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試験管コンピュータ」記事へのコメント

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    by cloudy (1160) on 2001年12月04日 0時36分 (#43464)
    RSA 暗号で有名なLeonard Adelman [usc.edu]が、1994年にすでにNP完全問題(ハミルトン閉路)をDNAコンピュータで解いてるんだけど、このワイツマン研究所のは何が新しいの? Hotwiredの記事ではそこがよくわからん。

    Adelman って、上のサイトにある論文リストみるとかなり行っちゃってますね。いい意味での Mad Scientist って感じ。フェルマーの最終定理の証明(一部)もやってるし(まあこれは同じ数論ということで納得できるけど)。Mad Scientist at Work の写真とかもある(笑)

    日本でも、萩谷昌己センセ [u-tokyo.ac.jp]などが分子計算(DNA計算)をやってるようです。

    量子計算機とどっちが先に実用になるかですが、今のところDNA計算機が一歩リードという気がします。

    • by mich (6859) on 2001年12月04日 2時07分 (#43486)
      DNAを切断する酵素はよく知られたものです。
      私が思うに、新しい「技術」は恐らく一切無いでしょう。
      既存の技術を使ったレゴ遊びみたいなものです。

      ただ、発想が斬新だったと。
      とはいえ、私にはそれほど奇抜とも思えません。

      量子コンピューターについてですが、そちらはまだまだ先になる見通しらしいです。
      確か2020年ぐらいでまともに動かせるようになる予定だったような・・・うろ覚えですみません。
      そのころにはムーアの法則はどうなってるんでしょうね。
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    • ワイツマン研究所のアナウンスメントを読むと、どうも、ユニバーサルな分子コンピュータとして成立させた所が味噌ではないかと思います。これでパテントも取っています。エーデルマンはあくまでも実験的に解いただけだし。つまりチューリングマシンとして使うことを実証したわけです。

      DNAコンピュータの計算モデルである Watoson-Crick Automata (Watosonと CrickはDNAの2重螺旋構造をみつけた人)は要は2つのテープを持ったチューリングマシンを使うわけですから意外とDNAコンピュータ用 コンパイラを作るのは、色々な新しい技法を開発できて、面白いテーマかも。これは簡単に思いつきそうなので、やるなら早い者勝ちだと思う。

      --
      すずきひろのぶ
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    • by Anonymous Coward
      同じことを思って、ざっとアブストラクトを見てみたけど、
      プログラマブルなところが新しいんでしょうねえ。

      たかだか2状態2記号の有限オートマトンを「プログラム」と
      呼ぶかどうか微妙なところだけど、使うDNAのセットさえ変えれば、
      違う問題も同じ操作で解ける、というところがミソなのではないかと。
      • by taz3 (5225) on 2001年12月04日 15時38分 (#43650) 日記

        ざっくりと全文読みました.その感じだと,

        プログラマブルなところが新しいんでしょうねえ
        ですね.

        1. 状態遷移を表す(論文の図では,最長でも 40塩基ぐらい)DNA シーケンスと
        2. 酵素(「切り」と「貼り」の)二種類
        3. 計算対象となるDNA シーケンス
        の三つを,放り込んでやると 1. の状態遷移にしたがって三つ目の DNA シーケンスがぐりぐり変わっていくということですね.

        状態遷移表を任意に設定できるというところが売りなのでしょう.以前の巡回セールスマン問題は 任意と言うわけではなかったですし, オートマトンと言うわけでもないです.

        オートマトンが実現できたと言うことと,計算機を つくるというところのギャップはよく分からない(私は生物屋) ですが,中々面白く読めました.

        --
        Koichi
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