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日本医師会のオープンソースシステム」記事へのコメント

  • 大病院は専属の技術者を雇えばいいんでしょうけど、一般の開業医のうちの一体どれだけが、Linux+PostgreSQLを管理できる技術者を雇えるのでしょうか?現状を見ているとWindowsでアップアップな感じなんですが(^^; 地方だと雇いたくても技術者自体がいないですよね

    導入から管理運営まで面倒見る商売が成り立ちそうですね。
    誰か起業しませんか?;-)
    • by SteppingWind (2654) on 2001年11月22日 16時52分 (#40571)

      ちょっと前に今回よりは大きめの(大学病院クラスの)レセプトシステムの監査を行ったことがありますが, その少ない経験から見ても問題が多そうに見受けられます. 売りっぱなしというのではなく, ある程度良心的なサポートをするつもりで作業項目を洗い出してみると,

      システムのサイジング

      大まかにはベッド数で見積もれるとは思うのですが, 病院毎の運営方針(例えば外来受付が午前のみか通日か等)によっても影響されますので簡単にはいかないと思います. これを解決するためにはシステム事例のデータベース化が必要でしょう.

      システム構成設計

      このシステムがどの程度の規模までを想定しているのか分からないのですが, 通常レセプトシステムはIO性能依存が高いので, データベースのディスク配置設計が性能に大きく影響してきます. これについてもサイジングと同様の事例の蓄積が必要です.

      システム運用コンサル

      データのバックアップ等は病院システムでは最も軽視されている作業です(RAIDでもバックアップは必要だよ!). このあたりを病院側の体制に合わせて(場合によってはテープチェンジャの導入なども含めて)コンサル/システム設定することは必須です.

      セキュリティ教育

      経験的に最も困難なのがセキュリティ教育です. 医療の現場の作業者レベルで良いパスワードを設定するように強制することは, ほぼ不可能ではないかと思われます. ネットワーク内の全クライアントをシステム部で管理し, サーバへの接続を全て制御するようなシステムも有りますが, 多くはネットワークを外部から隔離することでセキュリティをなんとか確保している状態です. IPv6でカルテ情報を共有というのは技術的には面白いし, 便利ではありますが, 現実問題として最も厳重に管理されなければならない個人情報を流通させるインフラとしては, あまりにもお粗末すぎるでしょう.

      ざっと作業項目を挙げてはみましたが, これだけのことをやった場合どの程度の費用がかかるか, ちょっとすぐには分かりません. 少なくともハードとは別にサポート費をもらわないとやっていけないのは確実でしょう. でもソフト自体はタダだとゴネられそうな気もしますし, あまり商売としてはおいしくなさそうです.

      親コメント
      • 業務内容については、経験者だけあって、さすがにお詳しいとは思うのですが、

        サポート費をもらわないとやっていけないのは確実でしょう.

        それは当たり前のことです。

        この辺 [cruel.org] を呼んでもらえば分かりますが、 オープンソースの時代のソフトウエア産業はサポートで生きていくのが主流になるはずです。 相手はお医者さんですのでかなりの額を出してくれるはずです。

        #サポート費をけちる病院/企業も出てくるで

        • by SteppingWind (2654) on 2001年11月23日 11時55分 (#40734)

          ソフト技術者/企業にとって当たり前のことでも, それが相手にとって当たり前であるとは限りません. 説得するだけ無駄に終わることも決して少なくありません. 特に日本の病院というのは一部の先進的な所を除いて, 旧来の薬品メーカからのサポートと同等の物を情報部門についても求める傾向が強くあります. こういった所に対して純ソフト的なサービスを行う業者ができる対策は, 今のところ「相手にしない」ということだけです.

          幸いにして, この不況の世の中でもソフト技術者/企業だけは食っていけることができていますから, いまの段階で自身に不利になることはやらなくても良いというのが私の考えです.

          親コメント
          • ソフト技術者/企業にとって当たり前のことでも, それが相手にとって当たり前であるとは限りません. 説得するだけ無駄に終わることも決して少なくありません. 特に日本の病院というのは一部の先進的な所を除いて, 旧来の薬品メーカからのサポートと同等の物を情報部門についても求める傾向が強くあります. こういった所に対して純ソフト的なサービスを行う業者ができる対策は, 今のところ「相手にしない」ということだけです.

            いえ、その考えはあまり正しくありません。 例えば100件の病院に営業をしたとして、 99件におっしゃるような特徴があった

私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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