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インターネット速度記録:5.44Gbps」記事へのコメント

  • RWIN & cwnd (スコア:5, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2003年10月19日 10時27分 (#417417)
    今回の記録の論文をまだ探せていないのだけど、前回2月の論文を見るに、例えばRWINやcwndを1GBくらいにしたり、ストリームを複数本束ねて仮想的なストリームにしたり、かなり特殊なことをやってます。これだけ大きなRWINやcwndは回線品質が非常に高く、輻輳やロスがおきないなどいろいろな暗黙の仮定が入っていますから、そのまま今のHTTPやFTPでこれだけのスピードがでるわけではない。

    TCPシーケンシャル番号もこれだけ高速だとすぐに一巡してしまいますし、仮に回線の品質が悪いとすると、RWIN/cwndが大きすぎるせいでSACKなんかじゃリカバリできないだろうし。

    今のところこれはベンチマークでしかないけど、real worldで使うには TCP version 2みたいな研究が必要でしょうね。

    ちなみにこのTCPの性能の問題は将来の話ではなく、いますでにおきている話です。日本のようにend-to-endで最大100Mbpsを提供できるようなコンシューマサービスがでてくると、latencyが大きい状況では帯域遅延積が大きくなりすぎで、通常のウィンドウサイズではスループットがでない、という問題がすでにでていますよね。

    よく北海道や九州あたりから速度測定サイトにアクセスしてB Fletsなのに10Mbpsもでない、って悩んでいる人がいますが、そんなの当たり前です。仮にウィンドウスケーリングオプションを使って64K以上のRWINを設定しても、どうせほとんどのサーバのcwndが64KB以下なんで、どっちにしろ速度がでないケースがほとんどです。

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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