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俺は飲みたいんだ。
「1984」で納得できんかった点かなぁ。作者のジョージ・オーウェルはイギリス人なんで、UKパイントが568mlなんで少し目減りして物足りないのか、、、で、USパイントは 473ml という出鱈目さ。#こう言うことがあるからこそのメートル法なのだ。
#最後にイギリス行ったのはEU加盟の遥か前なんで、今イギリスのパブで#実際にどういう単位でビールが売られているかは知らない。
SI単位系はすべてが統一されているところが素晴らしいわけですが、測定対象が同じ基本単位から導かれるところもその一つなんですよね。ヤードポンド法では、例えば気圧計で測った高度の単位はフィート、海運における距離の単位は緯度経度から筆算するノーチカルマイル、陸上では古代人が1000歩を測って作った測量マイル、あっちのネジのトルク指定はインチポンドでこのエンジンのトルクはフィートポンド……と、測定対象や測定方法によって単位が決定されるわけです。同じ距離でも高度をマイルで表すことはできないのです。
翻って近代に作られたメートル法ならば長さは全部メートル、重さは全部キログラム、トルクは全部ニュートン・メートルですから、フィートポンド・インチポンド換算表とか、当地用牛乳・パイントと黒ビール・パイント変換式(参考用・白ビール版つき)とかを作るような原器の違いを解消する作業が必要ないのです。これがメートル法採用の意義なのです。
この度量衡に留まらない制度や手続きの統一というのは近代化の一環で、前近代においては通貨ですら、時により同じ国の違う形の硬貨の間に為替相場が存在するような同種の不統一が存在します。なんだっけな、ディナールだったかな。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
「0.5Lでなく、1パイントのビールを」 (スコア:3, 興味深い)
俺は飲みたいんだ。
「1984」で納得できんかった点かなぁ。
作者のジョージ・オーウェルはイギリス人なんで、UKパイントが568mlなんで少し
目減りして物足りないのか、、、で、USパイントは 473ml という出鱈目さ。
#こう言うことがあるからこそのメートル法なのだ。
#最後にイギリス行ったのはEU加盟の遥か前なんで、今イギリスのパブで
#実際にどういう単位でビールが売られているかは知らない。
Re:「0.5Lでなく、1パイントのビールを」 (スコア:3)
SI単位系はすべてが統一されているところが素晴らしいわけですが、測定対象が同じ基本単位から導かれるところもその一つなんですよね。ヤードポンド法では、例えば気圧計で測った高度の単位はフィート、海運における距離の単位は緯度経度から筆算するノーチカルマイル、陸上では古代人が1000歩を測って作った測量マイル、あっちのネジのトルク指定はインチポンドでこのエンジンのトルクはフィートポンド……と、測定対象や測定方法によって単位が決定されるわけです。同じ距離でも高度をマイルで表すことはできないのです。
翻って近代に作られたメートル法ならば長さは全部メートル、重さは全部キログラム、トルクは全部ニュートン・メートルですから、フィートポンド・インチポンド換算表とか、当地用牛乳・パイントと黒ビール・パイント変換式(参考用・白ビール版つき)とかを作るような原器の違いを解消する作業が必要ないのです。これがメートル法採用の意義なのです。
この度量衡に留まらない制度や手続きの統一というのは近代化の一環で、前近代においては通貨ですら、時により同じ国の違う形の硬貨の間に為替相場が存在するような同種の不統一が存在します。なんだっけな、ディナールだったかな。