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https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/01_seido/05_faq/index.html [jsps.go.jp]科研費FAQ R3.10.版>【Q44072】 科研費の研究遂行上必要なものとして、他の研究にも使用可能な汎用性のあるパソコン等>の物品やソフトウェア等を購入することは可能でしょうか?>【A】 可能です。科研費により購入した汎用性のある物品等については、科研費の補助事業専用とするこ>とは必ずしも求めていません。科研費の補助事業の遂行に支障がなければ、研究機関外の研究者>を含め科研費以外の研究のために使用しても差し支えありません。
「お上」はOKって言ってるぞ。少なくとも令和3年現在では。
科研費は、「研究者による自由な発想に基づく研究を実施するために、「研究者に」配分している (大学等の研究機関は、慣例的に「研究者に配分する資金を預かり管理している」扱いをしている)」という扱いなので、採択課題の遂行「に」使用していることを「研究者が」説明できれば、割と柔軟に使用できる。科研費以外の大半の国系の研究資金は、採択課題の遂行を資金配分機関から「(研究者ではなく) 研究機関に」委託しているので、使途の縛りは科研費よりは厳しい。ただ、実際には、採択課題の遂行に使用していることを研究者が説明できれば、採択課題の遂行が滞らない範囲であれば使用していても追及はされない。使途に占める当該採択課題の割合は、科研費よりは高いことは期待されているだろう。
購入した設備備品 (実験装置など) については、科研費であろうとなかろうと、採択課題に関係しない他の研究者に対して、使用していないマシンタイムを適切な料金で提供することが、近年では期待されている。逆に、購入したとしても遊んでいる時間が多いと想定される設備備品を購入しようとした場合は、自機関や他機関の同種装置を借りたり、集中利用する期間にリースで導入したり、分析を外注したりすることが期待されている。
このような、科研費とその他資金の趣旨の違いを理解せず、一緒くたに「研究費」と認識して不満を募らせている研究者や、無知に基づいて不当な要求をしてくる事務担当者も多い。
間接経費については、一般には、大学本体と研究者の所属部局に一定の割合で配分される。大学本体に配分された分について、「私の金を不当に召し上げる」と批判する研究者も多いが、実際には、電子ジャーナルや学内共用機器の維持管理など大学全体の研究環境の整備、研究支援体制の整備、会計・契約管理などに使用されている (そもそも、委託費の場合は機関同士の契約なので「私の金」ではない)。部局に配分された分は、全額を部局全体の研究環境の整備に使ったり、部局と資金獲得者に一定の割合で配分される。配分方針は、部局により割と異なる。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:5, 興味深い)
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科研費FAQ R3.10.版
>【Q44072】 科研費の研究遂行上必要なものとして、他の研究にも使用可能な汎用性のあるパソコン等
>の物品やソフトウェア等を購入することは可能でしょうか?
>【A】 可能です。科研費により購入した汎用性のある物品等については、科研費の補助事業専用とするこ
>とは必ずしも求めていません。科研費の補助事業の遂行に支障がなければ、研究機関外の研究者
>を含め科研費以外の研究のために使用しても差し支えありません。
「お上」はOKって言ってるぞ。少なくとも令和3年現在では。
Re:悪いのはその組織の事務方じゃないの? (スコア:1)
科研費は、「研究者による自由な発想に基づく研究を実施するために、「研究者に」配分している (大学等の研究機関は、慣例的に「研究者に配分する資金を預かり管理している」扱いをしている)」という扱いなので、採択課題の遂行「に」使用していることを「研究者が」説明できれば、割と柔軟に使用できる。
科研費以外の大半の国系の研究資金は、採択課題の遂行を資金配分機関から「(研究者ではなく) 研究機関に」委託しているので、使途の縛りは科研費よりは厳しい。ただ、実際には、採択課題の遂行に使用していることを研究者が説明できれば、採択課題の遂行が滞らない範囲であれば使用していても追及はされない。使途に占める当該採択課題の割合は、科研費よりは高いことは期待されているだろう。
購入した設備備品 (実験装置など) については、科研費であろうとなかろうと、採択課題に関係しない他の研究者に対して、使用していないマシンタイムを適切な料金で提供することが、近年では期待されている。逆に、購入したとしても遊んでいる時間が多いと想定される設備備品を購入しようとした場合は、自機関や他機関の同種装置を借りたり、集中利用する期間にリースで導入したり、分析を外注したりすることが期待されている。
このような、科研費とその他資金の趣旨の違いを理解せず、一緒くたに「研究費」と認識して不満を募らせている研究者や、無知に基づいて不当な要求をしてくる事務担当者も多い。
間接経費については、一般には、大学本体と研究者の所属部局に一定の割合で配分される。
大学本体に配分された分について、「私の金を不当に召し上げる」と批判する研究者も多いが、実際には、電子ジャーナルや学内共用機器の維持管理など大学全体の研究環境の整備、研究支援体制の整備、会計・契約管理などに使用されている (そもそも、委託費の場合は機関同士の契約なので「私の金」ではない)。
部局に配分された分は、全額を部局全体の研究環境の整備に使ったり、部局と資金獲得者に一定の割合で配分される。配分方針は、部局により割と異なる。