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また出た超小型ベアボーン」記事へのコメント

  • かわいくてヨサゲです。
    しかも tualatin コアが使えるのも○
    ちっちゃいベアボーンで tualatin 対応のって少ないんだよね…

    熱ねぇ… 800MHz あたりのCPUをクロックダウンして使ったら
    なんとかならないのかな…
    • >熱ねぇ… 800MHz あたりのCPUをクロックダウンして使ったら
      >なんとかならないのかな…

      いまいち記憶&内容の信憑性に自信がないのですが、

      定格クロックより周波数を下げても発熱量や消費電量が下がるわけでは
      • by Anonymous Coward on 2001年11月24日 22時17分 (#40987)
        CMOS構造のLSIであれば、あるLSIの発熱量(=消費電力)は、概ね駆動電圧の2乗と駆動周波数に比例します。

        もちろん、機能が同じでもLSIが変われば(例えばPentiumIIIでもCuppermineとTualatinは別のLSIです)、この関係は成り立ちません。

        大雑把に言えば、CMOSの半導体のON/OFFの際の負荷容量を充放電する電荷の単位時間あたりの移動量が消費電流(=消費電力に比例)になります。

        ひとつのNOTゲートが1秒間に1回、Hに変化するときに電源側から一旦負荷容量CにチャージされてLになるときにGNDに逃げる電荷Q=CVです。

        これが周波数fで駆動されると、流れる電流I=fCVです。消費電力は、P=IV=fCV^2なので、消費電力は周波数に比例し、電圧の2乗に比例することになります。

        実際にはMOSトランジスタの漏れ電流などがあってこれだけでは決まらないのですが、大雑把にはこうなります。

        以上の話は、内部のクロックをすべて比例して下げた場合に成り立ちます。ですから、FSB133/内部1000MHzを、FSB133/内部733MHzに下げても、消費電力は73.3%に下がるわけではありません(FSBの部分の消費電力は変わらない)。FSB133/内部1000MHzをFSB100/内部750MHzに下げれば全体が3/4倍になるので75%程度に下がると思われます。

        さらに、一般には周波数を下げると駆動電圧を下げることが可能なので、電圧を下げることによりさらに消費電力は下がると思われます。
        親コメント
        • by redbrick (4865) on 2001年11月25日 4時38分 (#41055) 日記
          ちょっとツッコミ&補足をば。

          > CMOS構造のLSIであれば、あるLSIの発熱量(=消費電力)は、
          >概ね駆動電圧の2乗と駆動周波数に比例します。

          消費電力はそうですが、発熱量は一概にそうは言えません。
          それよりも(配線の)抵抗成分と電流による発熱、及びパッケージの放熱性能を
          考慮しないと。
          #だから、Al-Si合金の配線より抵抗値の低いCu配線がもてはやされる一因となってます。
          #もうひとつの要因は、抵抗値の低さによる信号伝達速度の早さですね。

          あと、chipに熱がたまると誤動作や熱破壊、信頼性の低下が起こるので、
          パッケージ構造・素材の選択も非常に重要です。
          #もちろん、金に糸目をつけなければかなりの性能のパッケージも使えますが、
          #そんな裕福な製品メーカー&エンドユーザーはなかなかいませんし(苦笑)。

          >もちろん、機能が同じでもLSIが変われば
          >(例えばPentiumIIIでもCuppermineとTualatinは別のLSIです)、
          >この関係は成り立ちません。

          これはプロセス(トランジスタの製造技術)によって、トランジスタ単体の
          性能/消費電力が変わってくるためです。
          また、CPUの世代が変わるとトランジスタ数も変わりますから、それを考慮すると
          CPUの種類で消費電力は当然変わりますね。

          >さらに、一般には周波数を下げると駆動電圧を下げることが可能なので、
          >電圧を下げることによりさらに消費電力は下がると思われます。

          ここが、開発者にとっては結構な泣き所です・・・。
          消費電力低減のために駆動電圧を下げると、その分ノイズに弱くなります。
          #信号の最大電圧値が駆動電圧で決まっているため。
          #外部ノイズは変わらなくても、信号の振幅が小さくなればノイズの影響が
          #相対的に大きくなります。その分、ノイズ対策も念入りに必要です。

          また、外部とのインターフェースにも影響が出ます。
          CPUはまだいいとしても、ネットワークチップなどはまだまだ駆動電圧が
          高い時期の装置と接続したりするので、インターフェースだけ駆動電圧を高くして、
          内部の駆動電圧を下げるなんて工夫も必要です・・が、これが結構面倒(汗)。
          #CPUでコア電圧と外部電圧を別々に供給するようなものです。

