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昔工場でモデムにアースを繋いだら、アースからノイズを拾ったのかエラーが出捲って、試行錯誤の末アース線を外して漸く安定した通信が可能になった経験がある。
アースからノイズを拾う、という時点でありえない話です
アースの電位は常に0V。常に0Vの場所がアースです。ノイズが流れ込んでくるならそれはアースじゃありません。ただのアンテナです。
アースがちゃんと接地されていなくて、アース線経由で他の装置のノイズがモデム側に流れ込んだとか、そういうたぐいの事故でしょう。工場ならまずは正しく接地されているのか確認すべきですね
「アースの電位は常に0V」なんていうのは直流程度で、だけ。それもアースに電流が流れていないことが前提であって、「D種接地で100Ω以下」程度の抵抗値はあり得るから、何十台も機器が繋がると数百mV位は振れ得る。Gbit/sクラスの信号に対してアース線なんて波長の何十倍もあるのだから、等電位なんて無理。アース線はあくまでも保安用に過ぎず、信号からしたらアンテナと同じ。
保安アースに電流を流してはいけません。筐体(=保安アース)は直流的には浮いていないといけない。接地抵抗を言うなら、複数点のアースをつなげてしまうのもアウト。
あっ。だからといってシールドの意味がないと言っているわけではないですよ。電界性のノイズに対してはコモンモード成分しか受けなくなるから、差動信号であれば遮蔽効果は出ます。但し、一方で浮遊容量は大きくなりがちで減衰量も多くなるでしょうから、距離とノイズ源の大きさとでトレードオフになるんじゃないでしょうか。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
アース (スコア:1)
昔工場でモデムにアースを繋いだら、アースからノイズを拾ったのかエラーが出捲って、試行錯誤の末アース線を外して漸く安定した通信が可能になった経験がある。
生半可な知識が一番危ない (スコア:0)
アースからノイズを拾う、という時点でありえない話です
アースの電位は常に0V。常に0Vの場所がアースです。ノイズが流れ込んでくるならそれはアースじゃありません。ただのアンテナです。
アースがちゃんと接地されていなくて、アース線経由で他の装置のノイズがモデム側に流れ込んだとか、そういうたぐいの事故でしょう。
工場ならまずは正しく接地されているのか確認すべきですね
Re:生半可な知識が一番危ない (スコア:2, 興味深い)
アースの電位は常に0V。常に0Vの場所がアースです。ノイズが流れ込んでくるならそれはアースじゃありません。ただのアンテナです。
アースがちゃんと接地されていなくて、アース線経由で他の装置のノイズがモデム側に流れ込んだとか、そういうたぐいの事故でしょう。
工場ならまずは正しく接地されているのか確認すべきですね
「アースの電位は常に0V」なんていうのは直流程度で、だけ。それもアースに電流が流れていないことが前提であって、「D種接地で100Ω以下」程度の抵抗値はあり得るから、何十台も機器が繋がると数百mV位は振れ得る。
Gbit/sクラスの信号に対してアース線なんて波長の何十倍もあるのだから、等電位なんて無理。アース線はあくまでも保安用に過ぎず、信号からしたらアンテナと同じ。
Re: (スコア:0)
保安アースに電流を流してはいけません。
筐体(=保安アース)は直流的には浮いていないといけない。
接地抵抗を言うなら、複数点のアースをつなげてしまうのもアウト。
Re: (スコア:0)
あっ。だからといってシールドの意味がないと言っているわけではないですよ。電界性のノイズに対してはコモンモード成分しか受けなくなるから、差動信号であれば遮蔽効果は出ます。但し、一方で浮遊容量は大きくなりがちで減衰量も多くなるでしょうから、距離とノイズ源の大きさとでトレードオフになるんじゃないでしょうか。