無いものはしょうがない。
Re: (スコア:0)
>今や多数の応募書類を書くこと自体が時間の無駄になっている。
透明化やコンプライアンス重視の世の中では仕方ないのでは。
教授会の力関係とか暗黙の了解で予算が振り分けられてた時代よりはマシとも言える。
(「暗黙の了解」が全て無くなったとはとても言えないが。)
>公費が削られた昨今では、公費で最低限の研究を行うどころか最低限の教育を行うにも足りてない。
科研費も「公費」だということをお忘れなく。
結局、限られたパイの分け方を変えただけでしかない。
それが嫌なら、企業やお金持ちのパトロンを探してくれば良い。
Re: (スコア:0)
> この辺を根本的に変えない限りは、日本の科学技術・文化は衰退する一方だ。
ジジババ食わして病人の面倒見るだけで精一杯なんでそんなカネはありませんって言われてるじゃん
国民の意識を変革して、国会で多数派を構成して、科学技術振興のための予算を組ませる
根本的改革ってそういうもんだろ、たかが一大臣が身命かけたってできることじゃないし、
そもそも一個人程度の思惑でできていい事でもない
日本の科学技術・文化 (スコア:0)
文系パヨクが内輪で特殊な研究課題に特別な申請書書式だけを受け付けて予算つけていた状況よりはマシになっただろう。
これに倣って科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)も、少しは改善されると良いのですが。
https://www.sankei.com/politics/news/180503/plt1805030015-n1.html [sankei.com]
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/ [jsps.go.jp]
Re: (スコア:0)
いろいろ謎なことが書かれているなぁ。
今も昔も、研究者が自由な発想で研究活動を行う資金は、学内研究費, 使途が指定されていない寄付金, 科学研究費助成くらいのもの。
例えば、科学研究費助成事業は、「 人文学、社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピアレビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うもの [jsps.go.jp]」と説明されている。
その他の大半の研究資金は、公募元 (JST, AMEDなど) が
Re: (スコア:0)
この応募書類もさ、学者本人じゃなくてもう専門家に通りやすいように書いてもらった方がいいんじゃないの?
いちいち書いてる人はいないと思うけど。
ちゃんと「資金のためのパトロン見つけ方の教育」を受けようよ。
Re:そんなことより (スコア:1)
URAがそういう職として既にある。
ただ、大学によって質がだいぶ違う。
前にいた大学はURAは何もしていなかったけど、今の大学は応募の検討段階から会議に参加して意見出してくれるし、体制図とか業績リストとかも全部作ってくれるし、共同研究者間のMTGの設定とかもお任せできる。研究のコアの部分は当然研究者が書くけど、そこに集中できるのですごく楽。
まあ予算がとれるかどうかは別の話だけどね。
Re: (スコア:0)
河野はデータを綿密に積み上げて人を信用させてからさらっと騙すんで信用できない
Re: (スコア:0)
> ちなみに河野氏は科学技術振興予算は今後、増えません [taro.org]と言ってました。
> この件に関しては小手先の改革(ってレベルでも無いか)でドヤ顔しているだけに見えるよ。
この前年だったと思うけどついったで若手研究者に対して俺を頼れって言ってたんだよな。。。
その後、大量のブロックしやがったけど。
Re: (スコア:0)
いやそんな自己満足な「最低限の教育」とか「最低限の研究」とか言われても
大学進学率50%は高すぎるし
競争して適当につぶれたらいいよ
文化面ではマンガ・アニメが大いに発展してるし
大学に金をくれてやる価値を認めない
Re: (スコア:0)
最低限の教育なら学費でまかなうべきだし、そもそも大学に最低限の教育を求める方が間違いでは。
大学卒業しないと生涯賃金が~と言われても、それはつまり企業や社会に余計なコストかけさせているということだし。
Re: (スコア:0)
中卒も大卒もスタート地点は変わらないしなぁw
むしろ中卒は最大7年分仕事ではベテランになってるから、同じ仕事でもその分スキルが上だったりするので、大卒は7年損してるとも言える。
Re: (スコア:0)
> 科研費の採択率は20%前後であり、司法士試験のそれと同等かより厳しい数値だ。
> 言い換えれば、数年毎に司法試験並みの努力を書類書きに費やすのと変わらない
みんなこの大胆理論気にならないのか…
Re: (スコア:0)
文部科学省所管の中期目標管理を行う独立行政法人日本学術振興会の事業である科学研究費助成事業と、
内閣府の科学技術政策たる競争的研究費制度を、
混同していませんか?