          --
          ---- redbrick
          親コメント
          • > 消費電力はそうですが、発熱量は一概にそうは言えません。

            最近よくこの話を見かけるのですが、その差はどこから生じるんでしょう??(差はどこへ消えてしまうのでしょう??)
            発熱量(単位:ワット)ではなくて、パッケージやダイの表面温度(単位:度)とかならパッケージ(ヒートシンクも入りますね)による差が出るのはわかるんですけど・・・。
            • >発熱量(単位:ワット)ではなくて、パッケージやダイの表面温度(単位:度)とかなら
              >パッケージ(ヒートシンクも入りますね)による差が出るのはわかるんですけど・・・。

              すみません、わたしがいってた発熱量は、基本的に温度のことしか考慮してません(汗)。
              混乱させてしまってすみませんでした。
              #「発熱量」→「温度変化」と読み替えてください。
              #ジュール熱の公式なんて、すっかり忘れてました・・・。

              デバイスの温度変化、つまり接合部温度、周囲温度の変化についてはパッケージの放熱性能に
              大きく依存するのは確かですが、実際のchipでの発熱量(消費された仕事量)がどうのこうのという
              問題ではないですね(汗)。

              --
              ---- redbrick
              親コメント
        • うわ。すばらしいレスをどうもありがとうございます。

          ということは、CPUの選択&FSBの選択&クロックの選択をきちんと
          行えば、静かで発熱量の少ない低消費電力な小型マシンも可能とい
          うことですね。

          この辺りの具体的な資料をどこかで公開してほしいですね。CPU(コア)
          種類とクロックとFSBと発熱量と消費電力の関係の具体値って意外と
          皆知りたいんじゃないでしょうか?雑誌とかで特集を組んで徹底的に
          調べてくれないかなぁ・・・。
          親コメント
          • 各メーカーで公開してますよ。(笑)
            Googleで"消費電力 CPU [google.com]"を検索すると、
            主要なCPUの消費電力 [sphere.ne.jp](これはx86系だけですね)とか、色々出ます。

            ところで、発熱=消費電力だと思ってたんですが、違うんでしょうか?
            失ったエネルギーが全部熱になってると認識してたんですが。
            親コメント
            • >失ったエネルギーが全部熱になってると認識してたんですが。

              消費電力と発熱量(ジュール熱)はほぼ等しいはずですが、わずかに差があると思います。
              そのわずかな差は、EMによって配線の原子を動かすのに使われているはずです。
              #これくらいのumオーダーの技術になると、電子の流れが配線の原子を動かして
              #水の流れに押し流されて川の形状が変化するように、配線の形状が物理的に
              #変化するという現象が顕著になります。
              #一般に、それをEM(ElectroMigration)といいます。
              #EMI(Electro-Magnetic Interference)=電磁波干渉とは違いますよ。

              どのくらいの差なのかは、わたしは実際に測ったことがないのでわかりませんが・・・。
              あ、あと、EMIで電磁波として放射される分もあると思いますが・・・これも測ったことないなぁ(汗)。
              --
              ---- redbrick
              親コメント
          • by Anonymous Coward on 2001年11月25日 12時10分 (#41093)
            もしかして、と思ったので、自分でフォローしておきます。

            最近のCPU(に限らずですが)は、必要のないときに使わない回路ブロックのクロックを停止する機能があるものがあります。

            その場合、例えばOSが1秒周期(実際はもっと短い周期ですが)でその回路を必要とする処理をした場合、その動作が1000MHzのクロックで0.1秒かかるとすると、0.1秒間はその回路は電力を消費し、残り0.9秒間は電力をほとんど消費しない状態になります。

            これが750MHzのCPUの場合だと、(3/4のクロックなので)その動作に0.133・・秒かかりますから、残り0.866・・秒が電力を消費しない時間になります。

            この場合、750MHzのCPUのこの回路はP=fCV^2の計算の上では3/4の消費電力になりますが、1秒間の動作時間も4/3倍になりますから、この回路の1秒間の平均の消費電力では1000MHzと変わらないことになります。

            実際はクロックを停止する制御のあるブロック/ないブロックが混在していますのでもっと複雑ですが、CPUがフルパワーで動作していない場合の平均の消費電力はクロックを下げてもあまり効果がない可能性もあります。

            このことを指して、「定格クロックより周波数を下げても発熱量や消費電量が下がるわけではない。 」といっているのかもしれません。

            あくまで、(大雑把にいうと)P=fCV^2が成り立つのは、CPUがフルパワーで動作している場合、ということになります。放熱や電源を考える上では、フルパワー動作で問題のないようにしないといけないのは言うまでもありません。
            親コメント

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