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本件に関して言えば、デマの初期の段階で、メーカー側の在庫の説明と、それを裏付ける倉庫で山積みにされた商品の山の写真等の訂正情報が出回ったので、それほどの混乱はなかったという印象があるのですが、違うのでしょうか。
当時のメーカーの説明として、在庫は十分にあるが、嵩張る商品であるため、末端の店舗での在庫が少なく、流通でもそう迅速には補充できない等の事情も早い段階で開示されていたので、短期間では不足するが、徐々には解消に向かうものといった情報発信があり、その情報を受けて、個人的にはいつもより多少多めの在庫を確保した後は静観していたのですが、予想通りに短期間で解消していき、困ることはなかったように覚えています。
この事例はむしろ、デマの解消には、的確で信頼のおける訂正情報の開示が効果的に働いた事例のように思えるのですが(一部のSNSを除き、社会全体としては)。
むしろ、後になって、高齢で孤独なお年寄りのお部屋で、山のように積み上げられたトイレットペーパーが見つかって、情報の偏りと社会的な孤独が浮き彫りになった方が重視すべき点だと思うのですが。
今回の研究は、トイレットペーパーの件では、まさにあなたのように、「徐々には解消に向かうものといった(正しい)情報発信があり、その情報を受けて、個人的にはいつもより多少多めの在庫を確保した」という行動こそが、”トイレットペーパーの売り上げを見る限りにおいて”、今回のトイレットペーパー不足を(結果的に)招いていた、という報告です。
そのような行動を”多元的無知”というそうです。いわば囚人のジレンマの悪いゴールであり、囚人のジレンマ同様、譲り合ってトイレットペーパーを”誰も”確保しないことこそが、多元的無知を起こさないことに繋がりますが、それを実現するために、”誤情報を直接見たユーザーだけが訂正情報を発信する”、というルールが有効だ、という話をこの論文は提案しています。
いいか悪いかとか、あなた自身の主観とか、何を重心するとか、の次元の話ではなく、”400万ツイートから(のみ)の分析”、”今回は”、という点を取り違えずに、ちゃんと原本の論文を読みましょう。
実際、私はトイレットペーパーを買いそびれた派ですが、1日か2日切らしただけで、いつものではないけれどトイレットペーパーを入手できたのだから、買い占めが一人もいなければ、m数の少ない割高な製品を買わされることはなかっただろうし、それどころか、通常在庫が不足することすらも起きなかっただろうと思っています。
つまり、解消以前に、そもそも何も起きない最善解があったはずだ、ということです。
ツイッターを全く見なかった人の方が最適な行動をできていた、ということは、デマを流すのは言外だけど、見る必要のない人に拡散することも最適解から逸脱させる実例が得られた、という点が、今回の研究成果です。
#といっても、2年越しで分析を終えた今回の研究は、 2年前に既に言われていた話の蒸し返し…ゲフン、裏付けを取った話で、 別に新たな知見が得られたという話でもない。 https://enemyoffreedom.hatenablog.com/entry/2020/03/02/115114 [hatenablog.com]
テレビがまず店頭で売り切れしてる情報を深刻そうな顔で大げさに流しその後にメーカーの情報を流してたこれでメーカーを信用しろといっても半々だろそれぐらいの影響力がテレビにはまだある
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
そうなの? (スコア:1)
本件に関して言えば、デマの初期の段階で、メーカー側の在庫の説明と、それを裏付ける倉庫で山積みにされた商品の山の写真等の訂正情報が出回ったので、それほどの混乱はなかったという印象があるのですが、違うのでしょうか。
当時のメーカーの説明として、在庫は十分にあるが、嵩張る商品であるため、末端の店舗での在庫が少なく、流通でもそう迅速には補充できない等の事情も早い段階で開示されていたので、短期間では不足するが、徐々には解消に向かうものといった情報発信があり、その情報を受けて、個人的にはいつもより多少多めの在庫を確保した後は静観していたのですが、予想通りに短期間で解消していき、困ることはなかったように覚えています。
この事例はむしろ、デマの解消には、的確で信頼のおける訂正情報の開示が効果的に働いた事例のように思えるのですが(一部のSNSを除き、社会全体としては)。
むしろ、後になって、高齢で孤独なお年寄りのお部屋で、山のように積み上げられたトイレットペーパーが見つかって、情報の偏りと社会的な孤独が浮き彫りになった方が重視すべき点だと思うのですが。
Re:そうなの? (スコア:1)
今回の研究は、トイレットペーパーの件では、まさにあなたのように、
「徐々には解消に向かうものといった(正しい)情報発信があり、
その情報を受けて、個人的にはいつもより多少多めの在庫を確保した」
という行動こそが、
”トイレットペーパーの売り上げを見る限りにおいて”、
今回のトイレットペーパー不足を(結果的に)招いていた、
という報告です。
そのような行動を”多元的無知”というそうです。
いわば囚人のジレンマの悪いゴールであり、囚人のジレンマ同様、
譲り合ってトイレットペーパーを”誰も”確保しないことこそが、
多元的無知を起こさないことに繋がりますが、それを実現するために、
”誤情報を直接見たユーザーだけが訂正情報を発信する”、
というルールが有効だ、という話をこの論文は提案しています。
いいか悪いかとか、あなた自身の主観とか、何を重心するとか、の次元の話ではなく、
”400万ツイートから(のみ)の分析”、”今回は”、という点を
取り違えずに、ちゃんと原本の論文を読みましょう。
実際、私はトイレットペーパーを買いそびれた派ですが、
1日か2日切らしただけで、いつものではないけれど
トイレットペーパーを入手できたのだから、
買い占めが一人もいなければ、
m数の少ない割高な製品を買わされることはなかっただろうし、
それどころか、
通常在庫が不足することすらも起きなかっただろうと
思っています。
つまり、解消以前に、そもそも何も起きない最善解があったはずだ、
ということです。
ツイッターを全く見なかった人の方が最適な行動をできていた、
ということは、
デマを流すのは言外だけど、見る必要のない人に拡散することも
最適解から逸脱させる実例が得られた、という点が、今回の研究成果です。
#といっても、2年越しで分析を終えた今回の研究は、
2年前に既に言われていた話の蒸し返し…ゲフン、裏付けを取った話で、
別に新たな知見が得られたという話でもない。
https://enemyoffreedom.hatenablog.com/entry/2020/03/02/115114 [hatenablog.com]
Re: (スコア:0)
テレビがまず店頭で売り切れしてる情報を深刻そうな顔で大げさに流しその後にメーカーの情報を流してた
これでメーカーを信用しろといっても半々だろ
それぐらいの影響力がテレビにはまだある