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インフラを流用することで通信カラオケの礎となったのだから十分意味はあったかと。# 地方だと店舗の品揃えが悪かったのでTAKERUには大変お世話になりました。
非常に懐かしい。
TAKERUサービス終了の時、広報担当の方と本社にてインタビューさせていただきました。
当時は光回線などが一般的ではなかったため、販売用メディアデータのデータ転送に苦慮したと。基本的にはTAKERUのHDDに対してキャッシュする形。そのTAKERU本体は通信カラオケのサーバにもなったという(というわけで閉店後の店舗でサーバとして稼働)。TAKERU販売用ソフトのデータ通信が必要だったせいで、カラオケ用サーバとしても使えたということになります。改めて考えると、もう仮想サーバーみたいなイメージかもしれませんね(物理=TAKERU,仮想=カラオケ)。
ちなみに、新メディア(フロッピーディスク)のイジェクト関係はすごく試行錯誤を重ねたそうな。山になって筐体に積まれているわけで、イジェクトにはそれなりの力が必要だが・・・
頑張りすぎて開発機では文字通り「飛んだ」こともあったそうだ(苦笑)。#フロッピーじゃなくてフリスビーになってるやんけ@@;
ちなみに、黒歴史というより、時代先取りしすぎていました、という話で一致しました。
オンデマンドのソフト販売システムとしては非常に斬新で評価が高いが、データをTAKERUにダウンロードするのに(光回線じゃないから)時間がかかり、メディアに書き込むときに(倍速ドライブじゃないから)時間がかかる、ということです。
まぁ、そういうところでディスク何枚組なゲームを買ったわけですが(=1枚1分は書き込みにかかるわけです)。
個人的には、先駆者だと思っています。時代先取りしすぎたシャープさんみたいなイメージもありますが、限られた環境でよく頑張りました。黒じゃないと思いますよ、役目をきっちり終えただけです。
出始めの頃の印象では、メディアとコピーのマニュアルだけの販売にしては、パッケージ版の実勢価格に比べて安くないし、無数に発売されていたパソコンソフトの網羅性もないという感じで、メリットがまったくわかりませんでした。店内に置いてある自動販売機というのも意味がよくわからなかった。一番の敵は、よりユーザのニーズに合致していた違法ソフトレンタル店だったと思いますが・・・
メリットは近くのちょっとした電気屋でソフトが買えたということにつきるよ。インターネットもない時代、ソフトを買うときには、気合い入れて秋葉原に遠征してたもの。
出た当初の印象(80年代後半)と、90年代からの全盛期の印象は、PCソフトや雑誌周りの環境の変化で、だいぶ変わったと思う。80年代は、雑誌にソースが載っていて打ち込みとかをする時代だったけど、90年代はディスクマガジン上に雑誌社製やユーザー投稿ソフト、零細ソフトハウスのサンプルが提供されるようになって、雑誌自体が大きく変わっていた時代だった。TAKERUは、ブラザーという企業の商売としては成功しなかったような話が聞こえてくるけれど、ユーザー側から見ると、90年代に国産PCが廃れていく中で、パッケージにするほどでもないソフトの流通路としての価値を認識されていたと思う。
フリーソフトウェア集みたいなのがそこそこ高くない値段で販売されててそれなりにシェアがあったのが、ベクターのPACK2000にまるっと持ってかれてしまったのも大きかったのかな。
排出したフロッピーディスクがスタッフの頭を直撃したエピソードがあったような。
ここにあった。なつかしい。https://archive.org/details/TakeruPressWorld/mode/2up [archive.org]
継承後に黒字なら会社の美談ってことに異論はないですがそれは会社としての視点であってプロジェクトとしての視点ではないですねプロジェクトの黒歴史ってのは単純に黒字終了できなかったものでしょう
技術を引き継いだ次のプロジェクトで黒字を出しても前のプロジェクトが黒歴史なことに変わりはありません。
技術を引き継いでいるなら前のプロジェクトの負債を帳消しにしてなお黒字にできないようなら次のそのプロジェクトもまた黒歴史になってしまう
なので会社として意義ある美談と誇れる黒歴史にできたって感じでしょう
# 黒歴史とは赤いのですよ
TAKERUから通信カラオケへという流れは、ここでも語られてますね。「社長が訊く」『Wii U』 Nintendo×JOYSOUND Wii カラオケ U 篇 [nintendo.co.jp]
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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
TAKERU自体は失敗だったとしても (スコア:0)
インフラを流用することで通信カラオケの礎となったのだから十分意味はあったかと。
