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アメリカでもキリスト教会が保守的な中西部で「あなたのお子さんのゲイを治療します」ってセミナーをやってたんだけど、医学的裏付けはなんにもなく、セミナーが「治療」対象の子を監禁し暴行したりする事件が多発し「治療」を受けていた子が自殺する事件が起こったので「同性愛の矯正治療は違法」ってことになったんだ。これが2014年のこと。
ジェンダーという言葉が使われ始めた頃、セックス、セクシュアリティと合わせて三つセットの概念だった。セックス＝持って生まれた肉体的な性セクシュアリティ＝性的な志向ジェンダー＝社会的に規定された性
それで、この三つは互いを束縛するものではなくそれぞれが自由だし、人によって主体的に変えられるものである、という認識だったんだよね。１９７０年代半ばから８０年代末まではそういう考え方が主流だったし、欧州のインテリ層では男女を問わず「自分は男も女も愛せる」というバイセクシュアルが流行っていたすらある。
もちろんジェンダーは変えることができるし、セックスも（ある程度は）手術で変更できるようになった。なのにセクシュアリティを変えるという話になると、とたんに非人道的とされてしまうのはなぜなんだろう。もちろん、親であっても他人が強制するのは絶対ダメだと思うし、うかつに認めるととてつもない社会的圧力が当事者にかかってしまうから、議論しづらいのはわかるんだが。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
性的志向は変えられない (スコア:2, 参考になる)
アメリカでもキリスト教会が保守的な中西部で「あなたのお子さんのゲイを治療します」ってセミナーをやってたんだけど、医学的裏付けはなんにもなく、セミナーが「治療」対象の子を監禁し暴行したりする事件が多発し「治療」を受けていた子が自殺する事件が起こったので「同性愛の矯正治療は違法」ってことになったんだ。これが2014年のこと。
Re: (スコア:0)
ジェンダーという言葉が使われ始めた頃、セックス、セクシュアリティと合わせて三つセットの概念だった。
セックス＝持って生まれた肉体的な性
セクシュアリティ＝性的な志向
ジェンダー＝社会的に規定された性
それで、この三つは互いを束縛するものではなくそれぞれが自由だし、人によって主体的に変えられるものである、という認識だったんだよね。１９７０年代半ばから８０年代末まではそういう考え方が主流だったし、欧州のインテリ層では男女を問わず「自分は男も女も愛せる」というバイセクシュアルが流行っていたすらある。
もちろんジェンダーは変えることができるし、セックスも（ある程度は）手術で変更できるようになった。なのにセクシュアリティを変えるという話になると、とたんに非人道的とされてしまうのはなぜなんだろう。もちろん、親であっても他人が強制するのは絶対ダメだと思うし、うかつに認めるととてつもない社会的圧力が当事者にかかってしまうから、議論しづらいのはわかるんだが。