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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
なんでだろう? (スコア:0)
Re:なんでだろう? (スコア:2, 参考になる)
日本はすでに違う土俵で相撲を取ろうと思っているからこの問題設定自体に問題があるのではないでしょうか。
JAXAや日本の関係機関は「宇宙でどんなデータが取れるか」そして「そのデータが実社会にどれだけ有用か」で開発を考えています。 これ [asahi.com]とかもそうです。地道にデータを集めているのが日本の宇宙関係の技術開発のスタンスです。
独立行政法人になったので、「いい感じぃ」というコメントをとるためだけに数億の金は使えません。もし、そういうコメントが欲しいのなら、それこそ国家プロジェクトが必要です。まあ、そんなマニフェスト書いている政党ないんでありえないですが。
むしろ、アメリカの横槍で決まったMTSATが納入遅れそうなことの方こそ、問題にしてください。これはしゃれにならないです(泣
#かなりやばいコメントなので、AC.
Re:なんでだろう? (スコア:2, 参考になる)
>たMTSATが納入遅れそうなことの方こそ、
>問題にしてください。これはしゃれにならないです(泣
本当です。開発が進捗しているかどうかすら怪しい状態ですね。 [chunichi.co.jp]
こんな感じで打ち上げに間に合わせる事ができたとしても、果たしてまともに動くかどうか・・・。
なんだか涙が出てきそうです。
Re:なんでだろう? (スコア:1, 参考になる)
たとえば、日本では政治力のない官庁とされる環境省も アメリカ/NASAに反抗するデータ [google.co.jp]を出しています。 (記事は気象庁発表になってますが、そもそもの観測は環境研のセンサによるもののはず)
これも、日本独自の衛星があったからです。
赤い星、冬の軌道 (スコア:0)
たしかだと思います。が、一方で「宇宙ビジネス」は目指してますよね。
その「同じ土俵」での勝負の先行きが心配です。
中国のロケット産業が
「有人宇宙飛行成功!高い信頼性!」
「しかも低コスト!」
ということになったとき、果たしてMade in Japanのロケットにお客は
つくでしょうか。何だか製造業が悲鳴を上げている「中国の追い上げ」が
Re:赤い星、冬の軌道 (スコア:0)
「有人飛行成功」というのは、信頼性を主張する上で確かに強い言葉ですね。
#なにしろ、「失敗したら元も子もない」ということですし。
日本の宇宙開発でわからないのは、今後数十年のスパンでの見通しです。潤沢な予算があれば、10年間程度は日本は「地球観測」(オゾン層とか、温暖化とか)というフィールドでは宇宙開発
Re:赤い星、冬の軌道 (スコア:0)
宇宙『ビジネス』は民間に分離しましたよね。その辺の官・民の分業も外からわからないのが問題かもしれませんね。
Re:赤い星、冬の軌道 (スコア:1)
宇宙ビジネスというのは、他の業種では考えられないほどリスクの高い世界です。100億のハードウェアが20回に1回の割でゴミと化す、なんて業種は他にはちょっとありません。
このリスクを受け止め、更に独力でリスクを軽減して利潤を追求できるようになるのが理想ですが、現実はほど遠い状況にあります。
少なくとも、極めてリスクの高い箇所は国がコストを負担し、技術開発等によってリスクを低減していくことが必要だと思います。
したがって、宇宙開発において国家が果たす役割は、民間が負担できないようなリスクを軽減していく努力でしょう。
宇宙観光というのは、今や民間にも手が届きかけている、将来の宇宙産業の最右翼でしょう。長時間の無重量状態というのは地上では絶対に味わえない、視覚や聴覚では代用できない感覚です。金を払う人間は必ず居ます。というか実際にロシア辺りでは採算取れていますし。
ちょっと野田さんと話して出てきた数字なのですが、ふじ開発にかかる金額として500億から200億という数字が。個人的には500億は絶対かかるまいと踏んでいますが、まあ良い数字だと思います。
考えてみたのですが、産業用機器の許容環境程度のストレスで地上に再突入回収するのに、JIS規格の耐熱ステンレス、プリント基板で使うようなガラエポ、気圧とタイマで二重化したパラシュートとエアバッグ、一千万かかるまいと思われます。生物・民生機器の許容環境でひとケタ上、人間用で数倍、というコストになろうかと。
国威発揚なんてすっ飛ばして、有人宇宙活動の商業化への参入、考えても良いと思います。
Re:赤い星、冬の軌道 (スコア:0)
一部のブルジョアのオモチャというのも過渡期にはあることだが、打ち上げ実績1500回以上の
ソユーズと実績5回のH-2Aでは勝負にもなにもなったもんじゃない。
今まで通り、地道に基礎的な研究と実績を重ねていく運用でいい。
どのみち、有人ならではの成果を得るには恒久的に滞在可能な程の本格的ステーションが必要。
今のように少人数が短期間、旅行のついでに実験してくるという程度ではどうにも
Re:赤い星、冬の軌道 (スコア:2, 参考になる)
日本が最初に作る有人宇宙機が、日本の宇宙機としては最大の20トン、外部とのインタフェイスを有して20年の寿命を想定した作り、だというのはおかしいと思いませんか?
更に、結局大枚突っ込んでいつ打ち上げられるかも不明、0.5人という定員を得て満足するしかない、という現状も。
Re:それじゃ飛ばんわな (スコア:0)
ようするにこれって産業関係者主導じゃなくって、研究者主導でプロジェクトが推進されているって言うことだよねぇ?
でも電気・科学的な知識に詳しい人間が、魅力的な商品の発案者には(ほとんどの場