# 地方だと店舗の品揃えが悪かったのでTAKERUには大変お世話になりました。
インタビューに行ったことあります (スコア:4, 参考になる)
非常に懐かしい。
TAKERUサービス終了の時、広報担当の方と本社にてインタビューさせていただきました。
当時は光回線などが一般的ではなかったため、販売用メディアデータのデータ転送に苦慮したと。
基本的にはTAKERUのHDDに対してキャッシュする形。
そのTAKERU本体は通信カラオケのサーバにもなったという(というわけで閉店後の店舗でサーバとして稼働)。
TAKERU販売用ソフトのデータ通信が必要だったせいで、カラオケ用サーバとしても使えたということになります。
改めて考えると、もう仮想サーバーみたいなイメージかもしれませんね(物理=TAKERU,仮想=カラオケ)。
ちなみに、新メディア(フロッピーディスク)のイジェクト関係はすごく試行錯誤を重ねたそうな。
山になって筐体に積まれているわけで、イジェクトにはそれなりの力が必要だが・・・
頑張りすぎて開発機では文字通り「飛んだ」こともあったそうだ(苦笑)。
#フロッピーじゃなくてフリスビーになってるやんけ@@;
ちなみに、黒歴史というより、時代先取りしすぎていました、という話で一致しました。
オンデマンドのソフト販売システムとしては非常に斬新で評価が高いが、
データをTAKERUにダウンロードするのに(光回線じゃないから)時間がかかり、
メディアに書き込むときに(倍速ドライブじゃないから)時間がかかる、ということです。
まぁ、そういうところでディスク何枚組なゲームを買ったわけですが(=1枚1分は書き込みにかかるわけです)。
個人的には、先駆者だと思っています。
時代先取りしすぎたシャープさんみたいなイメージもありますが、限られた環境でよく頑張りました。
黒じゃないと思いますよ、役目をきっちり終えただけです。
Re: (スコア:0)
出始めの頃の印象では、メディアとコピーのマニュアルだけの販売にしては、パッケージ版の実勢価格に比べて安くないし、無数に発売されていたパソコンソフトの網羅性もないという感じで、メリットがまったくわかりませんでした。
店内に置いてある自動販売機というのも意味がよくわからなかった。
一番の敵は、よりユーザのニーズに合致していた違法ソフトレンタル店だったと思いますが・・・
Re: (スコア:0)
メリットは近くのちょっとした電気屋でソフトが買えたということにつきるよ。インターネットもない時代、ソフトを買うときには、気合い入れて秋葉原に遠征してたもの。
Re: (スコア:0)
出た当初の印象(80年代後半)と、90年代からの全盛期の印象は、PCソフトや雑誌周りの環境の変化で、だいぶ変わったと思う。
80年代は、雑誌にソースが載っていて打ち込みとかをする時代だったけど、90年代はディスクマガジン上に雑誌社製やユーザー投稿ソフト、零細ソフトハウスのサンプルが提供されるようになって、雑誌自体が大きく変わっていた時代だった。
TAKERUは、ブラザーという企業の商売としては成功しなかったような話が聞こえてくるけれど、ユーザー側から見ると、90年代に国産PCが廃れていく中で、パッケージにするほどでもないソフトの流通路としての価値を認識されていたと思う。
Re: (スコア:0)
フリーソフトウェア集みたいなのがそこそこ高くない値段で販売されててそれなりにシェアがあったのが、ベクターのPACK2000にまるっと持ってかれてしまったのも大きかったのかな。
Re: (スコア:0)
頑張りすぎて開発機では文字通り「飛んだ」こともあったそうだ(苦笑)。
#フロッピーじゃなくてフリスビーになってるやんけ@@;
排出したフロッピーディスクがスタッフの頭を直撃したエピソードがあったような。
Re: (スコア:0)
ここにあった。なつかしい。
https://archive.org/details/TakeruPressWorld/mode/2up [archive.org]
Re: (スコア:0)
個人的には、先駆者だと思っています。
時代先取りしすぎたシャープさんみたいなイメージもありますが、限られた環境でよく頑張りました。
黒じゃないと思いますよ、役目をきっちり終えただけです。
継承後に黒字なら会社の美談ってことに異論はないですが
それは会社としての視点であってプロジェクトとしての視点ではないですね
プロジェクトの黒歴史ってのは単純に黒字終了できなかったものでしょう
技術を引き継いだ次のプロジェクトで黒字を出しても
前のプロジェクトが黒歴史なことに変わりはありません。
技術を引き継いでいるなら
前のプロジェクトの負債を帳消しにしてなお黒字にできないようなら
次のそのプロジェクトもまた黒歴史になってしまう
なので会社として意義ある美談と誇れる黒歴史にできたって感じでしょう
# 黒歴史とは赤いのですよ
Re: (スコア:0)
TAKERUから通信カラオケへという流れは、ここでも語られてますね。
「社長が訊く」『Wii U』 Nintendo×JOYSOUND Wii カラオケ U 篇 [nintendo.co.jp]